過去の桐井戸端BBS (桐談義・その他) |
8793 | 商品コードの振り方を教えてください | 藤野 | 2000/11/30-21:38 |
PC導入にともない、商品コードを振ることになり、あれこれやってみましたが、なかなかうまくいきません。 皆さんどんな方法でコードを振っているのでしょうか?、ご教授お願いします。 過去のBBSもみてみましたが、もうすこし教えていただきたく書き込みしました。 例えば糸があります、メーカー名、品名、規格は太さ、色、縒り方、長さなどが出てきます、 太さは20種類 色は10種類、縒り方は3種類、長さは10種類ぐらいのものがあります。 下記の2種類のように考えてみましたが (A) 分類 商品名 規格1 規格2 規格3 規格 このように細切れに区切る。 800 03 02 10 03 04 (B)そのまま読みを頭にもって来る方法。 800 CZ24130 このようにしてみましたが、色々考えていると頭の中でぐちゃぐちゃになってしまいます。 書いては消し。消しては書くの日々です。 にわかにこの仕事が回ってきたので混乱しております。 説明不足のところがあると思いますが、宜しくお願いします。 | |||
8794 | 商品コードの持ち方 | 佐田 守弘 | 2000/11/30-22:19 |
記事番号8793へのコメント 藤野さん コード番号のつけかたについては、概ね2通りの方法があります。 ●分類を考慮して分類の中で連番号を付ける方法 一般的に商品コードを付けようとすると、まずこの方法を考えようとします。 考え方としては、最も常識的な方法です。 当たり前の方法であり、当たり前の考え方なのですが、簡単でいて考えて行くと難しい事に気がつくと思います。 そして、この方法はかなりの確率で、いつの日にか破たんする事が多いと思います。 なぜかと言うと、商品の分類体系が固定的ではないからです。 もし、 「ウチは商品コード体系は昔から変わらないよ。昔から同じ品物しか売っていないから」 というお店があったとしたら、表彰ものですね。 この変化の激しい時代に、顧客ニーズを考えずに売り続けられたら、本当に立派です。 簡単な例を挙げてみましょう。 「浅漬けの素」を青果売り場で売ったら売れ行きが上がった。 さて、浅漬けの素は従来通り調味料で分類するのか、青果で分類すべきか。 これだけでも難しい問題です。 ●分類を考えずに単純に連番号を振る この考えを聞くとまず最初に 「そんなバカな方法があるか。非常識過ぎる!」 と思うでしょうね。 では、 「どこが非常識で、どこに不都合がありますか?」 を徹底的に詰めて行くと、その不都合を答えられる人はまずいないと思います。 なぜならこの方法で決定的な不都合がないからなのです。 実は、コードに分類を付ける必要は始めからないのです。 コードに必要な事は、ユニークな値(他と重複しない値)である事だけです。 その値が何であるか、元来は人に見せる必要さえないのです。 そして、無味乾燥な番号であっても、隣に分類や商品名を表示できるから構わない。 それがデータベースの機能です。 データベースのデータベースたる機能が分かって来ると、おのずとこの方法が理想的な方法である事に気がつくと思います。 佐田守弘(KS-00119) | |||
8797 | Re:商品コードの持ち方 | 悲しげ | 2000/11/30-23:18 |
記事番号8794へのコメント 私の乏しい経験から云っても、分類を考慮したコードは、早晩破綻しました。(^^;) よって「●分類を考えずに単純に連番号を振る」方に1票。 ついでに云えば、私の場合、分類はcodeとは別項目として(実に複数項目あり)商品マスターに持たせてます。 | |||
8799 | Re:商品コードの持ち方 | 宮城 | 2000/12/01-01:32 |
記事番号8797へのコメント ついふらふらと誘われる、フェロモンの濃い話題ですね。 汎用機で仕事をしておりまして、基本はコード集でした。 で、パソコンで仕事している職場に移り、まずコード集を作ろうとしました。 「おお、こんなこともしていないのか。無知な者たちよ。」 ベストセラーでしょうと思って作った成果物は今でも誰も知らない日陰の子のまんま。(;_;) 都道府県を考えればいちばんわかりやすいのですが、北海道を 01としたりして順にコードを振っていたとして、 パソコン文化でなにかメリットがあるでしょうか? 今でしたら、誰だって都道府県名のコンボボックスを選ぶでしょう。 まあそれでも内部的に持たせたとして、仮に岡山県が備前県と備中県に分かれてしまったらどうします? また、0から Zまで駆使して 1桁でも 36あれば足ると見込んでいたものに37件目がでてきたとしたら? ということで、コード自身の体系化は断念されたほうが賢明でしょう。 それを構成する項目を吟味することは重要です。 その項目自身の中身は日本語名のみがベストです。桁数を考慮する必要もまったくありません。 ただ、半角・全角、大文字・小文字、スペースの扱い、「ー」と「−」等の区別には留意されるべきですが。 その組み合わせに対して振られるべきコードは連番でなんら差し支えないと思います。 | |||
8800 | Re:商品コードの持ち方 | 宮城 | 2000/12/01-01:50 |
記事番号8799へのコメント 体系化が意味あるやいなや、分類学の専門家からクレームがついたらどうしよ? 言い訳。 宅急便の伝票ナンバーを想像してください。 どれくらいの荷物を同時に取り扱っていることやら。 しかし、あのナンバーで見事に識別して配送状況をインターネットで返してくれます。 これをヘッダで区別せずにやるならば・・・。 宅急便は国内にひとつしか伝票ナンバー発番サーバーを置けません。 まあ、そういう意味はあるかな? | |||
8804 | Re:商品コードの持ち方 | ぷぷり | 2000/12/01-18:37 |
記事番号8800へのコメント こんばんは、商品コードは皆さんの意見と一緒で連番でいいと思います。 | |||
8806 | みなさんありがとうございました | 藤野 | 2000/12/01-21:02 |
記事番号8804へのコメント 皆さん、どうも貴重なアドバイスありがとうございました。 ここ数ヶ月、この問題で悩んだ末の書き込みでした。 使用しているソフト(パッケージソフト)に分類の例題などがあるので、知らないうちに混乱してしまいました。 桐だと融通が利くのになどとソフトに文句をいいつつコードつくりをしていまた。 連番であれば入荷商品ごとに連番を振り商品マスターに登録すればいいのでコードも長くならないですね。 桐で#連番を振って早速実行してみます。 本当に有難うございました |