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2642 | バックアップが取れません | 松原 | 1999/9/10-11:33 |
既に作成済みの表tblを再定義でバックアップを取る、取らないの変更は出来ないの でしょうか何度やっても思い通りに行きません | |||
2643 | Re: | 宮城 | 1999/9/10-12:10 |
記事番号2642へのコメント 松原さん、こんにちは。 再定義で開いておいて、ファイル→ファイル属性でできるはずですが。 ひょっとして、属性からさがされているのかな? ただし、私はあまり桐のバックアップには期待していません。別途取るべき と考えています。 | |||
2699 | Re: | 佐田 守弘 | 1999/9/16-02:17 |
記事番号2642へのコメント 松原さん 桐の表のバックアップの設定方法は、宮城さんも書かれております通り、表定義から ファイル属性を選んで設定を行います。 ここでは、表のバックアップありの意味を補足しておきます。 桐で「バックアップあり」に設定する意味は、いわゆるセキュリティのためにバック アップを取ると言う意味とは別の意味があります。バックアップのありとなしでは、 表ファイルのアクセス法方が変わります。 ●データベースソフトの特徴 表計算ソフトではデータをメモリ上に読み込んで、オンメモリでデータ処理を行う のに対し、データベースではディスク上のファイルに対して直接読み書きを行います 。これによって、表計算ソフトよりも多量のデータを扱えます。 ここでディスク上のファイルに対して、どの様にアクセスするかが、バックアップ ありとなしの違いになっています。 ●バックアップなし 通常のRDBはこの方法がオーソドックスです。この方法では、ディスク上の表フ ァイルに対して、直接読み書きを行います。書き込みその他のデータ処理を行う事に よって、ディスク上のファイルが書き替えられます。 保存してあるデータを直接書き替えてしまうので、通常はやり直しができません。 また、表が開いている間にシステムがダウンすると、表ファイルが破壊される場合が あります。 ●バックアップあり RRBでこのモードを持つ桐は、ある意味で得意な存在です。この方法では保存され ている表には手を付けず、テンポラリの表にコピーを作り、これに対して編集を行い ます。編集を終えて表を閉じる時には、まずテンポラリの表を保存します。次いで、 元の表をバックアップとしてリネームし、テンポラリの表を正規の表にリネームして でき上がります。 このモードでは元の表は編集結果の保存が終わるまで残っています。このため、い わゆる破棄終了が可能です。また途中でシステムがダウンしても、表が壊れる確率が かなり低くなります。 以上の様に、バックアップありとなしは、いわゆるバックアップコピーを残すという 意味ではなく、保存されている表に直接手を加えるか、間接的に作業をするかの違い です。 ●バックアップありにしても、バックアップができない場合 Windows版の桐では次の様な場合には、バックアップが作れません。 @共有更新の場合 複数のユーザーの編集結果が直接反映される必要があるので、テンポラリファイル を作ることができません。 A結合関係を設定している場合 結合関係(参照整合性)を設定している場合、関係あるファイルも同時に内部的に 更新されます。このため、共有更新と同様にバックアップが作れません。 これらの場合、表の設定がバックアップありになっていても、バックアップなしで表 に対して直接の読み書きが行われます。 つまり、バックアップありが有効になるのは、専有モードで1つの表だけを扱ってい る場合だけになりました。 ●本来の意味のバックアップは 本来の意味のバックアップは、桐の表のバックアップとは別に、ユーザー自身が取 って下さい。 佐田守弘(KS-00119) | |||
2714 | Re: | 佐田 守弘 | 1999/9/18-09:47 |
記事番号2699へのコメント この件に関する詳細情報を、私のHPに掲載しました。 佐田守弘(KS-00119) |