過去の桐井戸端BBS (桐ver.8)
8260 広域ネットワークで桐データを共有 武藤 2000/10/26-22:30
現在のシステム(本部の)を全て(本当は良くない事なのでしょうかね)別部署(姉妹校、業務内容はすべて一緒)にコピーし
電話回線を使って一部のフォーム、TBLを(共有してと、言うんですよね)使いたいと思っているのですが、
「桐」に対してもそうなんですけど、お恥ずかしい事に「ネットワーク?」と、言うんでしょうね、
そこらあたりの設定仕方が全然無知で困っています。
ご指導願いませんでしょうか。

「一から教えて、」なんて言うとこのBBSでは、叱られるような気がしますけど。

じつは、1年前位に「桐」を会社に無理して購入してもらいましたが、全システム管理や修正など私以外の者は出来ない状態です
(それにて、私に対してのリストラもしばらくはないと思うんですけど、甘いかな?)

電話回線を使っての設定方法や注意点が有りましたらご指導願います。(手取り足取り、すみません)

桐を含め、pcに関しても初心者である事を、ご理解の上ご指導願える方え

桐V8
PC 暦2年
「桐」暦1.5年
ネット暦1年

追:いろんなソフト試してみたが、この「桐」でないと出来ない様な気がします。(当社の業務内容は)

8261 Re:広域ネットワークで桐データを共有 佐田 守弘 2000/10/26-23:55
記事番号8260へのコメント
武藤さん

>「一から教えて、」なんて言うとこのBBSでは、叱られる
>ような気がしますけど。
は構わないと思うのですが、質問内容が余りに広過ぎる事と、どの程度の事をやりたいのかが今一つ不明なので、
答えにくい部分があります。

私の第一印象では、武藤さんが思っている以上に、結構面倒な問題がある様に思います。

●規模
まずこの規模はどの程度なのでしょうか。
>現在のシステム(本部の)を全て
>別部署(姉妹校、業務内容はすべて一緒)にコピーし
から、姉妹校は5,6校程あり、本部および姉妹校のそれぞれには複数台のパソコンがある様に思えます。
また、どうやら学校の様なので、学生数も千人規模、そしておそらく成績の様なデータや、学生の学籍データ、
授業料などのデータを広く扱うような気がします。

●電話回線を使っての意味
遠隔地をネットワークで結びますから、電話回線での接続は不可欠ですが、どの様な形でのネットワークを考えておられるのでしょうか。
上記のような規模を想定すると、ピアツーピアで結ぶ様な簡単なものではないと思います。

●一般的には
上記のようなケースを想定した場合、本部および姉妹校にそれぞれサーバを設け、サーバどうしを回線で結んで
WAN(広域ネットワーク)を形成する事になると思います。
そして、桐のデータを共有で利用しようとしたら、かなり太い回線で常時接続しておかないと、
おそらく役に立たないネットワークになってしまうでしょう。
つまり、かなり本格的なネットワークを構築する必要がある様に思うのですが。

所で、武藤さんは
>桐を含め、pcに関しても初心者である事を、ご理解の上
>ご指導願える方え
と共に、
>ネット暦1年
と書かれておりますが、この様な本格的なネットワークを御自身で構築されるつもりでしょうか。
それとも、コンサルティングを依頼したい、あるいは業者を紹介してほしいと言う意味なのでしょうか。

私の最初の印象として、かなり大がかりなシステムが必要になる様に思います。
一般的には、そこそこのベテランでも、自分で行うのはかなりきつい内容に見えます。
おそらく、専門業者にたのんで構築してもらう必要が出て来そうですし、費用もそれなりに必要と思います。

●データの内容次第では他の方法も考えられます。
で、データの内容によっては、オンラインで処理する必要はなく、前日のデータをメールで送って、
オフラインで処理するといった事も考えられないではありません。

佐田守弘(KS-00119)
8263 Re:やっとシステム完了(でも、間もなく) 野良犬 2000/10/27-09:36
記事番号8260へのコメント
こんにちは。

すでにレスがついてますが、現在私が保守しているシステムと同じ状況ですので、参考までに書きます。
こっちでは、桐はクライアントとしての使用に限定しデーターベースエンジンは別途リモートサーバーに移す計画を立てています。
桐では、クライアント毎にデーターベースエンジンを持っており、データーファイルを共有する形を取っています、
この場合、ある端末でデーターを参照しようとするとデーターファイルを丸ごとネットワークからとってくることになります。
(場合によってはそうならないこともありますが)
たとえば、生徒の情報を保存したgakuseki.tblがあったとして、そこから"山田"という生徒を検索しようとすると、
桐ではgakuseki.tblをすべてネットワーク越しにとってくる必要があるので、仮にこのファイルが1MBあったとすれば、
ISDNでネットワーク接続した場合、レスポンスが得られるまでに2分以上かかる計算になります。
(索引を使える状況にない場合)
もし、これをリモートサーバー(ex. Oracle,InterBase,PostgreSQL など)で行うなら、ネットワークを流れるのは
検索にヒットしたデーターのみになるため、ほぼ一瞬でレスポンスが得られることになります。

長々と書きましたが、現実問題として、桐で電話回線でデーターを共有するのはまず無理でしょう。
そこで、回避策として、すべての分校にデーターベース(表などのファイルがあるフォルダ)のコピーを置き
非同期で複写する方法が考えられます。
たとえば、更新分だけを保持する表をつくり、その表だけをネットワークを接続したときにやりとりします、
たとえば昼休みと終業前の2回とか時間を決めて、それまでに変更のあったデーターのみをネットワークでコピーし、
一括処理でそれぞれのデーターベースを更新する方法です。
ただし、トリガーをサポートしない桐ではこの方法が通用するのはかなり単純なシステムに限られるでしょう。

8264 Re:広域ネットワークで桐データを共有 宮城 2000/10/27-10:09
記事番号8261へのコメント
武藤さん、おひさしぶりです。

佐田さんはかなり本格的なネットワークを想定されてのコメントですが、たぶん顧客情報の共有化ぐらいのものと思います。
しかも、リアルタイム更新の必要性もない。

そういう前提でちょっと書いてみます。

A拠点とB拠点があり、いくつかのテーブルはAを正としBへは単純コピーでよい。
いくつかのテーブルはA・Bともに更新がありうる。
こういう形態でよければ、インターフェースのルールを取り決めれば足ります。

まず、本番データとは別途にコピーでかまいませんのでインターフェース用のテーブルを作ります。テキストのほうがいいかも。

まず、B拠点で後者のデータを更新します。
それを確認後、A拠点から読みにいきます。
このあとはどんな更新がありえるかによりますが、元の共通データ、A拠点更新データ、B拠点更新データの3つにより
共通データをどう更新するかを考えます。
といっても、同一レコードに同時にA・Bから矛盾する更新データが入ったときどうするかが悩ましいぐらいで、
それがなければどの順で更新するかを決めればいいぐらいのものです。

A拠点での更新が終わったところでインターフェース用ファイルを書き換え、B拠点から読みにいき変更のあったものを上書きする。

こんなもので足りるはずです。

ただ気になるのは、このシステム開発にあたり業者さんは入れてませんか?
もしそうなら、こういう運用をすることをことわってますか?
Aだけで使う前提で開発してもらったものを内緒で(というかただで)Bで使うのは信義に反します。
正面から相談すべきです。
まさか開発費用同額を請求してはこないと思いますし、交渉ごとですから値切るのは自由です。

8268 無理矢理使っています。 みすず 2000/10/27-12:51
記事番号8260へのコメント
こんにちは。
私も同じようなシステムを構築し、現在稼働中です。
桐の共有機能をそのままWANに適用した場合、相当高速な回線でないがきり実用になりません。
64K程度の回線速度で実用化を目指すには、データが有る側のLANにWAN先の問いを応答させる桐を設置し、
代行して絞り込み更新・検索などを行う必要があります。
発想的には「桐でIモード」と同様の方式です。
その発想を桐対桐で行えばいいです。
さらに、データの引き渡しをK3ファイルで行えば、更に高速化が可能です。
小規模な環境であれば、十分実用は可能です。
検索だけならそれでも可ですが、更新も伴う場合はレコードロックをさせなければなりませんが、これが課題ですね。
私は独自の方法で(ほぼ)解決できましたが、どういった環境で使うかで、工夫が可能だと思います。

8294 お手間取らせすみません。 武藤 2000/10/28-21:20
記事番号8260へのコメント
佐田さん、宮城さん(その節は大変お世話になりました)
野良犬さん、みすずさん皆々様貴重なお時間、お手間とらせ申し訳御座いませんでした。
更にご指導意見重ねてお礼申し上げます
有難うございます。

本説の前に、この質問のきっかけとして

A校(私が所属する部署)から電話回線(ISDNやルータ)使いB校の私が作成した「桐」システムを修正、改良等を行いたく
「LAPLINK2000」を購入マニュアル、仕様等見ながらインストール後
試しに、私の自宅からA校に接続しA校のファイル等を使ってプリントアウトなど行えました。

ところが、この逆A校から私の自宅となると、うまく接続出来ない(単なる私の設定法が悪いだけの事ですが)

そんな事をしているうちに、この「LAPLINK2000」の活用法に、
以前この「桐」システム作成中に思っていた事なのですが、
「いずれはネットワーク?、とやらLAN?とかが必要だな」と思い今回のBBSに質問させていただきました。

質問内容うまくつかめないまま、投稿しちゃったみたいです。
再度重ねてお詫び申し上げます。

もう一度質問を整理させて頂きますと(長々と書き込みしてしまいましたが、不明な点あればこの質問無視して下さい。)

現状:「本部/A校/C部門/D部門」
   建物は各別々で「B校」のみ市外地区

本部PC2台(LANしてません)
PC−1別々業務
PC−2別々業務

A校PC2台(LANしてません)
PC−3「桐」で業務遂行
PC−4別々業務

B校PC3台(全てLANしてません)
PC−5「桐」での業務遂行
PC−6ホームページ用としてインターネット利用
PC−7別々業務

C部門PC1台

D部門PC1台
両部門とも別業務にて今のところ思案外、でも顧客リスト的なものは活用出来るものもあり、いつかは・・・と、思っていますが。

考えてみますとこんなにも情報と言うか、構成と言うか・・
結構あるのに、もったいないですよね。
お恥ずかしい話で、当社は私が入社するまでPCの活用はワープロ活用のみであった模様。

このBBSもしかして全国放送ですよね、やば!!

一度PC−5とPC−6をLANした事があるが、支障がでたので中止しました。
(設定の仕方が悪いだけの事でしょうが)

この機会に全てのPCに「桐」での業務を分割で行いたい。

目先の予定として、PC−3とPC−5を接続し宮城さんの言われましたよう、(業者さん一切入っておりません。)
A校B校の互いの顧客データの把握
更に見込み顧客の把握
と、顧客と見込み顧客のつながり等の把握
(市外地区とはいえ結構あるんです、特に見込み顧客等については)

現在各校それぞれ別々に、顧客と見込み顧客のつながりを、メインwfmとサブwfmでリンクし把握作業しています。

顧客の成績や数値的なデータは各校別々に処理、佐田さんの言われました成績等の混合処理は現在のところ有りません。

本部では、未だに顧客件数的なもののみ把握すればOKみたいです。

Windowsはあまり知らないが、「桐」ならチョッと・・本当にチョトだから事が進まないんですよね。(-_-メ)

8297 2つの考え方があります 佐田 守弘 2000/10/29-00:04
記事番号8294へのコメント
武藤さん
規模のおおよそが把握できました。
考え方として、前に述べた通りの2つの方法があります。

●本格的なLANとWANを構築する方法
もし本部と他校との間でデータの更新を頻繁に行う事があり得るなら、本格的なLANとWANの構築が必須です。
この場合、接続する回線の太さも重要になります。これは、#8263で野良犬さんも書かれている通りです。
つまり桐の場合にはサーバは表などのデータの置き場所であり、複数のクライアントがネットワークを介して
常にサーバにあるデータを読み書きします。
このため、ネットワークの負荷が大きくなります。
どの位の太さが必要になるかは、使用するファイルの大きさと、どの程度の時間で表示できるようにしたいかで決まります。
おそらく、それはLAPLINKでファイルをやりとりするといったレベルではない事は確かです。

●非同期でデータ交換するのでよいなら
どうやら共有したいデータの更新の頻度はそれ程高くはなさそうですね。
そうであれば、表データを広域で共有し合う必要はなく、非同期で更新情報を集め、
更新した最新データを配信するといった方法でも対応できると思います。
これらは、#8263で野良犬さん、#8264で宮城さんが書かれている様な方法です。

●配信方法は
いろいろ考えられます。
方法もプッシュ型(本部から支部に送信する)、プル型(支部が本部に読みに行く)があるでしょう。
ファイルサイズが小さく、かつ、遠隔地を結ぶ必要があるなら、メールを使うのも1つの方法です。
また、市内回線で済むのであれば、LAPLINKで配信するのも1つの方法になります。
あるいは、EXTRANETと呼ばれる方法を使い、離れた場所の間の通信回線としてINTERNETを使う方法もあります。
もちろんこの場合には、部外者が立ち入る事を防ぐための技術が必要になります。

●まずはLANの整備ではないでしょうか
データの共有が進めば、まず事業所内のデータ共有が必要になります。
まずは簡単なものでよいですから、LANを整備し、その後に必要に応じてLANどうしを結ぶWANを考えてみてはどうでしょうか。

佐田守弘(KS-00119)
8311 Re:2つの考え方があります 武藤 2000/10/30-00:08
記事番号8297へのコメント
>規模のおおよそが把握できました。
ありがとう御座います。

>また、市内回線で済むのであれば、で配信するのも1つの方法になり
>ます。
LAPLINKは使い物にならないようで、ハイ

>●まずはLANの整備ではないでしょうか

24:2台以上のパソコンをネットワークでつないで
一つの表を共有したい>データの共有が進めば、まず事業所内のデータ共有が必要になります。
を参考にして、事を進めていきます。

色々ありがとう御座います。

戻る