過去の桐井戸端BBS (桐ver.8)
3177 レポートの罫線、リンク、v5の帳票からレポートへの変換等々 上田 1999/11/7-18:27
V5では、なんとか使いこなせていたつもりなのですが、以下のことで困ってます
メインの表を作り、それをレポートで罫線を引いて都合のいい形式にしてます。
質問1
 罫線は、四角の周りの線の組み合わせでしかできないのですか?
 V5のように、「引く」ことは、できないんですか?
質問2
 よく、「オブジェクトにレポートの対象表とのリンクが設定されていません」と
 エラーメッセージがでるのですが、それならと、使用しているオブジェクトに
 全部リンクを設定しようとすると、途中で「もうできない」となってしまいま
 す。どうしたら?
質問3
 「未定義の項目があります」と出ますが、主な表では入力されているのですが?
質問4
 V5で作った帳票をレポート(V8)に変換すると、罫線がすごい量の空白の
 ラベル?の枠の組み合わせでできている状態になるようですが、すると、色
 の変更が膨大な量のラベルを全部開いて、枠の線の色を直さねばならないので
 しょうか?
できればのお願い
 もし、さしつかいなければ、苦労している「主表」と「レポート」のサンプルを
 お送りしますので、開いてご助言いただけないでしょうか?
 いいよ、というお答えがありましたら助かります。
 見ていただければ、きっとすぐわかると思うのです。

V8になったら、超初心者に逆戻りした感じです。皆様ご助言いただければ幸いです。

3178 すいませんもう一つ 上田 1999/11/7-18:49
記事番号3177へのコメント
質問の追加です。
項目の「値集合」を、べつの表の、別の項目に複写する方法はありますか?

でした。かえすがえすも、どうぞみなさんよろしくお願いします。

3179 レポート定義>罫線・V5からの変換 悲しげ 1999/11/7-19:32
記事番号3177へのコメント
どもっ、上田さん、わかる部分のみお答えします。(^^;)

>質問1
> 罫線は、四角の周りの線の組み合わせでしかできないのですか?
> V5のように、「引く」ことは、できないんですか?

え〜、レポートでは「直線」オブジェクトと云う形で線を引くことは
可能ですが、それよりも「テキスト」または「ラベル」オブジェクト
の中にある罫線を使った方がはるかに使いやすいです。つまり、四角
い枠の外枠線を設定するか消すかと云う形で使います。一見面倒です
が、慣れればV5よりは遥かに微細かつ麗しく設定できるので、ぜひ一
度お試し下さい。

>質問4
> V5で作った帳票をレポート(V8)に変換すると、罫線がすごい量の空白の
> ラベル?の枠の組み合わせでできている状態になるようですが、すると、色
> の変更が膨大な量のラベルを全部開いて、枠の線の色を直さねばならないので
> しょうか?

V5の印刷用帳票をV6以降に変換することは可能ですが、どうやらあれ
は無理やり変換しているようです。したがって、あの中味を分析して
も全く参考にはなりません(と、笠原由紀子さんの本に書いてあった)。
と云う訳で、あれは緊急暫定的に使うだけにとどめ、あとは自分でゼ
ロから定義しなおしましょう。桐はWin版になっても(他の部分はさて
おき)印刷だけは凄いですから、早く慣れるようにしたらいいですよ。

質問2と質問3は、他の方に振ります。よろしくね。>all
したがって私にはファイルはお送りいただかなくて結構です(^^;)。>上田さん

3180 Re:値集合値の複写 悲しげ 1999/11/7-19:34
記事番号3178へのコメント
どもっ、再び上田さん、

まず、桐のメニューバー/ツール/環境設定/表の表示タブの左下に
ある「表定義時に項目属性を表形式で表示する」にチェックを入れて
おきます。
その上で、複写したい二つの表を表定義状態にしておいて、[値集合
条件]の値をクリップボード経由でコピー&ペーストするのはどうで
しょう。

3181 Re: 幅田 1999/11/7-20:38
記事番号3177へのコメント
上田さん。
大変申し訳ないのですが、このBBSの入り口に書いてあるとおり、
ひとつのコメントに対してご質問はひとつだけにしてお願いします。
複数ある場合は、コメントを分けていただきたいのですが..
以後、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

質問1
悲しげさんからもお答えをいただいておりますが、私の場合は、
ラベルやテキストのオブジェクトの罫線はあまり使わず、
「直線オブジェクト」を主に使っております。
書式の中のガイドラインに吸着、グリッドに吸着、位置揃え、同じサイズ
等の機能を使えば、自由にきちんとした表を作ることができます。
慣れればこちらも簡単です。

質問2
なぜリンクをはるのかを理解する必要がありそうです。
桐ver.5よりも機能が増えた分、設定も複雑になっていますね。
複合形式のレポートでは、単票形式レポートで設定できるテキストなどの
オブジェクトと、一覧表、伝票、タイルの各オブジェクトを一緒に定義できます。
この場合、レポートに定義したテキストなどのオブジェクトにはファイル
属性で指定した対象表のデータが印刷されます。
また、一覧表や伝票等のオブジェクトにはオブジェクトの属性で指定した
対象表のデータが印刷されます。
レポートの対象表のデータとオブジェクトの属性で指定した対象表のデータと
を同期をとって印刷したいときに、どの項目で同期をとるかを指定することを
リンクを設定するといいます。

例えば請求書等の[伝票番号]という項目があった場合、レポートの対象表
の[伝票番号]とオブジェクトの[伝票番号]とをリンク設定することにより
リンク設定を定義した項目のデータと一致するレコードだけが、一覧表、
伝票等の各オブジェクトに印刷されます。

質問3
オブジェクトの対象表をたしかめましたか?

3183 感謝! 上田 1999/11/7-22:02
記事番号3181へのコメント
皆様、本当に早速のご助言ありがとうございました。

じっくり、読んでV8と、「格闘」したいと思います。

また、複数の質問すみませんでした。

以後、気をつけます。

3190 桐ver.8での罫線の引き方 佐田 守弘 1999/11/7-23:55
記事番号3177へのコメント
上田さん

いくつかの質問に1つずつ解答させて頂きたいと思います。

>質問1
> 罫線は、四角の周りの線の組み合わせでしかできないのですか?
> V5のように、「引く」ことは、できないんですか?

桐ver.5では領域と言いましたが、桐ver.8ではオブジェクトと名前が変わりました。
そして、それぞれのオブジェクトには、周囲を囲む罫線が設定できます。
悲しげさんが#3179で書かれている様に、Windows版の桐では、オブジェクトを囲む罫
線を使うのが賢い方法です。
もちろん直線オブジェクトを使う方法もあります。幅田さんが#3181に書かれている
様に、グリッドへの吸着を使えば、始点を合わせることは可能ですが、私はどちらか
と言うと、オブジェクトの罫線を主に使っております。

なお、矩形オブジェクトもありますが、中が塗つぶされているので、背面に移動しな
いと肝心のテキストオブジェクトが見えなくなってしまいます。

佐田守弘(KS-00119)

3191 桐ver.5のレポートの変換 佐田 守弘 1999/11/8-00:11
記事番号3177へのコメント
上田さん

>質問4
> V5で作った帳票をレポート(V8)に変換すると、罫線がすごい量の空白の
> ラベル?の枠の組み合わせでできている状態になるようですが、すると、色
> の変更が膨大な量のラベルを全部開いて、枠の線の色を直さねばならないので
> しょうか?

桐ver.5のレポートを桐ver.8に変換して使うのは、桐ver.8への移行の一時的な手段
だと思って下さい。

変換したレポートを元にして作り替えることは考えない方が賢いと思います。変換す
るよりも、桐ver.8でより良いレポートを作る方が簡単ですし、きれいにでき上がり
ます。

そして、桐ver.5で作成したレポートのレイアウトは、桐ver.8で新しくレポートを作
る時の参考になります。桐ver.5のレポートを印刷し、その様なレイアウトになる様
に、桐ver.8で新たに作り直して下さい。

佐田守弘(KS-00119)

追伸:私も最初は、桐ver.5のレポートを変換できないかと考えた時期がありました。
しかし早目にあきらめたのが正解だった様です。

3192 レポートのリンクについて 佐田 守弘 1999/11/8-00:11
記事番号3177へのコメント
上田さん

>質問2
> よく、「オブジェクトにレポートの対象表とのリンクが設定されていません」と
> エラーメッセージがでるのですが、それならと、使用しているオブジェクトに
> 全部リンクを設定しようとすると、途中で「もうできない」となってしまいま
> す。どうしたら?
>質問3
> 「未定義の項目があります」と出ますが、主な表では入力されているのですが?

レポートのリンクについて簡単に述べます。
●レポートの形式について
レポートには単票、一覧表、伝票などがありますが、原則的には同じレポートです。
この中で、一覧表オブジェクト、伝票オブジェクトだけを使ったものが、それらのレ
ポートと呼ばれています。もちろん複数のオブジェクトを組み合わせられます。
●テキストオブジェクトと一覧表、伝票オブジェクトの関連
レポートに設定する対象表は、テキストオブジェクトなどを印刷する表です。一覧表
オブジェクト、伝票オブジェクト、タイルオブジェクトは、それらのオブジェクトに
対象表を設定します。テキストオブジェクトを設けない時には、レポートの対象表は
設定しません。

レポートに対象表を設定してテキストオブジェクトを設け、その他に一覧表オブジェ
クトとその対象表を設けると、次の様な関係になります。

まずリンクでレポートのオブジェクトと一覧表オブジェクトなどの対象表のオブジェ
クトのリンク関係を設定します。このリンクは、レポートのテキストオブジェクトの
値と同じ値が、一覧表オブジェクトの対象表から絞りこまれ、そのレコードが一覧表
オブジェクトの印刷対象になります。
つまり、桐ver.5の言葉で言うマルチレコード形式を作る機能になります。

詳しい話は、桐ver.7についての記事ですが、私のHPに掲載してありますので、参
考にして下さい。

佐田守弘(KS-00119)

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