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11384 | 桐5の表がページチェインの異常を多発させる | けろ | 2001/05/30-14:00 |
桐5をWindows98で使用しています。 LANはNetware3.2J。 比較的大きな表ですが、一括処理で登録等を行う際に整列で重複項目ありで引っかかります。 表検査をすると、いつの間にデータページのチェインに異常が発生していて、数十件がダブっていました。 ダブったところは同数分が上にかぶさった状態で消えてしまいます。 (10から15番がダブるとすると、16から20番というデータは10から15番に上書きされてないことになってしまう) 同じ表で数度このデータページチェインに異常がおきています。 表の枠組みを新設してデータだけ書き出しても同様なことが起こります。 こうなってくるとWin98マシンと桐5の問題のような気もしますが、どうでしょうか? LANPACKでサーバで桐を動かす形ですので、Windowsマシンではバッチファイルで実行ファイルを呼び出す形にしています。 | |||
11385 | Re:桐5の表がページチェインの異常を多発させる | 宮城 | 2001/05/30-19:05 |
記事番号11384へのコメント けろさん、こんにちは。 表の破損には困ってしまいますね。 修復かけても破損レコード切り飛ばすだけで消失したデータは自力で回復するしかないし、 「修復に失敗しました」なんて冷たいメッセージだけのこともあるし、 検査かけて「異常なし」でも立派に壊れていたり・・・。 さて、私の経験から壊れるパターンをいくつか。 1.ユーザーが一括処理中にリセットをかけてしまう。 信じられないでしょうが、 「亀が動かなくなったらリセットすればいいんですよね」と言われて愕然としたことがあります。 ま、こんなことはないでしょうが。 2.クライアント機の電源の電圧変動。これは桐に限りませんが、 サーバーに入れていた無停電があまりにかっつんかっつんいうので気がつきました。 専用 OA電源にしていないと予想外に激しいものです。 専用にしていても、これにゼロックスつないでたら自殺行為同然。 ゼロックスは定期的に集中的に電気を食います。 電源という観点からは、ゼロックスは「掃除機」なみと見るべきです。 ただ特定表の破損とは関係なし。 3.Win95出始めの頃の「メモリ 16MB、HD 1GB以上を推奨」とかいう某社 (というか当時は全社そう言っていた)の大嘘を信じて導入し、 その後も無理を感じながら使っているクライアントがあれば、その機で使うと危ない。 Win98とのことですんでこれも関係なし。 4.サーバーの空きはどれぐらいあるでしょうか? これも特定表とは関係なさそうですが、パーティション単位で 50%ぐらい確保できていないと これまた危険です。 5.当該表が直りきっていない。 最初にも書きましたが、値が文字化け状になるレコードが残ったままだと 表検査では「異常なし」でも壊れており、一括処理等でポインタがその箇所にさしかかると落ち、被害が拡大します。 枠組み書き出しされているそうですので、たぶんこれも関係なし。 6.もったいつけましたが、私の思いつく限りではこれが本命では? その表が参照している何らかの表が壊れており、それがそのままになっているということは考えられませんか? この場合、何度修復かけても元がそのままである以上何度でも壊れます。 どのような参照関係になっているか管理者は押さえておくべしといったところで、 ユーザーが何を追加するかわからず、定期的に全表逐一検査かけるしかないということになりますが、 これまた表の数次第。しかし、全件検査する一括処理が実は公開されております。 http://www8.freeweb.ne.jp/animal/mokuchan/download/dl-list.htm の 065、「TBLデータ非破壊チェックCMD」。作者は Ogoさんです。 ただし、K3オリジナルの「表検査ユーティリティ」が対話式である以上、 処理中は貼りついて異常があれば表名を控え、なくても「よっしゃ、よっしゃ」とキーを押し続けなければなりません。 しかし、ユーティリティで1件ずつ選択を繰り返すのに比べれば雲泥の差。 その他、単なるハードウェアの不具合、悲しい例ではツイストペアがつぶれてる箇所があるとかまで。 それを構成するハード・ソフトあらゆるものの組み合わせがネットワークというものですから、管理者は大変です。 (しかも「空気」みたいなもので、維持のための苦労などえてして誰もわかってくれない。) 頑張ってください。 |