過去の桐井戸端BBS (桐ver.8)
17227 「kiri8が原因でFORMLIB.DLLにエラーが発生しました」というエラーが出るようになった。 田島 2002/09/09-15:32
はじめまして、田島と申します。
よく以下のメッセージが出るようになり困っております。
どなたか対策をご存知の方はご指導いただければ幸いです。

kiri8が原因でFORMLIB.DLLにエラーが発生しました。
KIRI8は終了します。
問題が解決しない場合は、コンピュータを再起動してください。

OKボタンを押すと続けて

kiri8が原因でMFC42.DLLにエラーが発生しました。
KIRI8は終了します。
問題が解決しない場合は、コンピュータを再起動してください。

これが出た後は強制終了されてしまいます。

利用OS、機種等は OS WINDOWS ME メモリー 256MB 自作パソコンDOS/V HD 8GB
以前、WINDOWS 98SE を利用していた時は、
このようなメッセージを見た記憶がありませんでした。

どうぞよろしくお願いいたします。

17229 Re: Win ME / MFC42.DLL / DLL 地獄 Ogo 2002/09/09-16:39
記事番号17227へのコメント

> kiri8が原因でMFC42.DLLにエラーが発生しました。

これはマイクロソフトの MFCという C クラスライブラリで
Windows 自身がシステムフォルダに持っていて、
それを各アプリケーションが共用するというルールになっているものです。

ところが、マイクロソフト自身が、このファイルを同名異バージョンで、
しかも互換性がないものを作成・配布しているのです。

>利用OS、機種等は OS WINDOWS ME

>以前、WINDOWS 98SE を利用していた時は、
>このようなメッセージを見た記憶がありませんでした。

正に、Win Me がこの「非互換バージョン」の MFC42.DLLで初期配布されていたはずです。

ここから先の詳しいことは、「DLL地獄」で WEB 検索でもすればいろいろと調べられます。

   http://www.google.com/

で探すと、2,130 件見つかりましたが。

- - -

これは「Windows の仕様」です。

ただし、桐 側でもいろいろ小細工をしてあって、限定条件つきで回避できます。

「コンピューター起動後、最初に MFC42.DLL に触わるのが桐 であれば、この問題は発生しない」

この場合に限り、桐 は自分自身のフォルダに保持しているMFC42.DLL
(絶対に問題が起きないバージョン)を利用するようにプログラミングされているのです。

ただし、Windows であれ、スタートアップで起動するアプリであれ、
何かが一度でも MFC42.DLL を触わった場合
(これは当然、 \Windows\SYSTEM フォルダのファイルを読み込みます)、
このファイルはメモリキャッシュの中に強制的に固定的に居座ってしまい、
後から別のアプリ(桐 のことです)が別の同名ファイルを読み込むことを許可しないのです。

これは「Windows の仕様」です。

- - -

もしかしたら、Windows のシステムフォルダの MFC42.DLL を
桐 の SYSTEMフォルダにある同名のファイルに置き換えたら、
この問題は発生しなくなるかもしれません。

ただし、これだと何か別のアプリは正常に稼働しなくなるかもしれません。
また、Win Me のシステム保護機能が自動的に働いて、
ファイルを元のバージョンに戻されたり、最悪の場合は、エラー発生により
直近の「復元ポイント」にシステム構成を戻されてしまい、
レジストリや何もかもがパアーになる可能性があるかもしれません。

# 実験したいとも思わないので、実体験ではありません。

17230 Re: マイナーバージョンアップ Ogo 2002/09/09-16:54
記事番号17229へのコメント

>これは「Windows の仕様」です。

一応、念の為に言っておきますが、新しい OS が出た場合、
動作確認とともに、場合分けも含めたマイナーバージョンアップで
動作に支障がないような修正版を出すメーカーが多いのですが、
桐のSp 6 (最新版)では未だにこの「場合分け」対応をしていないのです。

Sp 7 はいつ出るのかなぁと思っていましたが、
どうも Sp 7 を出す代わりに 桐9 で対応という方針を
K3では取っているようです。

# 業務用のアプリケーションの対応がこれではなぁ
# と思ってしまうのは私だけではないでしょう。

17231 Re: マイナーバージョンアップ 田島 2002/09/09-17:22
記事番号17230へのコメント
はじめまして、Ogo様

早速のアドバイス、とても感謝しております。
そうでしたか。
てっきり私のパソコンが不具合を起こしていたのかと思っておりましたが、
SEからMEに替えたとたん、よくこのメッセージが出るようになり、ほとほと困っておりました。
異バージョンの件は貴殿の仰るとおりだとすると、
この辺はもう少しユーザーサイドにたったサービスを
マイクロソフトには要求したいものですね。

>もしかしたら、Windows のシステムフォルダの MFC42.DLL を
>桐 の SYSTEMフォルダにある同名のファイルに置き換えたら、
>この問題は発生しなくなるかもしれません。
>
>ただし、これだと何か別のアプリは正常に稼働しなくなるかも
>しれません。
>また、Win Me のシステム保護機能が自動的に働いて、ファイル
>を元のバージョンに戻されたり、最悪の場合は、エラー発生に
>より直近の「復元ポイント」にシステム構成を戻されてしまい、
>レジストリや何もかもがパアーになる可能性があるかもしれま
>せん。
>
># 実験したいとも思わないので、実体験ではありません。
私も怖いので実験はしないことにします。


>Sp 7 はいつ出るのかなぁと思っていましたが、
>どうも Sp 7 を出す代わりに 桐9 で対応という
>方針をK3では取っているようです。

さて、それでは桐V9ではこの辺は改良されるのか
とくと拝見したいものですね。

># 業務用のアプリケーションの対応がこれではなぁ
># と思ってしまうのは私だけではないでしょう。

全く持って私も同感であります。

とりあえずだましだましこのまま使うことにします。
P.S. 一応念のため桐8SP6をダウンロードして使うことにします。
桐V9もダウンロードしたのですが、ちょっと色使いが激しくて私には・・・(笑)

とても早い対応にとても感激しました。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

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