過去の桐井戸端BBS (桐ver.8) |
8346 | 項目置換で、ある条件の時はなにもしたくない | 上田 | 2000/10/31-22:16 |
桐ver8です。ほぼ初心者です。 項目「町名」「地区名」があります。 町名から表引きで地区名を入れるようにしたのですが、1:多となるものがあって、その部分だけは、手入力にしたいと思います。 計算項目式に、表引きを書くとそれ以外のものの入力ができなくなるので項目置換でやろうと思いました。 (そもそも項目置換で表引きが使えるか知らないのですが) その時 #条件選択([町名]<>”相川”,#表引き(・・・・),□□□□) という式になると思うのですが、□□□の部分に「なにもするな」と命令を入れたいのです。 すでに手入力で入っているデータがあるので、それにはなにもして欲しくないのですが、そんなときはどうするんですか? 全く的を外したことをやっているのかもしれませんが、ヒントを頂ければありがたいです。宜しくお願いします。 | |||
8348 | Re:項目置換のことでヒントください。 | 佐田 守弘 | 2000/10/31-23:37 |
記事番号8346へのコメント 上田さん >#条件選択([町名]<>”相川”,#表引き(・・・・),□□□□)で、 >□□□の部分に「なにもするな」と命令を入れたいのです。 >すでに手入力で入っているデータがあるので、それにはなにもして欲し >くないのですが という意味を言い換えると、「既に入っている値と同じ値を入れろ」になりますね。この一捻りがポイントです。 ですから、既に入っている値すなわち現在の項目値(これは単に[]と書きます)を指定すればよい訳です。 なお、上記の式で□□□の部分は<条件式>,<値>の形になります。 ここでどういった条件式を書こうとされているのか分かりませんが、もし「それ以外の場合には」でしたら、単に1と書いて下さい。 ですから、□□□の部分は 1,[] になります。分かってしまえば簡単ですね。 佐田守弘(KS-00119) 追伸 この目的を得るのに、質問に書かれている方法も1つの方法ですが、それ以外の方法もいろいろ考えられそうです。 他の方々からのアドバイスも待つ事にしましょう。 | |||
8356 | Re:項目置換のことでヒントください。 | 宮城 | 2000/11/01-10:05 |
記事番号8348へのコメント ちょっと「待った」です。 最大のポイントは、元データに上書きしてしまうような置換になってしまうこと。 記述ミスればせっかくの入力データがパーですよ。ということで、変換用別項目を追加し、 これに対して置換、記述は、1,[元の項目]ということにすべきです。 それから、表操作の置換で処理すべきことがらなのでしょうか。 入力都度、未置換レコードを絞り込んで置換ということになってしまいます。 項目計算式では入力できなくなってしまうのはお書きになっているとおりで、編集初期値が妥当なような気もします。 レファランス「表編集」P.86。 表引きは置換・項目計算式・編集初期値のいずれでも使えます。 記述はとりあえず次と覚えてください。本当はイコール以外も使えるんですけど。 #表引き([あ],=,"表引き先表名",[い],[う]) 自表の項目[あ]が表引き先表の項目[い]と等しいレコードの項目[う]を持ってこいということです。 []は便利ですけど、危険もあわせもっていることをお忘れなく。 | |||
8358 | Re:項目置換のことでヒントください。 | MIT | 2000/11/01-12:54 |
記事番号8356へのコメント 上田さん 住所入力で 1.入力済みデータを調整したい 2・住所入力をより簡潔に済ませたい とお察しします。 1.のケースで表引き関数を利用する置換では宮城さんのおっしゃる通りで該当表に作業用項目を追加してこれに置換を実行して成功を確認後、本当の項目に対して置換するのが安全だと思います。 2.のケースでは 表定義にある編集初期値で置換式を設定しておくと該当項目にカーソルが来た時、値が未入力で、かつ置換条件と一致するものがあれば値が代入されます。 表定義にある項目属性「表引きタブ」で表引き式を設定しておくと該当候補が別画面で表示されるので選択入力の形になります。 2のいずれの場合も項目計算式に定義していませんから手入力も可能です。 なお表引きタブの場合は「他の値も入力する」にチェックを入れておきます。 住所が全国版など同じ町名がある時は都道府県+市区町村名 (郵便番号利用が多いかも知れませんが・・)などの計算項目を予め作成しておいて、 この項目を比較項目とする表引きをすると良いと思います。 表引き先(つまり入力する表)でこの式の元になる項目は項目属性「編集タブ」で 入力後再計算のチェックを入れておきます。 逆に狭い地域で、入力頻度が高い時は地区名などに予め番号などを振っておいて入力は番号で行うと 慣れたオペレーターの場合は高速に入力出来るかも知れません。 置換式の書き方については佐田先生や宮城さんのご説明通りです。 以上、ご参考までMIT | |||
8368 | みなさんありがとうございます。 | 上田 | 2000/11/01-21:30 |
記事番号8346へのコメント みなさんありがとうございました。 久しぶりに質問させていただきましたが、的確なアドバイスと迅速さはにはいつも驚かされます。 このHPがあるおかげで、なんとか桐で仕事ができているという私です。 「何もしない」という記述。やっぱりこれはコツですね。 結構他の所でも使えそうなのでいろいろ試してみます。 編集初期値に置換式を入れるというのは、全く考えが及びませんでした。 よく使うデーターを指定するものだという、先入観があったからでしょうね。 これも、桐を使いこなすコツなんですね。 これからも宜しくお願いします。 |