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10481 | 一括起動時有効のチェックボックスはどのように使用すればいいのですか | かず | 2001/03/23-20:46 |
フォームのコマンドボタンの属性にある、”一括起動時有効”のチェックボックスは、 どのような場合にどの様に使用すれば良いのですか? | |||
10482 | Re:一括起動時有効って? | KH | 2001/03/23-21:10 |
記事番号10481へのコメント 一括処理のなかでそのフォームを利用して編集を行う場合、チェックを入れているとそのボタンの機能を利用できます。 逆にチェックを入れていないと、一括処理からそのフォームを開いた場合にそのボタンを利用できません。 ボタンは使用不可の薄い状態になっています。 一括処理のなかでそのフォームを利用して編集する場合、ボタンの機能を実行したければ、チェックを入れておきます。 一括処理の中で開かない場合はチェックは入りません。 | |||
10488 | なぜ無効にするのか | 佐田 守弘 | 2001/03/24-12:21 |
記事番号10482へのコメント かずさん 一括処理時無効のチェックボックスがある意味について補足します。 一括処理は、元来プログラマが考えた順序に従ってデータ処理を行い、それ以外の処理は行わせないのが 本来のプログラムのあり方です。 そうしないと、予期しない処理が行われてしまい、エラーが発生する事もないとは限らないからです。 一括処理からフォームを開いた場合、「ウィンドウ会話」コマンドによって一時的に会話処理のモードに入ります。 しかしこの時にその表を編集する以外の処理が行われては困るのです。 分かりにくいと思いますから例でお話します。 今仮に、一括処理から売上マスタが表番号1でひらかれ、フォーム編集画面になっているとします。 そして、この画面に、[商品マスタ保守]の様なボタンを作ってあるとします。 しかし一括処理上では、この会話モードが終わったら商品マスタを表番号2で開いて何らかの処理を行う様になっていた様な 場合、先に会話処理からユーザーの操作によってその編集が行われてしまうと一括処理としてはエラーになる場合があります。 その様な会話処理は一括処理で予定している事以外の事もできてしまう不都合を防ぐために、 コマンドボタンからの別の処理を行う事を防ごうとしているのです。 ですから、その様な弊害のない処理、例えば「一括処理に戻る」などは、一括処理時無効のチェックを外して使います。 言い換えると、予め考えておいた(必要な事は全て考えておく必要がある)手順に従って操作や処理を行わせるのが一括処理です。 一方、処理はユーザーの自由に任せ、その中で必要なデータ処理の補助を行うのがイベントという事になります。 この両者は似ている様でいて、プログラムの流れの概念としては全く別物です。 佐田KS-00119 |