過去の桐井戸端BBS (桐ver.5)
3614 桐5で何件位のデータが管理出来るのでしょうか 桐野港 1999/12/4-23:55
桐5で販売管理をしておりますが、データの件数が約2万件
ファイルの大きさが、索引を多用してますので約25Mバイトの
TBLがあります。これからも少しずつ増えていきます。
索引なしでは約5Mバイト位になります。

ところで、どれくらいの量まで実用上使用出来るのか心配しております。
どなたか、御存知の方、もっと大量のデータを管理しておられる方
参考までに教えて頂けませんでしょうか。
3619 桐で扱えるデータ量 佐田 守弘 1999/12/5-22:58
記事番号3614へのコメント
桐野港さん

桐が扱えるデータの最大量は、仕様上では、510MBです。レコード数はレコー
ド長によって変わりますが、最大で約4千万レコードです。この仕様は桐
ver.4以降変わっていないと思います。

私が実際に扱った例としては、郵便番号データが一番大きい様で、13万8千レ
コード、13.3MBのサイズです。
このサイズの表を郵便番号による表引き入力に使っていますが、郵便番号から
ほぼ瞬時に都道府県名や町域名が表引きされますから、速度的には全く問題を
感じておりません。

ただし、この郵便番号データは、郵政省が公開している印刷イメージのcsvフ
ァイルから変換して作成しているのですが、文字の切り分けなどの文字列処理
にはやはり数分程度の処理時間が掛っています。

以前、桐が本領を発揮するのは、数万件以上のデータになった時だと言う話を
聞いた事があります。おそらく数千件であればExcelで処理した方が便利なの
でしょう。

データ量が増えれば、重くなって処理が遅くなることは考えられます。この場
合、処理速度に影響するのは、レコード数が影響するか、ファイルサイズが影
響するかは、処理する内容によって変わると思います。
目的レコードを検索するといった処理では、レコード数が影響するのではない
かと思います。しかし、検索速度は正しい索引を作ることによって劇的に速く
なりますから、検索速度はあまり気にしなくてよいのではないかと考えます。
一方、データ値を処理する様な内容では、レコード数と共にファイルサイズの
大きさも影響すると思います。この場合、桐の処理速度以上にディスクのアク
セス速度も影響するのではないかと思います。

また、売上データの様な場合、年度ごとあるいは期ごとにファイルを分けてお
くのも1つの方法でしょう。これはファイルサイズを大きくしないというより
も、年度、期ごとに過去のデータは手を付けずに残しておくといった意味があ
ると考えます。

佐田守弘(KS-00119)

3620 Re:桐5で何件位のデータが管理出来るのでしょうか 久保 1999/12/5-23:03
記事番号3614へのコメント
こんばんは
私が以前使っていた表ファイルは確か、50項目、3万行だったとおもいます。
大きさの程は忘れましたが、併合などの作業に十分たえていました。
Ver5でした。

3625 Re:桐5で何件位のデータが管理出来るのでしょうか MIT 1999/12/6-00:37
記事番号3614へのコメント
MITと申します。
参考ですが現在も稼動中の桐V5によるシステムで
件数:約20万件
容量:約50MB(索引無しで約23MB)
というものがあります。
これを
CPU:486DX4
メモリー:5MB
と言う今では骨董的な機器でスタンドアロンによる
運用をしていますが、適切な索引による検索などは
全くストレスを感じません。
ただしこのようなファイルサイズの大きい表で画面伝票
などを使うと帳票が開くまでに時間がかかります。
また、索引に自動保守を設定していると編集時に自動保守が
発生した時やはり時間がかかります。
私は巨大ファイルを画面伝票で扱うときに一括処理により
別途作業表などに書き出したデータを編集して、元表に戻す
時にストレスを感じないような処理の流れなど工夫して対処
しています。
もっとも、サイズが大きいデータを失った時のダメージを考える
と佐田先生が述べられているように即時性の有無などで表を分割
することは大切な事です。
余談ですが、阪神大震災の経験で私はバックアップデータを必ず
複数ヶ所に持ち、また無用な24時間稼動は止めるようにしています。
以上ご参考までMIT

3642 参考資料ありがとうございました 桐野港 1999/12/6-22:59
記事番号3614へのコメント
佐田先生、久保様、MIT様 みなさん参考になる資料
ありがとうございました。
桐V5でのデータ件数は、2万件程度では少ない方で、まだまだ十二分に
余裕のあることがわかりました。これからも安心して使用したいと思います。

また桐V5で組んだ販売管理を桐V8に移行すべき検討しておりますが、
伝票入力画面で、行訂正 帳票コマンドを多用して各項目の入力データの
制御を一括処理で行いまた方向キーで伝票画面上を自由に移動できる様に
しておりました。また商品コードの特定と、過去の取引例を参照入力出来る様に
処理行指定コマンドを多用していました。
ところが、桐V8ではコマンドの変更から、桐V5と同じ一括処理では動かない
ことがわかりました。イベント処理では、処理行指定コマンドも使えない様です。
伝票入力画面の部分だけは、一括処理の全面的な書き換えが必要となりました。
なかなか良い方法がみつからないで悩んでいます。
そこで佐田先生が取り組んでおられる桐V8の教則本の内容に、桐V8の特徴を
生かした販売管理の雛型をぜひ取り入れて頂きたいと思います。
教則本の発刊期待しております。

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