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10868 | 一括処理をどう勉強したらいいんでしょうか | つぼっち | 2001/04/14-15:44 |
初めまして私は高校教師で、桐使用歴まだ3年の初心者です。 3年前に高校の進路部長になり、前任者から桐Version.5 の調査書(生徒の成績等が書かれたもの)や 受験校等のデーター処理を行う一括処理を引き継ぎました。 当時私は、「一太郎」は不自由なく使え、「ロータス」は関数を使って、自分の成績処理程度はできましたが、 「桐」は全くの素人でした。この3年で会話処理である程度の作業をできるようになりましたが、 一括処理については素人のままです。 そろそろ、WINDOWS版に換えようと思い、一括処理も3年間の間にいろいろ不都合が生まれたので、 書き換える必要が生まれました。 プログラミングには全くの素人なので、山形庫之介氏著「一括処理入門」を購入しましたが、 2度挑戦しましたが難しくて挫折しました。 プログラミング初心者でも桐Ver.8の一括処理をこなせるようになるにはどうしたらいいのでしょうか。 よきアドバイスをいただければ幸いです。 | |||
10870 | Re:一括処理をどう勉強したらいいんでしょうか | 宮城 | 2001/04/14-16:46 |
記事番号10868へのコメント つぼっちさん、こんにちは。 残念ながら、「万能薬」はありませんです。 サンプルを模倣することから始めたらいかがでしょうかとぐらいのことしか言えません。 ただし、具体的にどうやってどこが思ったとおりにならない、 という場合にはここで皆さんのアドバイスを受けることはできます。 そうでない、たとえば「どうやったら東大に入れますか?」 進路指導でどうしますか? そういうお話です。 | |||
10874 | Re:一括処理をどう勉強したらいいんでしょうか | toshi-chan | 2001/04/14-19:13 |
記事番号10868へのコメント つぼっちさん、こんにちは。ご苦労されているようですね。 1.あせらない すでに桐ver5の一括処理があるようですが、「近日中に書き換えたい」とは思わないことです。 基礎から取り組んで、徐々にステップアップしていく必要があります。 2.しばらく履歴を使用する 履歴を使ったことはありますか。 なければ是非使ってみてください。 これはユーザが行った会話処理の内容を、そのまま一括処理コマンドに置き換えて記録する機能です。 次回からは全く同じ操作をボタンを押すだけで再現できます。 次に履歴ファイルを開いてみて、登録した操作がどのようなコマンドに置き換えられているのかを見てみることです。 桐のコマンドはすべて日本語で書かれているので、眺めただけでも何をやっているのかが何となくわかります。 ここが桐と他のソフトとの大きな違いです。 この作業を何回もやってみることをおすすめします。 だんだんと一括処理エディタやコマンドの流れなどに慣れてきます。 登録した履歴は編集ができます。 例えば、「並べ替えを1箇所追加したい」のであれば自分で1行を追加してみることです。 そして動作の検証を行います。 自分が意図したどおりに動けば並べ替えコマンドの書き方が正しかったことになります。 うまく動かなければマニュアルを参照して、並べ替えコマンドの書式を調べることです。 正確に動作するまで何回もトライしてみることです。 その結果、そのコマンドに関する実力が身についてきます。 教科学習においては、教科書を中心に勉強する場合が多いですが、理科では先に実験や観察をして あとから教科書で理論的裏付けをする場合もあります。 履歴や一括処理についてもとりあえず後者の方法でやってみたらどうでしょう。 習うより慣れろです。 とにかく桐を自動で動かすことを体験することです。 (私は理科の教員免許を持っています。(^^)) 3.履歴で登録できない機能を一つずつ覚える 一括処理を書いていると、条件分岐(場合分け)をすることが必要な場合が多くあります。 1年生と2年生とでは処理の内容を変えたい、という場合などです。 これこそがデータベースの得意な分野です。 「ケース」コマンドや「条件」コマンドがこれに該当します。 これらは履歴で直接記録することはできませんが、あとから編集するときに追加することはできます。 4.メニューをつくる システムとして完成させるにはメニューを作るのが必須です。 これは書籍で学んでください。 Windows版に移行するとのことですから「桐ver7.1一括処理入門」でよいと思います。 上記3までの作業を繰り返していれば読んでも理解できるはずです。 5.他人が作ったシステムの修正はむずかしい。 表定義や一括処理の書き方には個人差があります。 また、一つの課題を実現するのに、方法は複数あることもあります。 数学の問題を解くのに別解があるのと同じです。 例えば、在庫管理システムでは「併合」を使うことがありますが、 これは「読み込み」+「行集計」で代用できることもあるのです。 私の職場には、業者さんが作ったシステムがいくつかあります。 Oracle、Accessなどでできています。 知り合いのSEさんは、Accessで作られたシステムを前任者から引き継いだわけですが、 「人の作ったシステムはわかりにくい」と言っています。 ちょっとした修正を頼んでも、クエリーの仕組みを調べるところから始まりますので、 半日はかかってしまいます。 6.個人的なこと 桐を使っていて、壁にあたることもよくありました。 そこであきらめるとそれで終わってしまいます。 あきらめずに何とか解決すると、そこで技量が飛躍的にアップします。 その繰り返しこそが上達への道ですね。 一括処理が思うように動作しないとき、その原因を見つけるのに2時間くらいかかることはよくあります。 また、やりたいことを実現するために、「どの機能をどのように組み合わせたらよいのか」を 考えていてもなかなか思いつかないこともあります。 思いつくまでに一ヶ月かかったこともあります。 しかし、それをクリアしたときの満足感は何とも言えません。 頑張ってくださいネ!!! | |||
10876 | Re:一括処理をどう勉強したらいいんでしょうか | 古林 敬一 | 2001/04/14-19:47 |
記事番号10868へのコメント ウィンドウを開いたり閉じたりするのが難しいのではないですか? 私の場合、桐5から乗り換えるときに時間がかかったのはこの点でした。 データ操作はコマンド名の変更以外は大差ありませんから。 (イベント処理はまた別ですが) 古林 敬一 | |||
10879 | Re:一括処理をどう勉強したらいいんでしょうか | くるみ 井上 | 2001/04/14-23:47 |
記事番号10868へのコメント つぼっちさん今晩は、私もよくこのコーナーでお世話になっております。 桐の一括処理では 山形庫之介氏著「一括処理入門」も私も購入しましたが、笠原由紀子氏著 「桐V5ユーザーのための桐V7 一括処理ガイド」エーアイ出版 という本が私にとっては 特に桐V5から移行させるにはわかりやすかった様な気がします。 すでに桐V5の一括処理があるのでしたら、まずこの本で桐V7 (桐V8でもほとんどだいじょうぶと思います ) へ移行させて、桐V8でとりあえず動かしながら少しずつ変更されたらいかがでしょう。 アドバイスとは言えませんが、私は初心者ながらこの本で割と短期間で移行できましたので、 ご連絡させていただきます。 | |||
10880 | Re:一括処理をどう勉強したらいいんでしょうか | 磯田 | 2001/04/15-01:18 |
記事番号10868へのコメント 桐のガイドブックは現在種類が少ないのが玉にキズ。 それでも桐の人気が衰えないのは桐が優れている証拠ではないでしょうか。 さて一括処理の勉強法ですが、まずは表を開く、閉じるという基本から始めるべきではないでしょうか。 会話処理がある程度できるのであればそのあとはわかりやすいのでは。 そういう意味で結構役に立つのが、笠原著アドプレスの桐ならできるシリーズの第2巻にある 一括処理を書いてみようという章です。 一括処理とは何かから、基本的な作り方の流れを上手に説明されているようです。 一度読んでみてください。 | |||
10884 | Re:一括処理をどう勉強したらいいんでしょうか | 今村 誠 | 2001/04/15-03:45 |
記事番号10868へのコメント こんにちは、学校関係ということでこんなページがありました。 http://www14.freeweb.ne.jp/school/yo-chiba/ たくさん学校関係の一括処理がありました。 たくさんまねすると、すごく短時間で身に付くと思います。 達人の一括処理の中身を見て頑張ってください。 | |||
10888 | Re:一括編のマニュアルが冊子になりましたのでそれを利用されては。 | KH | 2001/04/15-08:45 |
記事番号10868へのコメント つぼっちさん、はじめまして。私もこの分野は素人です。 よきアドバイスかどうか分りませんが参考になれば。 最近、アドプレスから「一括編」と「関数編」のオンラインマニュアルの部分が冊子として出版されました。 「一括編」を購入されて1から読まれては如何でしょう。 今後の事を考えるとその方が良いと思われます。 桐独特の世界ではありますが、その世界に入りますと、もう抜けられないようなこのソフトだけで何でも出来ちゃう 素晴らしい世界が開けます。 ここには秘密があって、一括(最近はイベント派が多いが)を利用する事があってのことなのです。 周囲がエクセルなのでデータは使わないわけに行きませんが、エクセルを積極的に使う気などなりません。 間口の増減の問題、教育課程も平成15年から変わりますし、職業分類、産業分類などは それぞれ平成9年(実際の本格的な運用は12年度からになったと思います),平成5年に変わっています。 ですから、どのような汎用的なシステムを作っても根底から変われば、そのシステムは直さなければなりません。 DOS版のシステムがあるのですから、人事異動や配置転換などを考えると時間を見つけて (部長さんだとそんな暇ないかも知れませんが)勉強される事が第一です。 そして、予想もつかない一時的データが必要になる事もありますがそれは会話処理でまかなえるでしょう。 マニュアルを勉強し改造する場合、山形さんの本も良いアドバイスになるし、笠原さんのV5→Winもとても参考になるし、 幅田さんのこの掲示板のCD質問集も実際の作成に入るとQ&Aになるしと、環境は整いつつあります。 これからこのBBS常連の佐田先生が本を出されるかも知れません。 私はこの掲示板で、3月から配置換えになり、DOSシステムからウィン版に切り替える必要ができ 約半年かかり切り替えが出来ました。 実際は入力部分は欲を言えば限がありませんので妥協している部分が多々あります。 でも、私はこの分野では素人ですが、この掲示板が利用できたから改訂できたようなものです。 Ogoさん、悲しげさん、佐田さん、幅田さん、hidetakeさんほか無数(あいうえお順で失礼します)の アドバイスを頂き解決しました。 K3に問い合わした事も数え切れません。 解決するまで親切丁寧な回答メール(電話は男性の場合ぶっきらぼうな印象が。失礼しましたK3様!)でした。 特にOgoさんには、桐を越えてウィンドウズの根本的な利用の仕方までアドバイスを頂いたり、 実務的なユーティリティを利用させていただいたり、さらには悲しげさんには 自分が必要なユーティリティを忙しいにもかかわらず汎用的に改造させて利用している次第です。 このような素人の私にとって、この幅田さんの掲示板がある事によって息を吹き返し元気得て頑張っていますので 是非一括処理をマスターしてください。 更にはイベントとなっていきますね。今はイベントの方が手っ取り早いかもしれませんが。 長くなってすいません、なんとなくお気持がわかるような気がして長くなってしまいました。 |