過去の桐井戸端BBS (桐談義・その他)
614 桐V5をLAN化するのにアクセスか桐V7か? みみず 1998/11/25-09:35
こんにちは。
このたび、桐Ver5のデータベースをネットワーク化し、各クライアントからデータを収集、回覧、修正できるデータベースにしたいと思っています。
ですが、なにせファイル排他なもので、前途多難でして、このさい、ネットワーク対応した新たなデータベースを検討中なのですが、これまで調べてきて以下のモノに絞り込めました。
(現在はほとんどがDOSのPCがメインです)

アクセス97
桐Ver7
DBマジック(V5のDOS版)
桐Ver5で無理矢理の疑似排他制御

以上の4つに、思案の末、絞り込んだのですが、

桐のVer7が、なかなか本格的なものになってきたので、移行をするか、アクセスを覚えるか、DBマジックを使うか。

ちなみに作成者は私一人で、できれば簡単に作れるものがいいのですが。
業務上で一回きりの帳票の印刷など、単発の要求が結構きますので、簡単に作れて、かつ本格的なものがいいと考えています。
617 Re: ikjun 1998/11/25-11:32
記事番号614へのコメント
>アクセス97

 絶対にお勧めできません。理由はNo616に書いた通りです。というよりこういう人のためにNo616を書いたようなものです。
特に今回のような目的の場合、排他制御の問題は致命的ですね。また覚えるのも大変です。その辺のことはNo587に書いてあります。

以下はNO616の続きです。
「アクセスは中級者向け?」
 初心者向けにも本格的な開発用にも問題のあるAccessを使うのがもっとも適したユーザーというのは考えがたい。
桐のように日本人にわかりやすいデータベースというようなはっきりしたコンセプトがなく、どちらに転んでも中途半端な感じは否めない。

 じゃあ、中級者にピッタリかというと、中級者とは初心者が上級者になる途中の存在であろうから、初心者向けでも上級者向けでもないデータベースというのはあまり必要性がないような気がする。

 あえていえば、ExcelなどでVBAをかなり使えるようになったユーザーが、Excelでは扱えきれないほど、大量のデータを扱うために移行するためのデータベースであろうか?

 仮にそうであっても、日本人なら桐に移行するほうが効率はいいであろう。
Accessが本格的なLAN、WAN時代に生き残ろうとするなら大幅なバージョンアップはかかせないであろう。


>桐Ver7

 まあ、一番無難でしょう。わたしなら迷わずこれですね!移行作業は結構大変でしょうが、他に比べたら・・・・・

>DBマジック(V5のDOS版)

 これはもしかしたら、お勧めかもしれない?以前V4を主に使っていたことがあります。確かに桐並かそれ以上に簡単にプログラムを作成できるし、排他制御もいとも簡単。

 でも桐よりかなり高くつきますよ。開発版は60万円しますし、コピープロテクトもハスプでしっかりかかっています。
しかも実行用のプログラムがPC一台ごとに6万円するはずです。
これもしっかりプロテクトつきです。

 価格はもうだいぶ前の話ですので、変わっているかもしれません。

ちなみにDBmagicを使わなくなったのは、V4がメモリの関係(?)で非常に不安定だったためです。
ハングアップするし、ファイルはすぐに壊れるし。
V5で安定したのかもしれませんが、すっかりイヤになってバージョンアップする気がしなかった!
(バージョンアップ料も高かった。)

 この不安定さと価格の高さがなければ、開発効率という面ではかなりいいソフトなのですが!

 あとプロテクトのハスプも開発には結構障害になりますよ。
自宅に仕事を持って帰ろうとすると、ハスプをいちいちはずさなければならないし、LANで開発するにしても、開発用の機械を固定しなければならない。

>桐Ver5で無理矢理の疑似排他制御

 これはいったいどうやってやるのですか?逆に教えてほしいです。
これができるなら、一番てっとりばやいと思うのですが?

>以上の4つに、思案の末、絞り込んだのですが、
>桐のVer7が、なかなか本格的なものになってきたので、移行をするか、
>アクセスを覚えるか、DBマジックを使うか。

 アクセスにするにも、DBmagicにするにも今までの考え方を全く捨て去る必要があります。
開発期間がたっぷりあるならいいのですが・・・・

>ちなみに作成者は私一人で、できれば簡単に作れるものがいいのですが。
>業務上で一回きりの帳票の印刷など、単発の要求が結構きますので、簡単
>に作れて、かつ本格的なものがいいと考えています。

 そんな都合のいいものはあったら私がほしいところですが、桐Ver7が比較的近いような気がします。
それと Dosでは帳票の自由度が少ないので、印刷でいろんな要求がくるならDos版のソフトはお勧めできませんね!

 やっぱり、どう考えても・・・・・・・・・
621 Re: アックン 1998/11/25-12:22
記事番号617へのコメント
> やっぱり、どう考えても・・・・・・・・・

 桐V8でしょう。(笑
624 Re: MIT 1998/11/25-14:42
記事番号614へのコメント
>桐のVer7が、なかなか本格的なものになってきたので、移行をするか、
>アクセスを覚えるか、DBマジックを使うか。

桐Ver7について
桐V7のレコードロックはおそらく貴殿の期待通り機能します。
ただし、以前ikjunさんにコメントした事なのですが、レコードロックが出来る状態で表を開いた場合、
具体的には共有更新で表を開いた時ですが、桐V5で言う検索や選択が高速に動作しません。
桐V7では共有時に整列(並べ替え)が機能しないためです。
共有で更新したい表が数万件あるなら表を分けるなどの工夫が必要かも知れません。
印刷帳票(レポート)では一覧表形式や伝票形式で作成する時にその概念が私にはエクセルなどの表計算ソフトのように思えましたが、慣れると簡単に作れます。
表形式編集画面より作成する一覧表は設定が桐V5よりやや面倒な感じですが、桐V5の知識の範囲でほとんど出来そうです。
私も一人で作成していますが、桐V7は当然の事ながら桐V5までのノウハウのかなりの部分が生かせると思います。

アクセスについて
桐のように表を直に操作する感覚ではないので、もし貴殿が桐V5のそういった操作感を「よしっ」とお考えならアクセスは選択しない方が良いかもしれません。
また、私の個人的感想としてM社はユーザーの学習意欲をあまり重視していないように思います。

私の提言?
DBマジックは使ったことが無いので知りませんが、V2時代のコマンドがV7でも動いたり、
サポートに連絡すると無償で問題解決まで付き合ってくれる桐とその開発販売メーカーが私は好きです。
桐V5での疑似的な排他制御は私も色々試みてみました。
こんなことを試させる気にさせるところが桐の良いところでしょうか... MIT
625 Re: みみず 1998/11/25-15:54
記事番号614へのコメント

こんにちは。レスありがとうございます。
アクセスはどうも評判が悪いようですね。
簡単な表を作成した程度ならあるのですが、桐に比べて取っつきにくいと感じました。
桐も、なんだかんだ言われても、結局使いやすいという事でしょうか?
ハードを8台くらいNetWareでつなげたのですが、ハードがほとんどDOSなので、桐7などのWindowsにする場合、ハードを買い換えなければなりません。
なるべくお金を掛けないで実現したいと思っています。
では、なぜDBマジックなのかと言いますと、実は現在の桐Ver5のシステムをDBマジックでLANで実現すべく、ある担当者がずーとやっていたのですが、その担当者の突然の退職と、理由は不明ですが、開発の断念となってしまい、結局未だに桐5のシステムのままと言うわけです。
で、桐の方を担当していた私に、おはちが回ってきたと言うわけです。
DBマジックもさわってみましたが、性能はいいようなのですが、どうしても慣れないせいか、よく理解できません。
不安定というものよく耳にします。
桐の用に、表を直接操作できないのも、いまいち使いにくいものがあります。
一番安上がりな、桐5のレコード疑似排他処理(作業ファイルに書き出して、修正後マスタを更新)など、いろいろ考えたのですが、やはり難しいものがあります。
そうなると、消去法で桐7が無難でしょうかね。
桐5が「レコード排他」&「結合表の元への反映」が出来てくれれば一番いいんですが。
627 Re: 幅田 1998/11/25-22:20
記事番号617へのコメント
>桐Ver5で無理矢理の疑似排他制御
>これはいったいどうやってやるのですか?逆に教えてほしいです。これ
>ができるなら、一番てっとりばやいと思うのですが?

私は一応やってますけどあんまりてっとりばやくありません。
ノウハウのページにヒントは紹介してあります。
もともとオーム社から出ている和田公人著「プロフェッショナルのための桐一括処理」からヒントを得ました。
ただし、常に第3者からのアクセスの可能性を頭に置きながら一括処理を組まなくてはいけないので、大変めんどうです。

2年くらい前に作ったのですが、あの時はレコードロックの桐がなかったので、無理矢理作りましたが、桐7が出ている今となってはとてもあんなことする気が起きません。
630 Re: ikjun 1998/11/26-00:31
記事番号625へのコメント
>ハードを8台くらいNetWareでつなげたのですが、ハードがほとんどDOSなので、
>桐7などのWindowsにする場合、ハードを買い換えなければなりません。
>なるべくお金を掛けないで実現したいと思っています。では、なぜDBマジック
>なのかと言いますと、実は現在の桐Ver5のシステムをDBマジックでLANで実現
>すべく、ある担当者がずーとやっていたのですが、その担当者の突然の退職と、
>理由は不明ですが、開発の断念となってしまい、結局未だに桐5のシステムの
>ままと言うわけです。で、桐の方を担当していた私に、おはちが回ってきたと
>言うわけです。
>DBマジックもさわってみましたが、性能はいいようなのですが、どうしても慣
>れないせいか、よく理解できません。不安定というものよく耳にします。
>桐の用に、表を直接操作できないのも、いまいち使いにくいものがあります。

この状態だと、ハードを買い換えられないなら、dbMAGICしかないですね。
すすめはしないですが、どうしてもdbMAGICを使わざるえないのなら、コンベンショナルメモリを出来るだけ確保して下さい。
おそらく不安定の原因はMSDOSが日本語化する時点で、メモリを圧迫しているからだと考えられます。
マシンにもよりますが、MEMMAKERやそれに類するソフト(QEMMだったかな?)を使って、出来るだけコンベンショナルメモリを確保(うまくいけば600KB近く確保できる。)した上で開発、運用するほうがいいでしょう。(かなり難しいですよ?)
 V4ではこの方法である程度安定化しました。
基本的にV5でも同じだろうと思います。(桐より安定化するなんてことはないでしょうが、実用上問題がない程度
にはなる?)

 dbMAGICは最初とっつきにくい(かなり特殊な方法でのプログラム)のですが、理解し始めると効率が非常によくなります。

 それでも、dbMAGICを今ひとつ勧める気になれないのは、開発に手詰まりした場合に情報が限られているという面です。
ここのように相談できる相手が集まっている場所があればいいのですが、あまり期待できないような気がします。
質問すれば1日で解決できる問題が、1ヶ月かかっても解決できないということになります。

 わたしが、Accessから桐に移るつもりになったのは、いざとなればここで聞くことができるという面が大きいです。
Accessの最大の利点は情報が多いということです。
Accessの会議室で相談すれば、なんらかの回答が返ってくることが多いですし、返事が返ってこないということ自体が貴重な情報になります。(大勢の人が見ているはずなのに、だれも返答しないのならなにか理由があるはず。)

 この桐井戸端BBSがなければ、文句いいながらもAccessを使っていたはずです。
あらためて、管理人の幅田さんにお礼申し上げます。

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