過去の桐井戸端BBS (桐ver.8)
7444 表ファイルのバックアップ toshi-chan 2000/09/02-12:22
 一括処理システムを作った場合、各種ファイル(cmd wfm tblの枠組み等)のバックアップはフロッピーディスクなどに取っておきますね。
表ファイルのバックアップはみなさんどうしていますか。

レコード数が少ない場合には、「ファイル複写」コマンドなどを使って、フロッピーディスクに丸ごと保存できます。
しかし、レコード数が多い場合には、CSV書き出し・K3フォーマット書き出しなどでファイルサイズを小さくして
フロッピーディスクに保存しています。

それでも1枚のフロッピーに収まらない場合は、例えばフロッピーディスク1枚あたり5000件と決めてCSV書き出しを繰り返しています。
ただ、フロッピーの枚数が増えてくると、バックアップ作業自体が負担になってくる気がします。
何かいい方法はないでしょうか。MO等はありません。 
7445 Re:表ファイルのバックアップ ぷぷり 2000/09/02-14:09
記事番号7444へのコメント
バージョン等がわかりませんが、lhaなどを使用して圧縮してから
バックアップをとればいかがでしょうか?

7446 Re:表ファイルのバックアップ toshi-chan 2000/09/02-15:11
記事番号7445へのコメント
ぷぷりさん、こんにちは。

すみません。

前任者が桐ver5で作成したシステムで、今は桐ver8sp5で使用しています。
メニュー部分はフォームとコマンドボタンを使う仕様に変更しています。
Wiodowsのエクスプローラでlzhファイルに圧縮すればいいのですが、会社でいろいろな人が使用するシステムなので、
桐の中で完結できないものかと考えています。
「バックアップ」というコマンドボタンを押すだけでバックアップを完了できるような方式にしたいです。
そういえば、どこかでファイルを圧縮する一括処理を見たような気がします・・

7448 FDへのバックアップはお勧めしません 佐田 守弘 2000/09/02-22:12
記事番号7444へのコメント
toshi-chanさん
表データのバックアップをFDに取りたいとの事ですが、私はFDへのバックアップはお勧めしません。
「絶対にお止めなさい」と申し上げたい位です。
●FDをバックアップメディアとして勧めない理由
分かっておられるとは思いますが、念の為に申し上げれば、
@容量が少な過ぎる(Windows時代のデータの記録媒体ではなくなった)
A書き込み速度が遅い
B信頼性がない
このうちの容量と速度についていえば、大きなファイルは仮に圧縮しても、限界があります。
CSVに分割して記録する方法もありますが、操作が煩雑で時間がかかりますから、定常作業に使える方法とは言えません。
信頼性について触れておきますと、論理的にエラーを起こしたFDの修復を引き受けた事は数10回ありますが、
理由を聞いてみると、本当のちょっとしたはずみで壊れる事が多い様です。
私自身も、FDのエラーは再三経験しております。
ですから、私は基本的にはFDは使いません。
使うとしても「壊れても構わないデータ」の用途に限っています。
もちろん、記録前にサーフェスチェックを行い、記録後にきちんと書き込まれているかをデータ内容のチェック
(桐で読み込んで正しく読み込めるか、レコード数はあっているか)を行うなら別です。
その代わり、バックアップのために相当の時間を割く覚悟が必要です。
労働時間を考えたら割に合う方法ではありません。

●HDをダブルにしてHDにバックアップを取る
現時点で最高のバックアップメディアはHDでしょうね。
データベースファイルの様に日常的に更新しながら使い続けるデータは、HDにバックアップを取るのが最も適しているでしょう。
ディスククラッシュ対策の点でいえば、別ドライブに記録する必要があります。
今はドライブが安いので、バックアップ用にもう1台増設しておかれたらどうでしょうか。
なお、誤操作で消したり壊してしまった時の対策としてであれば、
別のフォルダにコピーしておくだけでも多少の安心はあります。

●データを保存するならやはりMO
HDへのバックアップとは別に、別メディアに保存するなら、やはりMOでしょうね。
HDが壊れ、バックアップドライブも壊れた時のためのバックアップ機能になります。
なお、「CD-Rでは?」といった意見もありそうですが、日常的に更新されるデータベースファイルには適しません。
ただし、MOといえども信頼性は100%ではありません。
MOに記録しておいたデータがファイル単位で読み出せなかった経験もあります。

●データ交換に使うならカードメディア
安価な方法で大きなファイルをデータ交換するなら、カードメディアをお奨めします。
カードメディアは、フロッピー感覚で利用でき、読み書きも速いのが特徴です。

佐田守弘(KS-00119)
7449 参考までに私のバックアップ方法を紹介 佐田 守弘 2000/09/02-22:53
記事番号7448へのコメント
参考までに私のバックアップ方法を紹介します。
自宅、会社ともメインマシンにはメインのHDの他に、バックアップのHDとMOを付けております。
●メインのデータ
日常的に使用するドライブは、システムと同じドライブにC:\DATAのフォルダを作っています。
既存の"My Documments"でも構わないのでしょうが、障害時にMS-DOSで操作する事を考えて、
8.3規則のフォルダ名にしてあります。
そして、全ての作業はこの中で行います。
●日常的なバックアップ
バックアップはバッチファイルで行っています。その主要な部分を紹介します。
 @ xcopy e:\*.* c:\data /s /d
 A xcopy c:\data\*.* c:\temp\ /s /m
 B xcopy c:\temp\*.* d:\ /s /d
 C xcopy c:\temp\*.* e:\ /s /d
【説明】
@:MOのデータをC:\DATA\にリニューアルコピーします。自宅で作って来たデータを会社にコピーするといった事が行われます。
A:その日に更新したデータをテンポラリのフォルダにコピーします。MOからコピーされたファイルも含まれます。
B:テンポラリフォルダのファイルをバックアップドライブD:にリニューアルコピーします。
C:テンポラリフォルダのファイルをMOにリニューアルコピーします。
【効果】
まず朝一番にこのバッチファイルを起動すると、自宅で作って来たファイルが会社のHDにコピーされ、その続きの仕事が行えます。
仕事の合間にもこのバッチファイルを起動すれば、それまでに更新したファイルがバックアップドライブとMOに記録されます。
そして帰り際に再びバッチファイルを動かして、会社で作業したデータをMOに入れて自宅に持ち帰ります。
なおテンポラリのフォルダの中身は、この時点で削除します。
上記のバックアップに使うMOを私は「常用ディスク」と名付けており、常にこれを携行しております。

●保存用のMOへの記録
上記とは別に保存用のMOを自宅と会社で1セットずつ持っており、時々ここにリニューアルコピーをします。
そのバッチファイルは次の様な内容です。
 echo テーマ1(開発・設計・調査)のディスクをセットして下さい。
 pause
 dir /w
 pause
 for %%a in (開発 設計 調査) do xcopy c:\data\%%a\*.* e:\%%a /s /d
 dir /w
 puase
 (以下同様に続く)
そして、保存MOにコピーした後は、C:\DATAの中の差し当たって必要のないデータは削除しますが、D:ドライブの方は、そのまま残します。

●CDに永久保存
上記の保存用のMO1枚分が一杯になった時点で、そのMOの内容をCDにも焼いておきます。

■そこまでするものか...
そこまでしております。ですから、時々起きるシステムクラッシュでも、全く泣かずにおります。
・システムドライブがクラッシュして、再フォーマットしようとして間違えてバックアップドライブまでフォーマットしてしまったり...
それではとMOからデータを復旧しようとしたら、MOがなぜか読めない。
scandiskを掛けたのが運のつきで、保存MOも全て壊してしまった。
あるいは、
・保存しておいたMOに破損したデータを上書き保存してしまい、保存データも失ってしまった。
この様なトラブルも、何重ものバックアップのおかげで助かっているのが事実です。

佐田守弘(KS-00119)
7451 Re:参考までに私のバックアップ方法を紹介 toshi-chan 2000/09/03-14:35
記事番号7449へのコメント
ありがとうございます。

フロッピィディスクのデータが時々おかしいのは私も経験しています。
やっぱりMOがいいですか。
MOドライブを買ってもらうことを考えてみます。
桐ver8の仕様は1つの表で最大510MBですから、MOならばデータを圧縮せずに収納できますね。

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