過去の桐井戸端BBS (桐ver.6)
4382 表ファイルが壊れた!(項目属性がありませんのエラーで表が開けない) 奥村博之 2000/1/31-10:26
こんにちは。はじめまして。

実は会社の見積のシステムを桐V.6で運用していたのですが、ある日見積データ
の入った表ファイルを開こうとすると”KD1546:項目属性がありません”の
表示で開くことができなくなりました。

メーカーのサポートに質問したところ、そのファイルは壊れているとのことでした。
ツールの表ファイルの検査・修復でもだめです。

運悪くバックアップのファイルも壊してしまい、困っています。

心当たりといえば、表ファイルの列を誰かが消してしまったようで、この状態のま
ま保存したのかもしてません。

桐で開くことは諦めても、何とか壊れたファイルの中身を見る方法はないものでし
ょうか?

よろしく後教示下さい。

4388 破損した表ファイル 佐田 守弘 2000/1/31-21:49
記事番号4382へのコメント
奥村博之さん

●状況について
御質問の件は、明らかに表ファイルの破損だと思います。それも表の定義情報が記載
されている部分が破損してしまっている状況で、ある意味では最悪の状況かと思いま
す。
原因は何とも言えませんが、ファイルの書き込みの時にハードウエア的あるいはその
他の原因によって、何らかの書き込みエラーが発生したのでしょうね。
思い当たる原因として、
>心当たりといえば、表ファイルの列を誰かが消してしまったようで、この状態のま
>ま保存したのかもしてません。
と書かれておりますが、これは原因ではないと思います。と言うより、表の項目(列)
を削除したとしても、これは通常の操作であり、ファイルの破壊が起きる事は考えら
れません。
むしろ、コンピュータシステムにその時に何かが起きた、電圧の変動などのノイズに
よる悪影響があった、確率的には低いのですが、ある確率で起きる事があるディスク
への書き込みエラーが発生した、など、ユーザーサイドで気がつかない事が原因の場
合があり得ます。
その意味で、日常的にデータのバックアップをしっかりと取っておくべきでした。
ある意味では、いくら気を付けても起こすかもしれない事故に備えて、保険に入って
おくのと同じですね。

●ユーザーとしてできる事
ユーザーとしてできる事は、桐の検査修復機能で修復する以外の方法はありません。
デバッガなどでファイルの中身を16進ダンプする事は可能ですが、16進ダンプを見て
もデータが通常の形式で見えるわけではありません。

●おそらく管理工研しか直す事はできないのでは
破損したファイルを修復できるのは、管理工研しかないと思います。ただし、ユーザ
ーサポートの範囲外ですから、サポートでは対応してくれないと思います。
おそらく、サポートに相談した結果、御質問の回答があったのだと思います。

もし相談するのであれば、フォーラムKだと思います。フォーラムKは、システム開
発など、有償の技術相談その他を受けてくれる窓口です。
破損の状況によっては、必ずしも修復できるかどうかは分かりませんが、修復できる
かどうかの診断と、修復に必要な費用の見積をしてもらえると思います。

佐田守弘(KS-00119)

私のHPにある「桐ver.7総合活用メニュー」→「桐ver.7レスキュー!」に関連記事が
掲載してあります。参考にして下さい。

4393 ありがとうございました 奥村博之 2000/2/1-08:47
記事番号4388へのコメント
とほほ...。

貴重なアドバイスありがとうございました。
フォーラムKとHP拝見してみます。

コンピューターと付き合うと、分っているのにやってしまいますね。

本当にありがとうございました。

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