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2741 マスタファイルの利用制限方法 関口喜人 1999/9/21-22:37
顧客マスターTBL(仮称)と作業用TBL(仮称)を作成して、そこに項目計算式で表
引き設定をしたとします。
表引きは、作業用TBLへ顧客コードを入力すると、顧客氏名や住所、電話番号をマス
ターから引っ張ってくるものです。
作業用TBLは、全社員で使用するので、利用者コードは設定したくないですし、顧客
マスターTBLは、重要ですので利用者コードを設定したいと思っています。
ここでしたいのは、社員には、全体の顧客データを見せることなく、与えた顧客コ
ードで見れる限定したデータだけを見せるようにしたいのです。
ですから、顧客マスターTBLには、参照利用者コードへもコードを設定し、マスター
TBLを直接開くことを制約し、かつ、作業用TBLで限定されたデータだけを、表示す
るようにしたいのです。
やり方がわかりません。何かいい方法は、ないのでしょうか??
2746 Re: 佐田 守弘 1999/9/22-00:51
記事番号2741へのコメント
関口喜人さん
実際に試したことがないので、違っているおそれもありますが、考え方をお伝えしま
す。
・顧客マスタに定義利用者コード、参照利用者コードを設定する
 これは關口さんが書かれたとおりです。ただし、参照利用者コードを設定すると、
コードが一致しないと表引きもできないだろうと思います。
・作業表は一括処理から開く
 作業表は一括処理から開いて下さい。フォームからのイベントではだめです。一括
処理が実行されている間は、他の表などが開けなくなります。この方法で、勝手に顧
客マスタを開くのを制限します。
・一括処理の中で利用者コードを設定する
 顧客マスタを参照するための利用者コードは、一括処理の中で設定します。これに
より誰にも分からない方法で、利用者コードの設定ができます。
・一括処理には、更新利用者コードを設定する
 作者以外、一括処理を編集できなくし、顧客マスタを参照する利用者コードの設定
を隠します。もちろん一括処理を終わるときには、利用者コードの設定をクリアしま
す。

 基本は以上です。あとは応用技として
・利用者コードは直接指定しない
 万一一括処理が見られた場合でも、利用者コードがすぐには分からない様な工夫を
します。見るのもいやになりそうな計算式をゴテゴテ並べるとか、利用者コードは他
の表の中に書いておくとか、いろいろな工夫をします。
・一括処理を別の一括処理で開く。
 上記の一括処理も直接開かせず、別の一括処理から開かせます。
・利用者コードは各自に異なるものを与える
 形として、個人ごとに異なる利用者コードを与えます。誰が使ったかの履歴を残す
ためにも便利です。
 あとは工夫して簡単には利用者コードを分からせない方法を考えてみて下さい。

佐田守弘(KS-00119)
2749 Re: 関口喜人 1999/9/22-08:36
記事番号2746へのコメント
佐田先生、適切な指示ありがとうございました

>・作業表は一括処理から開く
> 作業表は一括処理から開いて下さい。フォームからのイベントではだめです。一括
>処理が実行されている間は、他の表などが開けなくなります。この方法で、勝手に顧
>客マスタを開くのを制限します。
>・一括処理の中で利用者コードを設定する
> 顧客マスタを参照するための利用者コードは、一括処理の中で設定します。これに
>より誰にも分からない方法で、利用者コードの設定ができます。
>・一括処理には、更新利用者コードを設定する

上記を参考に、処理を進めてみます。

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