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4689 | 商品マスターの登録について? | 初心者 | 2000/02/15-20:50 |
どうも、又つまらない質問をさせてください。 販売管理なんですが、商品アイテムが2万以上あるのです。 (主に食品関係)入れ替わりが結構あり、季節物も 多く、同じような商品(同じ品物でも容量が違う等)も多数。 分類による商品呼び出しや、コードの振り方を注意している のですが、商品の重複登録や商品の指定ミスが結構あるのです。 そのため、在庫がマイナスになったり(恥ずかしい) バーコードでは無理(自分で考える範囲では)です。 昔からの悩みなんですが、なんかいい方法はないんでしょうか? 人間で注意するしかないのでしょうか? 大手なんかどうしてるんでしょうか。 桐8です。 | |||
4690 | Re:商品登録について? | 宮城 | 2000/02/15-21:14 |
記事番号4689へのコメント 商品マスターの管理を徹底するしかないですね。 >商品の重複登録や商品の指定ミス これがあってはどうしようもありません。システムの「生命線」ですから いかに件数が多かろうが、ここが杜撰(失礼!)だとどうにもなりません。 いくつかの工夫をランダムに。 二重三重にチェックさせる。 部分一致の絞り込み等でチェックする(特に新規・変更分)。 商品名は全角文字使用等のルールを徹底する。 件数を減らす努力をする。 コーディングを工夫する。 コード・商品名・仕様・単価といったテーブルだと思いますが、5桁や6桁にもなるコードでしたら、 覚えきれる訳がありませし、誤入力の恐れもありますので、コードは人目から隠してしまったほうが いいかもしれません。 その分、商品名・仕様をシンプルに工夫します。 全角・半角混在にお悩みでしたら、#全角などという関数もありますよ。 | |||
4691 | Re:商品登録について? | WingBoy | 2000/02/15-22:30 |
記事番号4689へのコメント >分類による商品呼び出しや、コードの振り方を注意している >のですが、商品の重複登録や商品の指定ミスが結構あるのです。 やっぱり分類を徹底するのが一番でしょうね。大分類・中分類・小分類みたいに構造をツリー化して明確にする。 あと、そういうマスタはきちんと印刷&ファイリングしておいて、しょっちゅう目検でも確認する。 桐の印刷機能は結構便利ですから、目検の役にも立つハズです。 他には・・・う〜ん。私もまだ経験が浅いのであまりエラそうな事は言えたモンではないのですが @全角・半角や空白文字の扱いについてガイドラインを作成し徹底させる。 A「ふりがな(読み仮名?)」の項目を設定し、重複検査はそちらで行う。 なんていうのも、少なからず効果はあるのでは。 人間が作る以上「データも生き物」ですから、100%の管理っていうのは 難しいですよね。でもその理想に近づけるのがデータ屋の仕事 だと思いますので、頑張っていきましょう。 | |||
4694 | 確認>商品登録について? | 佐田 守弘 | 2000/02/15-23:36 |
記事番号4689へのコメント 初心者さん この質問はとても重要な問題提起だと思います。 私としては、システム分析に属する課題ではないかと思うのですが。 この質問を拝見しまして、1つ確認させて頂きたいのですが、入力ミスとは、どの段階での入力ミスの事を言っている のでしょうか。 宮城さんとWingBoyさんのコメントでは、商品のマスタ登録の際の入力ミスと解釈されている様に見受けますが、 私は販売データの入力ミスの様に受け止めるのですが。 以下は、マスタは完備していて、実際の販売データの入力(売上データ)の品名間違いと解釈してのコメントです。 ●結論を先に言えば もし私が行うとしたら、バーコード以外には考えられないと思います。 大手はどこもその様な方法で行っているはずです。 どうしてもバーコードの利用ができないのであれば、商品コードをラベルで貼付しておき、コード番号を入力させる しかないでしょうね。 ●コードの振り方 コードを振ると言うと、どうしても商品分類に基づいた分類コードを考えがちですが、2万件もある商品の 分類ができるでしょうか。 いわゆる商品の種別から見た分類は不可能と考えます。 何しろ、商品の分類があいまいな新しい範ちゅうの商品がどんどん出て来る世の中ですからね。 分類を考えるだけ無駄です。 (私ら開発は今までにない商品を作りますから、売る方も大変だと思います。) もし分類するとしたら、「青果」「鮮魚」「日配」「常温」の様な商品担当での分類の方が余程適していると思います。 そして、何も考えずに連番号のコードを振るのが、結局は正解なのではないでしょうか。 ですから、商品分類や商品名、荷姿で考えるのではなく、「全て商品番号で考える」に立脚してみたらどうでしょうか。 それを行うには、どうしてもバーコード入力が不可欠になって来ます。 ●解決には、システム分析が不可欠かと思います どの様なミスがどの様な割合でお起きているのでしょうか。そしてその原因は何でしょうか。 どうしてその様な間違いが発生するのか。 その原因は人にあるのか、設備にあるのか、システムにあるのか、あるいは組織風土にあるのか。 そのあたりをしっかりと分析する事が大事なように思います。 | |||
4701 | Re:商品登録について? | やまぐっちゃん | 2000/02/16-04:40 |
記事番号4689へのコメント 初心者さん、はじめまして 5〜6年前に桐V5で知人の薬局の棚卸のプログラムを作ったことがありますので 参考になるかどうかわかりませんが、そのときのことを書かせていただきます。 >商品アイテムが2万以上あるのです。 数えたことはありませんでしたが1〜2万程度はあったそうですが、バーコードで商品登録をしました。 このときは、同じ商品でも仕入先によって仕入価格がちがうことがありますので、仕入先にお願いして 各仕入先が商品管理で使用しているJAN-POSのコード表をファイルで送って頂き、 商品コード登録に使用しました。 プログラムの構成として、 1、JAN-POSの登録 2、商品の登録・修正 3、棚卸表作成(バーコードのチェックと数量のみの入力) 4、印刷 ですが、商品登録を”いかに重複をしないようにするか?”、”いかに手間をかけないようにするか” 考えると上手くバーコードを利用すれば解決できると思います。 バーコード発行処理プログラム(桐V4一括処理入門)も公開されたものもありますので 自社独自の商品分類コードや商品コードのバーコード表の作成も可能かと思います。 初心者さんの商品管理の状況が今一つわかりませんのでこの程度しか書くことが出来ませんが参考になれば。 | |||
4724 | どうも、ありがとうございます | 初心者 | 2000/02/17-10:37 |
記事番号4694へのコメント 皆さん、貴重なご意見ありがとうございます。 大変参考になりました。 >宮城さんとWingBoyさんのコメントでは、商品のマスタ登録の際の入力ミスと解釈 >されている様に見受けますが、私は >販売データの入力ミスの様に受け止めるのですが。 はい。恥ずかしいながら、どちらのミスもあります。 入力者が商品の探し方が不充分で、再度同じ商品を登録したり、 AとBの商品を間違えたり、といった具合です。 やっぱり、バーコードなんですねー。自社の環境で可能かなー・・・。 今後、検討していきます。 例えば、パソコン本体のように商品の入れ替わり(廃盤)の早い商品は どんなにするんでしょうか? 削除も出来ないし。かといって、そのまま残しておくと不用な物が 増える一方だし。別の商品に変えるのもまずいような・・・。 自分ではフラグを立てて、マスタのけつに置く、ぐらいしか 思いつかないんですけど、どんなでしょうか? | |||
4725 | Re:商品登録について? | HERB | 2000/02/17-11:03 |
記事番号4689へのコメント 商品登録は担当者が相当苦労しますね。 こうやればいいだろうと思いいざ作業が進んでいく内にあれ?なんて事もしばしばあります。 そこから大きな変更をやろうものなら訳が分からなくなったり大変なことになります。 佐田さんのコメントのように作業の流れを掴み一定のルールを作ることが大事でしょう。 >バーコードでは無理(自分で考える範囲では)です。 無理というのは扱っている商品の中にバーコード対応になっていない商品があるからですか。 バーコード入力が確実な方法なのですが私は店舗販売分を桐のレポート印刷でバーコードをタックシールに 印刷商品に張りつけレジのスキャーナーで読込金額表示しています。 今のところ商品管理までには利用していませんが将来応用したいと考えています。 >人間で注意するしかないのでしょうか? 商品マスターの管理者は少人数が良いでしょう。 分類コードは相談して決めましたが管理は私がやりマスターの登録商品名の入力は専任者に任せています。 その専任者は商品知識が豊富でキーマンになっている人です。 商品管理を複数の人でやるにはルールを確実にし守らないとかえって混乱します。 >大手なんかどうしてるんでしょうか。 良くコンビニなので商品が入荷してくると店員さんがキーパッドのようなものでバーコードをスキャンし 入力している風景を見かけます。 キーパッドからPOSレジに入力しているのでしょう。 これらをセンターに送信して一元管理しているのでしょうが大手と違い内のような弱小企業では そこまでの設備投資は出来ません。 数万円で購入できるバーコードリーダーがあればよいのですがどなたかご存知でしょうか。 桐で応用できることの情報もあれば教えてほしいです。 初心者さんお互いにがんばりましょう。 | |||
4727 | Re:商品登録について? | 宮城 | 2000/02/17-11:58 |
記事番号4725へのコメント キーエンスがよろしいかと思います。さほどお高くもありません。 http://www.keyence.co.jp/barcode/bln60main.html | |||
4728 | Re:どうも、ありがとうございます | 宮城 | 2000/02/17-12:09 |
記事番号4724へのコメント >例えば、パソコン本体のように商品の入れ替わり(廃盤)の早い商品は >どんなにするんでしょうか? >削除も出来ないし。かといって、そのまま残しておくと不用な物が >増える一方だし。別の商品に変えるのもまずいような・・・。 この点に関しては、定期的に削除評価を行うようにしています。在庫もなく、 一定期間受注がないものをピックアップし、消去可能と判断されるものを削除 するようにしています。ついでにいうと、万が一の受注とか返品処理がないわ けではありませんので別ファイルでさらに一定期間保存します。 感覚的にいって、数百件ぐらいのものを管理するのが精一杯だと思うのですが。 | |||
4731 | Re:商品登録について? | SAKURA | 2000/02/17-13:00 |
記事番号4689へのコメント ハレルヤ初心者さん。 私も皆様がご指摘のようにバーコード管理が一番だと思います。 以前商品アイテムの多い商品の在庫管理でバーコードの付けかたを 次のようにしたことがあります。 [商品分類コード]+[仕入日付]+[同じ分類で同じ仕入日付の時の連番] 主に食品関係とのことですのでこうすれば仕入日付(又は製造日)の確認も できると思います。ただし仕入日付がお客にしられては困る場合は 日付と解らないようにごまかす(^^;)必要があると思いますが。 | |||
4732 | Re:商品codeの付け方 | 悲しげ | 2000/02/17-13:10 |
記事番号4724へのコメント どもっ、初心者さん、 商品codeの付け方はなかなか難しい問題ですね。 で、参考にはならないかもしれませんが、私の経験を at random に 少々。(^^;) ▼code化するに際して、厳密に「意味のあるcode化」を目論むと、極 めて短期間で破綻します。出たとこ勝負で、新規商品には連番的に振 りつけて行く方が無難です。商品の「分類」等は、codeとは別の項目 で付記させる方法でいいと思います。 別項目の「分類」等で索引・並べ替え条件の類を設定しておいて、検 索時にはそちらを利用することとなります。既に失敗した「意味のあ るcode」で探すよりはよほどマシです。あと「分類」のひとつに「棚 番」を使うのがなかなか(他の人にとって)便利でした。 連番でのcodeの付け方において、中抜きの欠番(廃止済codeの再利用) を埋める方法と、既存codeの最大値+1で追加していく方法とのふた つが有り得ますが、私は後者を勧めたいです。 ▼JANCODEが存在するものは、13桁でちょっと長いですけど、それをそ のまんま使うことをお勧めしておきます。現時点では、二重登録を防 ぐ最も楽な方法だと思います。 JANCODEが存在しない商品は自店codeを付けます(ご存知かと思います が、業界用語でインストアコードと云います)。付け方の決まりは無 いですが、JANCODEが 国code ;2桁 メーカーcode ;5桁 そのメーカーの商品code ;5桁 チェックデジット ;1桁 の構成となっていますから、一般的には初めの7桁を自店の店codeと することが多いようです。そして、次の8〜12桁で自店商品を連番で 付け、最後のチェックデジットは、Win桐では関数「#チェックキャラ クタ」で実装されていますからそれを付加します。 とは云え、新規登録の場合はさておき、売上げ時に3〜5桁のcodeを手 入力する運用になっているとしたら、13桁はさすがに実態的にキツイ かもしんない。(^^;) ▼レジではなく、売上・仕入などをパソコンで処理する場合なら、品 名「ヨミ」の部分一致絞り込み方式が一番楽でした。 ▼既に二重・三重登録してしまった商品の場合、「バンドル」と云う 方法を流用できます。バンドルとはそもそも、 ナントカドリンク 1本 ナントカドリンク 10本 ナントカドリンク 50本 と云うような商品の場合に、1本codeを親とし、10本・50本を子とし て、10本入を1本売った(仕入れた)場合、1本入を10本売った(仕 入れた)として処理する方法です。この場合、子code商品を処理する 際には、親codeと親子比の値をくっつけておいて、在庫量等は親code によって処理することになります。 普通は上記のとおり、例えば1:10、1:50とする訳ですが、これを1:1 として扱って、正しいcodeを親、二重登録品codeを子として扱うこと もできます。 ▼廃止商品の扱いは、過去のデータを参照する際に問題となりますか ら、何らかの方法で(一定期間または永久に)残しておく必要があり ます。 方法のひとつは、おっしゃるように、現マスターに別項目で廃止済の フラグをつけて残しておく方法です。品名の頭に「×」とか「※」と かの印を付けておいて、視認性を高くしておく方法や、何らかの形で 並べ替え時に先頭部または最後に来るようにしておく方法も考えられ ます。 方法の二つ目は、削除マスターを別表で用意しておき、現マスターか ら削除マスターに転記後、現マスターでは削除してしまう方法。過去 データを参照する際には、条件選択式などで、現マスターに存在すれ ば現マスターから、そうでなければ廃止マスターから引っ張って来る ようにしておく必要があります。ちなみに、廃止商品を復活させる際 には前者の方がちょっとだけ操作が楽かもしれません。 以上、思いついたままに。 | |||
4736 | Re:商品登録について? | いかすぱげてぃ | 2000/02/17-20:51 |
記事番号4727へのコメント 宮城さんこんにちわ。(^^)v 実は今、私も久しぶりにバーコードリーダを探しておりまして、早速 >キーエンスがよろしいかと思います。さほどお高くもありません。 > >http://www.keyence.co.jp/barcode/bln60main.html > へ行ってまいりました。がしかし・・・残念、無念です。 というのは、私の場合、98用なのであります。(^^; 実は、ここ5、6年(もっとかも)で「98+桐+バーコードリーダ」という 組み合わせで…そうですね、多分、十数台くらい様々なメーカーの バーコードリーダーを使ってみましたが、うーん…これだという決定番 が見つからなかったのです。(^^; 例えば、安いものだと、最初は読み取り能力が極めて良好だったものもが、 使い始めておよそ1年半程度経過すると突然、信じられないほど劣化した りしました。(某DENSEI社 某ELITE社、某無名台湾メーカーなど) バーコードが色のついた紙に印刷してあるのでちょっとした劣化がすぐ わかるのです。(某メーカーの名誉のため:白地に黒ならあまり問題ないです) ウエルキャットや日本電装の品はそういう面では良かったのですが、なに しろ、た・か・い!(けど、ウエルキャットはユーザーへの対応が素晴らしい が、日本電装(の某担当者)は「下の下」) で、一昨年、偶然、ネットで「日榮インテック」って会社のワイアレス タイプかつキーボードインターフェースのバーコードスキャナってのに 巡りあえて、商品の出来の良さもさることながら、その会社(担当者?)の 対応ほとほと惚れ込んで「こいつに決まりだ!」と思っていたのですが… (Eメールで問い合わせた次の日には不在だった私に何度も電話を頂き、 『是非、試してみてください』とどこの誰だか分からない私に長期モニタ 品まで送ってくれた。ついでに返送も着払い(笑)) 現在も、あいかあらず素晴らしい使い勝手なので、2年ぶりに2台追加で 注文しようと思ったら、たははは、いつの間にやら強烈に値上げしてました。 で、そんな・・・どうして?とEメールで問い合わしたら、今度は無視! (問い合わせるほうがどうかしてるのは分かっていたですが、惚れすぎてた から、許して…) まっ、前の値段が安すぎたってのもありますが・・・可愛さ余って憎さ百倍 ってことで、今回、浮気を考えていたという次第です。(笑) http://www.nichieiintec.co.jp/index-2.html しかし、ワイアレス(赤外線)タイプってのは実に便利ですよ。 けっこう、障害物があっても20、30メートルくらい離れていても、 へっちゃらですから。 あっ、なんだか宣伝になってしまった。(^^; | |||
4742 | Re:商品登録について? | 宮城 | 2000/02/18-10:18 |
記事番号4736へのコメント いかすぱげてぃさん、こんにちは。 >十数台くらい様々なメーカーの >バーコードリーダーを使ってみましたが、 すごいですね。私なんぞが余計なコメントつけるまでもないんですが、 キーエンスはさすがしっかりした会社で、担当のかたも親切でした。 失敗談を少々。 1.しっかりした会社を選ぶべきであること。けっこうなお値段で某メ ーカーのラベルプリンター3台導入しましたが、倒産してしまいました。 これを使い続けるために、N88BASICが動く98マシンを確保しプログラム とともにメンテしていかなくてはならないはめにおちいってます。 2.バーコードを3列配置にしてしまったこと。固定式バーコードリー ダーで読ませる分にはまだしも、ハンディ端末を導入しようとすると誰 が三回もなぞってくれるか。緊縮財政下ではこの構想は頓挫しました。 3.「0(ゼロ)」と「O(オー)」問題。ラベル作成時、ロットナンバ ーヘッドは年度下1桁ということは徹底されていると思っていたら、ま さか平気で「O(オー)」打つ人がいようとは・・・。 コンビニやスーパー、あるいは宅配便のいかにもスマートげ(に見える) 処理を見るにつけ、自社の現実にため息をついてます。 |