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10406 | ファイル属性の書式などの標準はどこで設定? | 今村 誠 | 2001/03/20-23:45 |
簡単なことかもしれませんがレポートファイルの再定義画面でファイルメニューにファイル属性がありますが。 ここの書式タブの中に標準と指定がありますが 標準を選ぶと文字間は0mmに 行間 は1mmに なっているので文字間を2mmにレポートを作成するたびに切り替えています。 標準というからにはどこかに設定があると思うのですが、ご存じの方がいらっしゃったら教えてください。 きっと勉強不足と思うのですが。 | |||
10410 | Re:ファイル属性の標準はどこで設定? | 佐田 守弘 | 2001/03/21-00:29 |
記事番号10406へのコメント 今村 誠さん 結論を先に言うと、この初期設定値を変える機能はないと思います。 ついでですから、レポートなどの定義の仕組みについて述べておきます。 レポートも、フォームも、また一括処理、イベントも全て、記録内容は表と同じ形式で記録されています。 これは多くの方がご存知だと思います。 これが分かれば、この事から次の事が容易に推測できるでしょう。 レポートについて言えば、様々なオブジェクトに設定されている属性値は、表の様に、多数の属性項目があって、 それぞれの属性項目に属性値が書き込まれる事によって、定義されて行きます。 つまり、1つのオブジェクトを作ると、その定義内容の表の上で1行追加され、 そのオブジェクトの属性値が書き込まれると思って下さい。 そして、表編集でそうである様に、項目初期値の機能がここでも使われているはずです。 つまり、質問の書式の文字間の値も、その様な値が初期値で設定される訳です。 さて、この様な「レポートはどの様な属性項目で定義する」といったレポートファイルの表の様なものの定義内容を、 仮にここでは「メタ定義」と呼ぶ事にします(もちろんそんな名前はありませんが)。 ここで言うメタ定義の内容は、システムで予め設定されているものであって、ユーザーはこれを触る事ができません。 これはちょうど、表の場合に定義利用者コードを設定し、再定義を禁止しているのと同じです。 レポートの場合、定義利用者の未設定できますが、あれは表で言えば更新利用者であり、 本当の定義利用者は上記のメタ定義の定義利用者なのです。 そして、そのメタ定義の変更は禁止されています。 当たり前の事ですが、これを許可してしまったら、桐のシステムがメチャクチャになるからに他なりません。 (ハードディスクの中までの分解を許さないのと同じでしょうね) 佐田KS-00119 | |||
10428 | ありがとうございました | 今村 誠 | 2001/03/21-20:00 |
記事番号10410へのコメント >結論を先に言うと、この初期設定値を変える機能はないと思います。 いつも佐田先生ありがとうございます。 フォントの種類やサイズの設定や余白の設定も出来たので文字間や行間もどこかにあると思っていたのですが大変残念です。 やはり作成するたびに指定値を書き換えないといけないのは改善したが良いと思います。 ワープロなどでも、書式設定では自分のスタイルにあった用紙と、余白や文字間、行間を指定できます。 そして一番使用するスタイルをシステムに記憶できます。 やはりこれは、環境設定で是非取り入れてもらいたいと思います。 k3さん見ていたらよろしくお願いします。 指定値と標準には差はないと思います。 指定値を0にすることも出来るし2mmや4mmにも出来ます。 ただ一番使うデフォルトを環境設定におくだけだと思います。 今は出来ないと受け止めます。 | |||
10437 | レポートの書式設定 | hidetake | 2001/03/22-12:01 |
記事番号10428へのコメント これから書く内容はマニュアルや K3 の資料にあったものでは無く、独自で調べたものです。 従って、何の保証もありませんし、どのようなトラブルがあっても責任を持てるものではありません。 K3 への問い合わせなど一切しないで下さい! レポートを新規に作成する際に表示される「白紙->レポート定義」で使用される書式 は桐のシステム内部にあるものと思われます。 (おそらく REPORT.DLL 内) 簡易作成で表示される「単票」「一覧表」「伝票」「タックシール(タイル)」に使われる書式は Template ディレクトリ内にある REPORT.TPL の中にあり、各スタイル毎に設定してあり、文字間・行間などは 「Pitch=0,0,0,240,48」の行に該当します。 また、「テンプレート」で設定する際は Templateディレクトリ内にある *.RFW が使用され、 その内容は TEMPLATE.INI に設定されています。 そして、*.RFW 自体は *.RPT と同一のファイル構造のようで、*.RFW を別のフォルダにコピーし、 *.PRT にリネームするとその中を確認することが可能です。 もし、自分でよく使う書式を登録し使いやすくカスタマイズしたいと言う場合は、 3番目のテンプレートを使用する方法が簡単なようです。 自分でよく使うレポート形式や書式を新規作成の「白紙->レポート定義」で作成し設定します。 その作成したレポートを Template フォルダに*.RFW でコピーします。 なお、*.RPT のままでも一応は使用可能なようではあります。 そして、TEMPLATE.INI の最後の方にある [Template Report User Group] Template: Report User Group No1=,, Template: Report User Group No2=,, Template: Report User Group No3=,, の部分を [Template Report User Group] Template: Report User Group No1=original.rwf,標準書式1です,(A4) Template: Report User Group No2=report.rpt,標準書式2です,(A4) Template: Report User Group No3=,, と言った具合に書き換えます。 なお、カンマ2つを間違えないように記述して下さい! 以上の作業でレポートの新規作成の際、テンプレートの欄に「ユーザー・テンプレート」が表示され、 その中に追加したテンプレートが表示され使えるようになると思います。 ちゃんと K3 はテンプレートのところに User Groupの欄を作っていてくれたのですね・・・ でも、以上の内容については、どこにも正式な記述は無いと思います。 従って責任の持てない内容であり、K3 もサポート対象としていないと思いますので、 サポートへの問い合わせや問題が生じても苦情など言わないようにして下さい。 試す場合も全て自分の責任の範囲内で対応して下さい。 | |||
10438 | Re:レポートの書式設定 | 今村 誠 | 2001/03/22-12:21 |
記事番号10437へのコメント hidetakeさんはこんにちは 早速試してみます。 sp6になったからフォントサイズの自動調整が出来るようになったので均等割付を使わなくなりました。 以前は文字数に応じて空白を複写していましたが、文字間の方が記述が早いので 最近のフォームはすべて文字間を2mm以上とっています。 ありがとうございました。 | |||
10440 | うまく設定できました | 今村 誠 | 2001/03/22-14:11 |
記事番号10437へのコメント hidetakeさんありがとうございました。 テンプレートはほとんど使用していなかったので今後はここを活用したいと思います。 |