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3495 | 単なる数値を日付として認識させるには | ちんぷんかんぷん | 1999/11/25-22:54 |
v7を使用しています。 テキスト形式(固定長)でくる注文データを表に読み込み日程管理をしようと 考えていますが日付の部分が単なる6桁の数値(1999年11月25日であれば991125) になっています。これをコンピューターに日付として認識させるにはどうしたらい いでしょうか。何千という大量のデータなのでいちいち / や年、月、日を手入力 するわけもいきません。初歩的な質問かもしれませんがどなたか教えてください。 | |||
3496 | Re:単なる数値を日付として認識させるには | Ogo | 1999/11/25-23:33 |
記事番号3495へのコメント >テキスト形式(固定長)でくる注文データを表に読み込み日程管理をしようと >考えていますが日付の部分が単なる6桁の数値(1999年11月25日であれば991125) >になっています。これをコンピューターに日付として認識させるにはどうしたらい >いでしょうか。 当掲示板の過去ログの http://www.fuku3.com/~habata/kbbs/kakov8/02274.htm を参照して下さい( V7 も V8 も同じことでしょう)。 これと同じような(方向性は全く逆の)内容のやり取りがあります。 今回の場合は、その中の #2314 の発言が最も役に立つかな。 テキスト形式(固定長)をそのまま読み込むためだけの項目を作成しておいて それを「別項目の日付型項目」に有効なデータとして入力するようにします。 この時、「別項目の日付型項目」を項目計算式で定義するか、または自由入力 項目にしておいて「置換」を使ってコンバートするかは、仕事の種類によって 適切な方を選びます。 | |||
3498 | Re:単なる数値を日付として認識させるには | 宮城 | 1999/11/26-08:55 |
記事番号3495へのコメント ちんぷんかんぷんさん、本題と離れますが、2000年問題はどう考えてますか? このままでは991126となっていた項目が年を越したとたん、101になってしまうん ですけど。 | |||
3502 | Re:単なる数値を日付として認識させるには | 宮城 | 1999/11/26-10:36 |
記事番号3498へのコメント 思わせぶりはやめといて私の対応をご参考までに。 西暦4桁表示すべきと考えてますが、表示領域の関係上やむをえないことも あるでしょう。しかし、システム屋としては最低限000101(ぶざまですが) にはしてあげないといけないでしょ。となると桐では文字列にしてあげるし かありません。 項目を追加しまくります。項目名が冗長になりますが目をつぶります。以下、 追加項目・タイプ・項目計算式とみてください。既存項目が[年月日]数値で あるとすれば、 [年月日・2桁年文字列]・文字列・#文字列([年月日],6) [2桁年・数値]・数値・#数値(#部分列([年月日・2桁年],1,2)) [月・数値]・数値・#数値(#部分列([年月日・2桁年],3,2)) [日・数値]・数値・#数値(#部分列([年月日・2桁年],5,2)) [4桁年・数値]・数値・ #条件選択([2桁年・数値]>95,1900+[2桁年・数値], 1,2000+[2桁年・数値]) [年月日・日時値]・日時・ #日時値生成([4桁年・数値],[月・数値],[日・数値]) 表示項目は[年月日・2桁年文字列]に切替え、日時計算には[年月日・日時] を使います。 受付日・納期等々、複数ある場合、その分だけやるしかないでしょ。項目名 は10文字まででしたかね。 その他は大小判定をチェックしておいてください。 あと1ヶ月足らずですよ。 | |||
3503 | Re:単なる数値を日付として認識させるには | 宮城 | 1999/11/26-12:35 |
記事番号3502へのコメント すみません、ミスしてます。 誤:[2桁年・数値]・数値・#数値(#部分列([年月日・2桁年],1,2) 正:[2桁年・数値]・数値・#数値(#部分列([年月日・2桁年文字列],1,2) 以下同様。 だから、冗長な項目名は本当は嫌なんですが。 | |||
3507 | yymmdd形式の日付データの扱いは | 佐田 守弘 | 1999/11/26-16:17 |
記事番号3495へのコメント ちんぷんかんさん。 メインフレームなどから出力されると(思われる)yymmdd形式の2桁年号固定長型の日付データに ついては、桐に取り込んだ後、日時型に変換して扱う必要があると考えます。 その方法については、既にOgoさん、宮城さんからコメントされている方法と同じですが、私なりの補足をさせて頂きます。 桐の表には上記形式のデータを長整数として取り込む項目と、これを日時値に変換した項目の2つを用意します。 [元日付]:長整数型 [日時]:日時型 そして、[日時]の項目には次の様な項目計算式を設定します。 #日時値生成(#計算(#代入(&件数,[元日付]) ,#代入(&年,&件数%10000) ,#代入(&件数,&件数-&年*10000) ,#代入(&月,&件数%100) ,#代入(&日,&件数-&月*100) ,#代入(&年,&年+#条件選択(&年<50,2000,1,1900)) ) ,&月,&日) この計算式は、[元日付]を数値として扱い、10000で整数除算して年の値を、剰余を100で整数除算して月、更にその剰余を日 とし、「#日時値生成」関数で日時値に変換しております。 これは、2000年以降の6桁年号を数値として扱った場合5桁になる事を考慮しての対策です。 おそらく、2000年を越しても、西暦2桁日付は使い続けられるだろうと思います。これをパソコンに取り込む際に、2000年問題を 起こさない様な値の変換が必要になると考えます。 (詳しくは次のコメントで述べます) 佐田守弘(KS-00119) | |||
3508 | メインフレームとパソコン間で懸念されるY2K問題 | 佐田 守弘 | 1999/11/26-16:22 |
記事番号3495へのコメント 西暦2000年問題と桐 (メインフレームとPCとのデータ交換で懸念されるY2K問題) 皆様 西暦2000年問題で指摘される来年まで残すところ後1月。世の中では2000年対応がほぼ完了したと伝えられております。桐も システムとしては2000年対応になっておりますし、おそらく誰もが2000年対応は大丈夫と思っておられるのではないでしょうか。 ここでやや爆弾発言的な話になりますが、桐ユーザーに限らず、「メインフレームのデータをパソコンで扱う場合には、2000年問 題を改めて考える必要がある」事を述べさせて頂きたいと思います。 「今更そんな!対策済なのに」とは思わないで下さい。おそらく多くのメインフレームから出される日付データは、元発言のちん ぷんかんぷんさんが言われる様な、2桁年号のyymmdd型が今後とも続くことでしょう。なぜから、本当の意味での2000年問題 は対処されていないためです。 ●メインフレームではどの様にY2Kに対処したのか Y2K問題に正しく対処するなら、日付の年号部分を4桁表記すべきでした。これはほとんどのパソコンユーザーがそのように行 っておりますし、パソコンユーザーの常識です。おそらく桐のユーザーも年号は既に4桁に変換し終わっていると思います。 ではメインフレームではどうだったのでしょうか。おそらく4桁化はされていないと思います。そしてコンピュータ間でのデータ交換 のフォーマットも従来通りの2桁方式で行う事で世の中が統一されたのではないでしょうか。 ●なぜ年号は4桁にできないのか パソコンユーザーから見れば不思議な疑問だと思いますが、メインフレームで全データを4桁化する事は、不可能な事だったの ではないでしょうか。なぜなら、メインフレームが扱うデータはパソコンの様なCSV形式ではなく、固定位置でデータを切り出す固 定長型です。データ通信の代表である全銀協フォーマットでも確かそうなっていたはずと思います。 もし勝手に年号部分を4桁にしたら、2桁形式のデータが混在した時に大混雑を起こすはずです。全世界のメインフレームが両 方式のデータ形式を用意し、「ヨーイドン」で一斉にデータ形式を切り換える(ディスク上のデータも一瞬に書き替える)事ができれ ば別ですが、そんな事は不可能でしょう。 ですから、年号は2桁方式を踏襲し、使ってない桁位置にセンチュリーフラグを付けて、1900年代か2000年代を区別する方式 になったはずだと思います。 ●年号2桁形式のデータがパソコンに取り込まれたら もしメインフレーム側のプログラムが、パソコン用に出力するデータには年号4桁のCSV形式で出力してくれるなら、問題はありません。 パソコン側は既にY2Kに対応済みでしょうから、正しい年号で扱えます。 しかかしながら、出力されるデータがセンチュリーフラグ付きの2桁年号形式だとしたら、取り込んだパソコン側でデータの扱いの誤りを起こすおそれがあります。 メインフレームはパソコン用にデータを出力する事を主目的としているわけではないので、多分にあり得る話です。 そのような意味で、ちんぷんかんぷんさんが言われる問題は、他人事ではない様に思います。 ●メインフレームとパソコンとの対処方法の違い 結局の所、西暦年号4桁方式の採用や、桐などに見られる日時値型で今後数万年先まで正しい日付を扱える様にしたパソコンと、それができずに年号は2桁方式を踏襲せざるを得なかったメインフレームとの間で、すれ違いが起きている様な気がします。 このすれ違いによって、メインフレームとパソコンとのデータ交換において、Y2K問題の発生が懸念されてなりません。 結局の所、これが忘れられていた「大きな落とし穴」になるのではないかと思うのですが、皆様方の御意見はいかがでしょうか。 佐田守弘(KS-00119) | |||
3512 | Re:メインフレームとパソコン間で懸念されるY2K問題 | 宮城 | 1999/11/26-17:55 |
記事番号3508へのコメント 私の知っているシステムは一昔以上前のものかもしれませんが、基本的に汎用機とパソコンは別系で、 まさにパソコン用データとして作り、パソコンからのデータとして吸い上げるということをしておりますので、 2000年対応の漏れが発生するとはちょっと考えられません。 ただ、他は見当のつかないところです。 ちなみに今はパソコンのみのシステムを使っています。桐V5での対応は、数値の ゼロサプレスをやめられないため、煩瑣を承知で YYMMDD、YYYYMMDD を数値・文 字列、都合4項目併存させ、表示は 101回避のため、YYMMDDの文字列に切り替え るものとしています。 |