過去の桐井戸端BBS (桐ver.5) |
22095 | 画面伝票の明細部の小計の総計を表示したい | はじめたばかり | 2003/08/30-21:22 |
明細の各列の小計の総合計の項目を作りたいのですが 帳票の画面では、ヘッダーと足部のところではダメだとなりました どこに作ったらいいのでしょうか? | |||
22096 | Re:伝票形式の明細部の小計の総計 | 佐田 守弘 | 2003/08/31-00:23 |
記事番号22095へのコメント はじめたばかりさん >明細の各列の小計の総合計の項目を作りたいのですが と書かれていますが、小計の総合計というものはないので、要するに表全体の 総計の事を意味していると解釈して宜しいですか? 多分その意味だと思うので、その前提で話を進めます。 結論を先に言うと、希望している表のある項目について、 表全体の総計をリアルタイムに計算する関数は、桐にはありません。 従って、希望する「小計の総合計」を簡単な計算式で画面伝票帳票に表示する事はできません。 ●なぜ桐ではリアルタイムに全データの合計値が得られないのか この件は過去ログにも多数残してありますので、そちらを参考にしてみて下さい。 Excelなどでは常に総計が表示されますが、 桐の様なデータベースではそれが困難なのです。 その理由は扱うデータ量の桁が違うためです。 表計算で扱えるデータ数は大した量ではありませんが、 桐の様なデータベースで、仮に百数十万件、ファイルサイズ数百MBなどといった表になると、 項目集計を行うだけでも数分以上掛ってしまいます。 ですから、画面伝票の様に一部レコードが対象となるグループ計のみが リアルタイムで表示できるようになっていると思います。 ●およその目安を表示するとしたら 一括処理が使える様なので、以下の事を試してみて下さい。 帳票編集には要る前に、項目集計コマンドを使って、目的項目の項目集計を行って下さい。 (なお、この項目集計の実行にはそれなりの時間が掛ります。) 項目集計を行う事により、指定した項目の各種の集計値が桐の組込変数に代入されます。 例えば合計値であれば変数「&合計」に代入されます。 ですから、画面伝票帳票のヘッダかフッタ部にこの変数を表示する領域を作っておけば、 帳票形式編集には要る前の合計値が表示されます。 ただし、帳票編集で行追加や行削除、あるいは定性を行っても、その結果は反映されません。 ●桐ver.9などでイベントを使ったとしたら 開かれている表は、グループ集計状態になっているので、 同じ表を重複して開き、行追加や定性などを行った後に、 イベントを使って、項目集計を行なうといった方法が考えられます。 しかし、(レコード数にもよりますが)1行の入力が終った後、 行集計のために、数分間待たされるとしたら、多分実用にはならないでしょう。 ●印刷で総計が行えるのは 印刷の場合には、印刷を行いながら、順次合計値を計算する仕組みになっているためです。 佐田守弘(KS-00119) | |||
22109 | Re:伝票形式の明細部の小計の総計 | はじめたばかり | 2003/09/01-18:38 |
記事番号22096へのコメント 佐田さん、どうもありがとうございました &合計でやってみます 週末しかいじれないので、まだどうなるかわかりませんが とってもわかりやすいご説明ありがとうございます またよろしくお願い致します |