過去の桐井戸端BBS (桐談義・その他)
2533 MS物にしようか桐にしようか悩んでます 黒砂糖 1999/8/27-23:00
みなさん 初めまして

私は当時の職場で桐の第1作を使用した事がある者です。
といっても簡単な表計算を作成、帳票作成くらいでしたが、、
会社としては社員がバリバリのシステムを構築しておりました。

今、エクセルとアクセスが手元にあり
本など購入し、勉強していますが
なんか、、、納得いかないんです。

なんでここでこれが出来ないんだ!って思うことしきりなんです、、

、、で みなさん!ど〜なんでしょう?

今の桐はエピソード1と比べて
かなり使いやすいのですか?

このままMS物を勉強しようか、それとも
桐にしようか、悩んでおります。
2537 Re: 隠伯人 浦島 1999/8/29-14:37
記事番号2533へのコメント
はじめまして黒砂糖さん
多分、ゴルフ焼けしてまっくろで大自然派で
部下にもやさしいお人なんでしょうね(^.^)

結論として
目的にもよりますが「桐」にすべきだと思います。
このテーマは、桐井戸端BBSには、そぐわないと思いますので
よろず掲示板の方で、続きを書くことにします。
よろしければ、移動して覗いて下さい。

隠伯人 浦島
2542 Re: 幅田 1999/8/29-20:58
記事番号2537へのコメント
隠伯人 浦島さん、こんばんは。

>このテーマは、桐井戸端BBSには、そぐわないと思いますので
>よろず掲示板の方で、続きを書くことにします。

あのー。
管理者の意向としてはなるべく「よろず掲示板」では桐以外のことを
扱って欲しいと思っております。
このテーマはこちらの掲示板でも全然問題ありません。
過去の桐井戸端BBSの「桐談義・その他」にもあるように、
桐かAccessかという論議は過去にも何度かなされていますので。
で、誠に勝手ではありますが、隠伯人 浦島さんの書き込みをこちら
のほうに移しましたのでご了承ください。

以下、隠伯人 浦島さんの文章

タイトル「黒砂糖さんも迷うデータベースとしての選択肢、桐かアクセスか」

独断と偏見で書きますので、小異は切り捨て揚げ足取りはご勘弁を!
「桐」をお薦めする理由のひとつとして、
まず、日本人が作っているデータベースである事をあげたいと思います。
誇大広告による大量販売と欺瞞による高収益、果てしなく続くものなので
しょうか?
もう、いい加減に止めてほしいと願っています。

根源に文化の差を感じます。つまり物量の文化か、
日本の俳句で代表される凝縮化の文化ですね。
「桐」は、dosの世界では完成度の高い唯一のデータベース「桐ver5」を根源とし
桐ver8において、一旦完成したものとみて、後は熟成を待つ段階に入ったと考えます。
アクセスは、Ver2.0において一旦完成を見たとすべきでしょうし
期待に反して、アクセスVer1.0は、はっきりいって使い物にはならなかった。
そして今アクセスは2000に続く、この熟成の経緯が問題だと考えます。
確かに、IBM・NEC の寡占状態から、庶民にパソコンの門戸を開放した
MicroSoftの、偉大な功績は認めざるを得ませんが、
今や訳の分からぬ肥大化と膨張の世界に入ってしまった。

桐の成長過程において大きな問題はあつたでしょうか?
完成度の高い「桐ver5」の互換性を保ちながら開発するのに、何年要したか、
確かに腹立だしいほど、長年を費やしました。
しかし、ユーザーの希望する互換性とデータの継承については確保されました
この姿勢こそが日本的だと私は考えますし評価したいと考えます。
はたや、アクセスは、どうだったでしょうか?

同名称のまったく違ったソフトを提供してきたとは言えないでしょうか
たしかに互換性とデータの継承は確保された。
しかしそれを成就するのに、どれだけの労苦の代償を要求されたかですね。
OSのバージョンアップとリンクしている点もあったのでしょうが
凝視してみると
Windows3.1の改良修正が続いてやっと完成したかと思えば
同時期にWindows95を発売する。
Windows95が、やっと安定したかと思えば、同時期にWindows98を発売する。
ACCESS95の改良修正が続いて、どうやら問題点がなくなったかと思えば
同時期にACCESS97を発売する。
この経由は、こりぁバグ隠しの発売を続けてきた事に他ならない。
ユーザーとしては、今度は問題ないやろと淡い期待をもちながら翻弄され
消化不良のまま移行せざるを得ない。
そして互換性を謳い上げ、Microsoft Office 2000 の発売!
MicroSoftも、正常になりつつあると解釈すべきなのかもしれません。
この期間は、管理工学が、桐Ver8を世に出すのに費やした長い年月に
紛れもなく符合する。
熟してから発売するのが良心とすれば、良心は闘争の中に埋没する訳だ。

苦渋の中で、期待を膨らませACCESSを選択し、アプリケーションの開発に生計
をかけた人達、じっと耐えて桐Ver8を待った人達、さまざまでしょうが
私の場合は、模索しながらも、待てなかった。
今は、ACCESSの特性を生かしたものについてはサポートを続けざるを得ないし、
熟成に対応しながら「桐」に回帰するのが、自然といえるのかもしれません。
少なくとも、エンジンを活用する権利は、私どもにあるわけですから
その限定された範囲の中で、精一杯、良心をこめた作品の開発を続けたい。
まだ、私も、尻が青く、甘いのかもしれません。

                         隠伯人 浦島
2543 Re: ぼた 1999/8/29-21:36
記事番号2542へのコメント
オフラインで書いている間に幅田さんの投稿があったようなので、内容が
ずれているかもしれませんが、とりあえずポストします。あとで読んで、
なにかあれば再度ポストします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
よろず、にレスポンスしようかと思ったのですが、あちらのアットホームな雰囲気を
壊すのではないかと気が引けてしまい、こちらにレスポンスしました。

正直、僕も悩んでいます。「これから、桐なのかACCESSなのか」。
自分が桐V1からのユーザーだけに、桐に対する愛着と信頼ははかりしれません。
だから個人のものはこれからも桐で管理するつもりです。
ただ会社のものとなると話は別です。新規導入されるハードには必ずMS-OFFICE
がインストールされており、使用権の購入コストを考えれば明らかにACCESSに
すべき状況なのです。つまり現状で言えばソフトの能力の優劣以前に、コスト面で
すでにACCESSにアドバンテージがあるので悩んでいます。

桐とACCESSでどちらが優れているかの議論は、アプリを見る角度によって違う
ので、答えは出ないでしょうが、個人的には

「桐=VAR業者が入れられない小規模事業者or個人向けとして機能を発揮する」

「ACCESS=VAR業者もしくは社内エキスパートに責任を持ってVBA、フォーム
 そのほかを開発させて使うことで機能を発揮する」

ものだと考えます。インストールしてすぐ使える桐の会話編集の便利さは、各種
お膳立てを必要とするACCESSにはあと3年は負けないと思います。
僕は、ACCESSは一般ユーザー向けRDBとしてよりも、VAR業者もしくはエキス
パート向けのRDBエンジン&言語だと思っています。

ACCESSでちゃんとしたフォーム、レポート、クエリー(そういえばいつからクエリに
なったのだろう?)が作れないRDB初心者でも、桐ならだましだまし使えます。
で、いつのまにか選択(絞り込み)を覚え、整列(並び替え)を覚え、一覧表を覚え
・・・・。段階が追いやすい、敷居の低さが魅力なんだと思います。

実はリレーショナルなんて偉そうな単語があるけれど、多くの個人ユーザーは
入力、訂正、選択、整列、一覧表。これで用足りているのでは? ならばACCESS
でもそんなに大変じゃないかもしれないけれど、ACCESSは入力作業に優しく
ない。1行削除したあと(ウィンドウで削除勧告にYを入れたあと)、やっぱり復活
させたい、とか、入力を1手ずつ「元に戻す(桐での名称)」ことができなかったり。

ほかのtreeでも書きましたが、個人的にはNTよりNWが好き、ACCESSよりも
桐が好き、でもワープロはWORDだし、EXCELはそれこそ桐よりも多用してる。
入力はMS-IMEではなくATOK(IME2000はまあまあ)、ブラウザはNNではなくIE。
要は使いやすいと自分が思ったものを使ってます。だから、ACCESSじゃなくて
桐。10年以上使っているアドバンテージを差し引いたとしても、ACCESSは大量
入力と非定型な集計業務を中心とする人に向いていない。時間に追われる入力
の場合、全面キーボート操作でないとやっていけない。マウスオペレーションは
論外。強いて言えばaltキーとの複合操作。

そんな気持ちで桐を選んでいるんだけど、本当にACCESSではないのか、その
へんに最近悩んでいます。できれば、桐とACCESSをそこそこ両方使いこなして
いる人の意見が聞ければいいな、と思っています。
2551 Re: 隠伯人 浦島 1999/8/30-19:00
記事番号2543へのコメント
中略
>よろず、にレスポンスしようかと思ったのですが、あちらのアットホームな雰囲気を
>壊すのではないかと気が引けてしまい、こちらにレスポンスしました。

こちらの方が良かったんですね
幅田さん、わざわざ転載申し訳ありませんでした。

ぼたさんはじめまして
ぼたさんの考えに、同感です。

Accessを使わなければならない必然性など全くありません。
ただ格好つけるというか、変な優越感に浸れるきらいはありますね。
仰々しく長々と命令文を書き上げて、実際の処理は対したことないのに(~_~;)
プロシージャ開いた時に、目に飛び込んでくる意味不明の英数字の羅列が
凄いプログラムなんだなんて、思わせているだけでしょうね。
ver業者に儲けさせてあげようとか、社員に高給はらって凄いことやってるんだと
自己満足しているって事ことかな。
みんなACCESS使っているみたいだから、うちもACCESS使おうかの程度でしょう。

全て「桐」で処理できますと言っても過言ではないと思いますよ。
ただ画像処理において、はっきりいって「桐」は弱い。
コストの問題ですが、トータルコストは「桐」の方が安いと思います。
今日入ってきたサポート依頼の電話によると
Microsoft Office 2000を、セットアップしたら
VB4で書いたプログラムが死んでしまった!でした。
VB4もAccessも同じ会社のソフトですよね。バージョンアップする度に、これなんですよ。
普通のユーザーなら、バージョンアップして追加された機能を使いたいと思って当然ですし
互換性は、確保されているって解釈して手を染めますよね。
Accessやってて、またか!うんざりってのが実感なんです。
今回は、バックアップ取ってあったのでAccess97を再セットアップさせて事無きを得ましたが
Access95からAccess97の時は、大変でした。
MDBの囲いの中で動作しているので、ユーザーも戸惑いますし
まぁトラブルが多い分、やり様によっては、収入につながる程度の事だと思います。

でわ又ぶらっと書きます。
隠伯人 浦島

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