過去の桐井戸端BBS (桐ver.5)
6113 桐Ver5 と SiS620 hidetake 2000/05/22-19:21
桐Ver5 リリース10 と SiS620 との組み合わせで使われている方はおられるでしょうか?

出先で、桐Ver5 を飯山電気の F500JS2 に移したいとけど動かないと言うことで見てみましたが、どうも巧くいきません。

OS は Windows98 SE で、環境設定とか、テーブルの編集とかは一応問題ないようなのですが、
一括処理を動かそうとすると、起動したとたん「不正な処理」で桐が落ちてしまいます。

Windows上でいくら設定を変えてもどうような症状ですぐに落ち、セーフモードで動かしても同じように落ちます。

最終的に起動時 F8 で「Command prompt only」を選択し、生DOS上で動かしてみたところ、
桐が「Expanded Memory Error」を吐き出して、どうも止まるようです。

CONFIG.SYS や AUTOEXEC.BAT も特に変わった設定もなく、通常のデフォルト状態に戻しても
「Expanded Memory Error」で止まってしまいます。

Windows98 SE 上では桐 Ver5 も動かしたことはありますが、その時は 440LX や 440BX だったと思います。

あと考えられるのは SiS620 の問題な様な気もしますが、このチップで桐 Ver5 を動かされた方はおられるでしょうか?
あるいは、「Expanded Memory Error」が出たり、その解決方法をご存じの方はおられますでしょうか?

ものが手元にあるわけでなく、今週はずっと出張で出先なので、まともに調査することもできません。 (;_;)

PS.
前に Windows98 SE で桐 Ver5 が動かないと質問がありましたが、その後どうなりましたでしょうか?
動かなかったチップセットは何だったでしょうか?

6116 Re:桐Ver5 と SiS620 こまった君 2000/05/23-10:40
記事番号6113へのコメント
hidetakeさん、こんにちは。
私は今「HP Vectra Vei7」というマシンを使用しています。
これはチップセットが「SiS620」で、OSも「Win98SE」です。
桐Ver5も問題なく動いています。手元にリリース10と11があるので両方起動してみましたが、どちらも問題なく動きます。

飯山とHPの違いを下記に書きますので、何かの参考になればと思います。

    飯山     HP
CPU  Celeron500  Celeron466
BIOS  AMI      Phenix
MEMORY 64(標準)  256(最大に積んでます)
DISK  8.4GB     8.4GB

かなり前に「プロトン」というメーカーのラップトップをインストールして、桐Ver5を入れようとしたことがあるのですが、
その時「EMSがありません」というメッセージが出て起動しませんでした。
それでCONFIG.SYSを見たところ、EMM386の記述に
/NOEMSがあったので、そのオプションを削除して再起動すると起動時に
エラーメッセージ(内容は覚えていません)が出て、
それを無視して立ち上げ、桐Ver5を起動したところ
「ExpandedMemory Error」と出た記憶があります。
(その後、このマシンでの桐Ver5はあきらめました)

良く覚えていないのですが、その「プロトン」というのも
BIOSが「AMI」だったように思います(Phenixではなかったと…)

あまり参考になりませんね。失礼しました。  (ToT)
6122 Re:桐Ver5 と SiS620 hidetake 2000/05/23-20:03
記事番号6116へのコメント
こまった君、情報どうもありがとうございます。 _o_

SiS620 の疑いは直接的には関係なさそうですね....

EMS についてはちゃんと桐自体は動きまして、一括処理を動かさない限り一応問題なく使えます。

通常の会話処理では問題なく、一括処理だけ落ちるのは NEC PC-98x1 +Windows95 で経験ありまして、
その時は UMB をめいっぱい広げた状態で発生しました。
A500 からの領域まで UMB に使うようにした状態でした。

しかし、今回は EMM386.EXE RAM 状態で UMB も EMS も特に変わった設定を行わなくとも発生してしまいました。
たがらあまりメモリの空き容量はこだわりませんでした。
確かにメモリ BIOS 周りは素直で、メインメモリも UMB にも余裕があったと思います。

HIMEM.SYS や EMM386.EXE が WIN98SE で変更があったかも知れないと、
WIN98 のものと FC /B 掛けても違いはなく、単に SE の所為ではないと感じた次第です。

後はご指摘の BIOS の違いですか...
確かに AWORD や Phenix は使っていても AMI は最近見かけておりません
ね! しかしなかなかやっかいな問題なようですね (;_;)

とここまで書いてよく考えて見ると、私の実験機が MSI 6120N で AMI BIOS でした。
この機械では桐 Ver5 はあまり動かしていませんが、
特に問題なかったような??? 記憶が曖昧 (^^ゞ
でも、6120N は F500JS2 の BIOS 画面とは相当違う画面だったので、
単純には比べられないでしょうね?

出張から帰ったら週末にでも 6120N でも確認してみます。

6165 Re:桐Ver5 と SiS620 hidetake 2000/05/27-18:28
記事番号6122へのコメント
MSI-6120N は AMI BIOS ですが、やはり桐 Ver5 は一括処理も含めて問題なく動作しました。
ちなみに 6120N は Intel 440BXChip で Dual CPU です。

となると単なる AMI BIOS や SiS620 の問題ではなく、F500JS2
の M/B も含めた構造上の問題になるのでしょうか?
でも、ものが私の手元にあるわけでもなく、これ以上の調査は無理です。
ものが手元にあれば、UMB 周りの設定や EMM386 の
設定で回避できるものが調べることも可能ですが...


あと、今回の出張で秋葉原を回った際、グラフィックボードの中古で
手頃な値段のものを見つけたので買ってきたのですが、
最近のものは VGA BIOS が巨大化しているのですね!!!

買ってきたのは RIVA TNT2 Ultra 搭載の MELCO WGA-TS32U でしたが、
UMB のうち A000-AFFF , B000-BFFF は当たり前として使いますが、
C000 以上の BIOS 領域で C000-CFFF までの 64KBを専有しています。
普通の VGA では C000-C7FF までだと思いますし、
Logitec の RIVA TNT のボードでも C000-C87F だったものが一挙に増加しています。 (@_@;
これは MELCO のものだけなのでしょうか?

ここまで VGA BIOS が強大化すると、複数のボードを搭載した環境では
EMS の確保が難しくなり、桐や松などの DOSアプリを使うことが困難になりそうです。

このボードを取りあえず使おうとしていた、私がメインで使っている
Intel 440BX2 は UMB が E000 のエリアがフルに使えず、
使えるのは E000-E7FF までです。
従って、MELCO WGA-TS32U と Adaptec AHA-2940UW と Promise
FastTrak66 を同時に接続した状態で EMS の確保が出来ません。
だいたい FastTrak66 が 32KB も UMB を専有します... (;_;)

しかし、速度を測ったところ2Dでも2倍近く違うようです。
Intel 440BX2 にこだわらなければ、他の 440BX Chip のボードで
UMB も素直に稼げるボードも手持ちであるので、そのうち
M/B だけ入れ替えようと思います。

【現状での UMB メモリマップ】
 B000-B7FF UMB
 B800-BFFF NVIDIA RIVA TNT
 C000-C87F NVIDIA RIVA TNT
 C880-C8FF Adaptec AHA-2940UW
 C900-D0FF Promise FastTrak66
 D100-D7FF UMB
 D800-E7FF EMS


戻る