過去の桐井戸端BBS (桐談義・その他) |
26142 | 桐をメジャーソフトにする方法 | 桐きり舞い | 2004/05/02-07:00 |
初めて投稿します。200人ほどの会社の管理部の仕事をしています。 桐はDOS時代から使って、業務にもフルに活用してます。 会社内で桐の利用者はこのソフトのよさを十分分かってくれているのに、経営陣は「桐なんて聞いたことのないソフト」 「だれもサポートできない」「マニアのソフトだろう」「エクセルで十分だ」だけの理由でアクセス等への切り替えを検討しています。 これらの誤解を解くためには「桐がメジャーになってもらう」が一番です。 その方法として 1.大手企業向けのPR活動を行い、デモを通して桐がいかに業務効率化につながるかを知ってもらう(k3の協力が必要です) 2.桐を使った成功例を「日経パソコン」等の記事に掲載してもらって桐のよさを素人(?)にも分かってもらう 3.全国各地の企業で桐を使っている人たちが結集する。地道な努力ながら「桐の宣教師」としてPR活動を行い、 事務効率化に如何につなげるかを他社にも教えてあげる。 桐を使って肩身の狭い思いをしているかたご意見をお願いします。 | |||
26143 | Re:桐をメジャーソフトにする方法 | taro-159 | 2004/05/03-08:38 |
記事番号26142へのコメント 桐きり舞いさんはじめまして。 私はソフトハウスを経営しています。 もちろんソフトは全て『桐』で開発しております。 私も桐はすばらしいデーターベースだと思います。 先日もある会社からシステムの依頼があり、打ち合わせにいきました。 このときにクライアントから、ソフトは何でつくるのか質問がありました。 もちろん私は『桐』というソフトでつくりますと答えましたところ、 それはどこが販売しているソフトか、『桐』そんなソフトは聞いたこともない。 あなたにまかして大丈夫かとそれは非常に、つよく質問されました。 私は、まぁ一度試してみてください。 としか、答えようがありませんでした。が いざ、完成してみると、なんと使いやすいシステムだと、 お褒めの言葉をいただき、追加システムの発注がきました。 どうも、最初のシステムは、試しだったようです。 私も『桐』がもっともっとメジャーになってもらうことを希望します。 | |||
26148 | Re:桐をメジャーソフトにする方法 | 桐きり舞い | 2004/05/04-05:57 |
記事番号26143へのコメント taro-159さん早速の返事ありがとうございます。 お話を聞いて勇気つけられました。 桐の企業内での使い方には2つの方法があるかと思います。 ひとつはtaro-159さんのように一括処理を作成してから桐を使ってもらうやりかた もうひとつはエクセルを使うように桐のTBLを使いこなし、 集計、併合等の機能も使ってデータを自由自在にあやつるやりかた (当社ではこの二つの使い方のミックスでやってます) 社員全員が桐の表をベースにした事務処理を徹底させるには会社の上層部の理解、 また実際作業を行う人の協力が不可欠です。 さらには取引先も桐データが直接使えるような体制が理想的です。 実際は取引先ともデータもほとんどはエクセルベースのもののため桐をベースに事務を やっている会社にとっては事務効率化のひとつの障害になっています。 実際作業を行うひとも「今から桐を覚えるよりはエクセルを勉強したほうが得だ」と考えるひともいます。 私とすれば多くの企業で「桐を使いこなせる」人を増やし、裾野を広げることが、 taro-159さんのようなソフト会社にもおおいにプラスになると思います。 個人が動ける範囲も限定されることから管理工学研究所さんが企業向けPRを やってもらうとありがたいのですが(昔の話ですがmultiplanという表計算ソフトが 全盛の時に会社にlotus1-2-3の説明にきてくれてそのソフトのよさが すぐに分かりすぐにソフトを切り替えたことがありました) | |||
26215 | Re:桐をメジャーソフトにする方法 | 佐田 守弘 | 2004/05/10-00:50 |
記事番号26142へのコメント 桐きり舞いさん 私も桐がメジャーになって欲しいと思っている一人ですが、道程は険しいなあと感じております。 書かれている3点についてやや否定的な論調になってしまうかも知れませんが、 「これが現実」といった点からコメントさせて頂きます。 >1.大手企業向けのPR活動を行い、 まさに管理工学研究所の営業陣が日夜努力している部分だと思います。 しかしながらおそらく、PRされる企業側からは、 「だれもサポートできない」「マニアのソフトだろう」と一蹴されているのが 現実ではないかと想像します。 あるいはtaro-159さんの言葉を借りれば、 「(桐に)まかして大丈夫かとそれは非常に、つよく質問」されているかとも思います。 しかしながら一部の大企業や官公庁で、桐を全社的に使っているケースもあると思います。 しかしながら、そういった情報は決して流れて来ません。 >2.桐を使った成功例を「日経パソコン」等の記事に掲載してもらって 私も長い事、桐に関する雑誌記事や書籍をを執筆して来た者の一人です。 それは1997年の夏でした。 長い事待たされたWindows版桐がリリースされたのはその秋(冬?)でした。 その年の夏は、プレビュー版である「七夕版」が配付される等、 桐を盛り返すには絶好のチャンスだったわけでした。 私は日経BP社に出向き、副編集長に直談判をしました。 しかし「剣もほろろ」ではありませんでしたが、丁重に断られた結果になりました。 その後、他の雑誌に掲載する事は考えましたが、書かせてもらったのは、 桐ver.6がリリースされるという程度の内容で終りました。 書籍についても同様で、その前年までは、Windows版の桐がリリースされたら 私が解説書を執筆する事が決まっておりました。 しかし97年には出版社の方針が変わったのか、その話もお流れになりました。 大手企業での桐を利用した事例は、日経パソコンなどで取り上げても良さそうに思えますが、 現実には極めて難しいだろうと思います。 なぜなら、大企業はそういった情報を公開しませんから。 企業ポリシーとか、商品情報、RI情報といった情報は御時世として 公開する事が望まれており、大部分の企業ではそれを公開しています。 しかし、システムに何を使っているかといった様な情報は、 公開するメリットがありませんし、 下手に公開すれば悪用されるおそれがあるので、おそらくは、 機密扱いになっているだろうと思います。 >3.全国各地の企業で桐を使っている人たちが結集する。 企業かどうかは別として、全国各地の熱烈な桐ユーザー達は、結集しております。 このBBSはその最たるものだろうと思います。 BBS上の付き合いだけでなく、特に常連さん達は、所々でオフラインの集まりも行っている様です。 桐にはそういった熱烈なユーザーが多数おり、草の根運動的に桐を支えているのではないかと思っております。 でも草の根運動からもう一歩の発展がなかなかできない。そこがつらい所です。 佐田守弘(KS-00119) | |||
26240 | Re:桐をメジャーソフトにする方法 | うにん | 2004/05/10-20:29 |
記事番号26215へのコメント >大手企業での桐を利用した事例は、日経パソコンなどで取り上げても良さ >そうに思えますが、現実には極めて難しいだろうと思います。 >なぜなら、大企業はそういった情報を公開しませんから。 >企業ポリシーとか、商品情報、RI情報といった情報は御時世として公開する >事が望まれており、大部分の企業ではそれを公開しています。 >しかし、システムに何を使っているかといった様な情報は、公開するメリット >がありませんし、下手に公開すれば悪用されるおそれがあるので、おそらくは、 >機密扱いになっているだろうと思います。 確かに「公開するメリット」は企業の側には全くないと思いますが、 桐を使っていることを知られても悪用される余地はまずないと思います。 (インターネットにつながるサーバソフトなら、ありそうですが) 桐を使ったシステムがあったとしても、「桐を買ってくるだけで」他社で同じことができるわけではないので 雑誌記事にはなりにくいでしょうけど、ファイルメーカーのホームページでは使用企業が紹介されています。 今となってはExcelとの連携を売り物にしているのだから、 メジャーにするにはUNICODE対応が最低必要条件じゃないかと思います。 |