過去の桐井戸端BBS (桐ver.7)
1336 桐7.1から桐5への移行 sprout-45 1999/2/15-14:15
時代に逆行しているようですが、
テーブルを桐7.1から桐5への移行したいなーと思っています。
こういうことはありませんか?
桐7.1で作成したはいいが、いま一動きが遅い。
または、メモリが食い過ぎて他のソフトと併用して使えない。
そんなとき、桐V5で作っておけばよかった・・・。と思うことがあります。
(全部じゃありません、あくまでも一部)
特に項目計算式等のある項目などが問題でK3書き出しのみで解決しないことが多々あります。
一発で、もしくは簡単に桐5に落とす方法ご存じの方いませんか?
1343 Re:桐7の項目計算式を桐5へ移行したい 幅田 1999/2/16-12:46
記事番号1336へのコメント
桐v5でもv7でも、表定義の内容をK3フォーマットのテキストファイルを通じて読み書きすることが
できます。
桐v7の表定義の内容をK3フォーマットで書き出して、桐v5の表定義画面で読み込めばOKです。

ただし、v5とv7では仕様が大幅に違いますので一発でという訳にはいきません。
(表定義を書き出した項目数がv5では13個しかないのにv7では57個もあり、
配列順も全然違っています。)

まず、桐v7で項目名が[1]、[2]、[3]〜[59]の変換用の表を定義しておきます。
(ファイル名 変換.TBL すべて文字列で[58]と[59]はダミー項目)
変換したい表を表定義画面で開き、ファイル→書き出しで表定義内容を
K3フォーマットで書き出します。
書き出したファイルのヘッダには

###.### WIN桐 00.###.

という部分が書き込まれていますので、メモ帳等のエディタで開いて削除して
保存します。

先に作っておいた 変換.TBLを開いて
ファイル→読み込み→K3フォーマットで、書き出した表の内容をすべてその順番で読み込みます。
読み込んだデータは下記の通りとなっています。
(下記のもの以外はとりあえず使用しない。)

[1]  項目名
[2]  データ型(文字列、数値、通貨、整数以外のものになっていたら
    変更する)
[3]  表示幅 (C1800のようになっていたら、1800/100で18、M2858なら
    2858/159で18にする)
[48]  表示位置(属性→項目の表示条件→データ→横表示位置で左寄せ、
    右寄せ等の設定がしてないと入らないので注意する。) 
[58]  値条件 (桐v7の値条件は複雑な設定になっているので、
    ダミー項目を利用する)
[21]  属性(基本、ふりがな、計算等項目の用途によって自動的に設定される)
[4]  被ふりがな項目
[5]  項目計算式
[55]  少数桁
[56]  通貨記号
[59]  項目初期値(桐V7の項目初期値は挿入初期値と編集初期値に
    分かれるのでダミー項目を利用する)
[6]  自動複写
[7]  更新

ファイル→書き出し→K3フォーマットで、上記の項目をその順番で書き出します。

桐v5で適当なファイル名をつけて表定義画面を表示します。
上記で書き出したK3ファイルを読み込み→K3フォーマットで読み込むと
桐v7の定義を桐v5に変換することができます。

その後、データを読み込むため編集画面でK3フォーマットで書き出し、読み込みを行います。

ちょっと手間がかかる上に、仕様の違いから完全にという訳にはいきませんが
複雑な項目計算式を書いている場合には有効かもしれません。

旧バージョンの表への書き出しもサポートしてほしいと以前から思っているのですがなかなか
対応してくれません。
桐v7での表定義のK3ファイルを見るとまだまだわからない部分がたくさんあります。
これらを解析して、桐v7→桐v5の表定義+データ完全移行プログラムの一括処理でも
考えようかなと思っています。
1348 Re: sprout-45 1999/2/16-16:03
記事番号1343へのコメント
resありがとうございます。
そうですね、やはり一発というわけには行かないのですね。
これはもう幅田さんに一括作ってもらうしかないですね(笑)。

やはり表を作ってちまちまとやるしかないのですね。
とりあえず、頑張ります。ありがとうございました。
1350 Re:桐7→桐5表ファイル変換プログラム完成 幅田 1999/2/16-23:27
記事番号1348へのコメント
その後、家へ帰ってから一括処理を作成し、ほぼできあがりました。
項目計算式だけではなく、値集合や値条件の表引き等も変換します。
桐V7でこの一括処理を実行し、変換したい表ファイルを選ぶと
自動的に桐V5のファイルが作成されるというものです。
(表定義と同時にデータも移行します。)
ただし、桐V7の一括処理の中でシステムコマンドにより桐V5の一括処理も一部実行して
おりますので、HDの中に桐V7と桐V5の両方がインストールされている必要があります。
後日、完成版を「桐って知ってますか」の桐ver.7ヒント集より、ダウンロードできるようにいたします。
(その後、このプログラムは1999年2月19日よりダウンロード可能となっております。)

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