過去の桐井戸端BBS (桐ver.5) |
5642 | 桐5でATOKを使うには? | 中野 隆 | 2000/04/20-09:55 |
桐5で松茸を使うと数値のときと文字のときで半角と全角が自動で切り替わりますが、 ATOKでもできるようにならないものでしょうか? | |||
5646 | MS-DOSのFEPの動作について | 佐田 守弘 | 2000/04/20-15:11 |
記事番号5642へのコメント 中野 隆さん 結論を先にいうと、不可能だと思います。その理由は次の通りです。 MS-DOSのFEP(日本語入力)は次の2通りの動作をします。 ●内部呼び出し FEPがアプリ(この場合には桐ver.5)のプログラムの一部に組み込まれ、そのプログラムの入力機能の 一部として動作させるモードです。会社にたとえれば、自社工場で内製するのと同じです。 この場合には、FEPの共通的な呼び出し機能だけでなく、FEPの中の様々なルーチン(Windows版プログラムで いえばメソッドに相当するもの)を本体プログラムの中から呼び出すといった使い方をします。 松茸の場合には、同じ管理工研が桐の一部の機能をもたせる様に開発し、 その様な内部呼び出しの機能を用意しているので、桐の側から松茸を自在に制御したり、 桐のデータを松茸に戻すといった事ができます。 これは、一太郎とATOKの関係でも同じだと思います。 ●外付け キー入力はFEPが引き受け、入力が確定したデータをアプリに引き渡す動作モードです。 会社にたとえれば、外注加工先から原材料あるいは製品などを仕入れるのに相当します。 この場合には、FEPの共通機能だけで動作しますから、内部呼び出しの様にきめ細か移動さ制御が できない場合が普通です。 MS-DOS環境では、FEPの内部仕様の細かい部分はメーカーに依存している部分が大きく、 どうしてもメーカー依存性がなくならなかった様です。 ですから、もしMS-DOS版のATOKに松茸と同じ様な動作をさせたいとしたら、一太郎用のATOKではなく、 桐の入力機能を持たせた桐専用のATOKを作ってもらわざるを得ません。 ●Windows版のIMEの場合には Windows版では、プログラムが共通の土俵で動作する環境が整ったため、各社とも共通のインタフェースを 持つ日本語入力環境が整ったと言えます。 これによって、松茸に限らず他のIMEでもほとんど同じどうさきの腕使える様になりました。 (完全に同じなのかどうかまでの確認はしておりませんが、ほとんど同じだと思います) 佐田守弘(KS-00119) | |||
5653 | わかりました | 中野 隆 | 2000/04/20-18:52 |
記事番号5646へのコメント やっぱりだめなんですね。 説明ありがとうございました。 |