過去の桐井戸端BBS (桐談義・その他)
4073 InterBase 6 オープンソース化 Ogo 2000/1/4-23:24
http://www.linuxjapan.com/ljexpress/top.html より

>米Inprise社は、3日、同社のリレーショナルデータベース管理システム
>(RDBMS)の次期バージョンとなる「InterBase 6」をオープンソース化
>する計画を発表した。同社によると、今回オープンソース化されるのは
>Linux版だけにとどまらず、Windows NTやSolarisといった商用プラット
>フォーム向けのInterBase 6 も対象となっている。

桐は、管理工学研究所は、確固とした将来展望があるのでしょうか。

ネットワークDBのクライアントとしては中途半端なままで MS-Windows
専用のパーソナルデータベースとして終わってしまうのでしょうか。

4076 Re:InterBase 6 オープンソース化 hidetake 2000/1/5-12:38
記事番号4073へのコメント
凄い Inprise !!!
InterBase と言えば、湾岸戦争では戦車に載せて使われていたとか、
NetWare 用はフロッピー1枚でインストールでき、凄い機能を持って
いたとか、なかなかのものですよね。

4.0 であればサポートは無いものの、フリーで使えたり、私の Linux
でも動いています。
しかし桐との連携で、桐が正しく取り扱えない項目長があったり、桐
の外部接続が全く使い物にならないと言う結論に達したため、その後
全く使ってはいません。 (^_^;

しかし、私の関わっている今使われている Access のシステムも6年
目に入り、来年は作り直す必要もあるため、今年はどのような形態に
するか決める必要もあります。
Oracle + Java + ブラウザと言う、最新の技術が必要なシステムでも
なく、また負荷もたかが知れており Client も 20程度なのでファイル
共有でも構わないのですが、遠隔地があるのでどうしようか?と悩む
ところです... 機能的には InterBase 4.0 でも充分なのだけれど...

まぁ〜フロントエンドは Access ですがね... (^_^;
しかし、来年ぐらいは Access で良くても、その後5年間ず〜っと
実用に耐えるかなんていうのは非常に難しい時代ですね。

Ogo さんは Linux とか、バックエンドDBとか進んでいますか?


4080 Re:InterBase 6 オープンソース化 Ogo 2000/1/5-18:24
記事番号4076へのコメント
>Ogo さんは Linux とか、バックエンドDBとか進んでいますか?

それが、時間がとれなくて進んでないんですよ。 (T_T)
インストールに関しては各種ディストリビューションでやってみましたし、
NEC-9801 FA (486SX-16MHz) や NEC-9821 Nd ( Note-DX-75MHz )なんかで
も充分稼働できることまでは確認しているんですけどね。

個人ユーザーだと、「常時サーバー稼働」の負担が以外と大きくて、また
クライアント OS の問題もあってなかなか本格的運用まで至らないという
のが情けない実情です(年末に hidetake さんがニフティで公開した内容
には興奮しましたが、追試をする時間さえ取れない (T_T) 大晦日も3ケ
日もズーッと仕事でしたし)。

クライアントというか、デスクトップ OS としては、キラーアプリが存在
しないしねぇ(私にとっては)。Linux 版 桐5 が欲しいんだが( GUI
アプリが欲しいとは思わない)。実際のところ、今でもキラーアプリは、
DOS 桐 と DOS JG (簡易 DTP/ワープロ)なんですよ、私に取っては。

環境構築上ではコンソール上のファイラーとエディターがツライ。
今まで DOS でどれほど使い易い環境を構築できていたか再認識できたり
しています(私、 FD には全然満足できないし)。

>まぁ〜フロントエンドは Access ですがね... (^_^;

そう、「フロントエンド」なんですよね。 Windows DB なんて。
桐 Win は「フロントエンド」には利用し辛いでしょうから……
プラットフォームが原因で、「スタンドアローン/シングルタスク」故
に可能だった多くのメリットを殺されている(更に、信頼性・安定性が
確保できない)状況に思えるのが不憫でならない。 > 桐 Win

でも、ライセンス不用の Linux が増えれば、一時話題になった3層構造
のDBシステムで、フロントエンドを WWW ブラウザに任せるような未来
が最も汎用性/実用性があるような気がする……

あ〜、MS-Windows なんかにいつまでも尽き合っていたくない。

>凄い Inprise !!!

ここしばらく Inprise の戦略は「プラットフォーム (OS) 縦断」で一貫
していましたしねぇ。

オープンソース化ということは、信頼性その他をユーザーが独自に検証/
強化できるということでしょうから、Linux という OS ごと最適化された
DBシステムをベンダーが提供できるという話ですね。
ライセンス次第ではオラクルを凌駕しかねない。

私、桐の一括処理のスクリプト処理系を Perl みたいにインタープリンター
として汎用的なものとして開発/公開してくれればいいのになぁなんて
夢想してたりします。 (^^)


4086 Re:InterBase 6 オープンソース化 hidetake 2000/1/5-22:42
記事番号4080へのコメント
しかし、Ogo さんはよく頑張っていますね。私は TurboLinux だけで、
古いもの(今も TLJ Server 1.0)をそのままです。Samba の 2.0 とか
の新しいものはどうですか? 少しは DOS Client でも使いやすくなり
ました?

さて、桐については私はあまり期待はしていないのですが、無くなると
困ってはしまいます。今の K3 だけでは宛てにはできないので、桐だ!
DBPro!だと言っていないで、日本の DB として、ここいらでもう一回
手を組んで、確固たる日本の DB を確立してもらいたいとは思います。
そうでないと、お互いに共倒れになりそうで...

それに引き替え Inprise の方は DB 屋さんとしては Oracle に対抗する
なんて、今となってはどうしようも無いと思いますが、開発系としては
Oracle の Java 開発環境 JDeveloper も JBuilder そのままで、Java
の関係では DB と連携して伸びていくのでしょうね...

また、Oracle に世界1を奪われた IBM は、その巻き返しにどのような
手を打ってくるのでしょうね? CD の無料配布にメール攻勢も Oracle
よりも必死!

いずれも私の環境とは世界が違いすぎますが... (^_^;

まぁ〜、お互いにボチボチ頑張りましょう!


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