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17327 | 納付書発行の20日後と設定した納付日を銀行営業日の日としたい | TS | 2002/09/23-12:14 |
いつもお世話になっております。 桐V8で次のような納期管理をしようと思っておりますが、 上手い方法が見つかりません。 皆様方のお知恵をお借りできればと思い、投稿しました。 //////////////// 事例 (納付日が、銀行営業日の日としたい。)//////// 毎月納付書を発行する作業を月上旬に行い、納付期限をその20日後の日を設定して発行しています。 しかしながら、20日後が、土日、祝祭日(成人の日及び体育の日を含む)、国民の休日(5月4日)、 土日祝祭日の振替え休日、年末年始(12月29日から1月3日)等、 金融機関の休業日に当たった場合は、その前営業日又は後ろ営業日に納期を変更し発行しております。 この金融機関営業日(前営業日又は後ろ営業日) を自動で算出する良い方法があったらご教示願います。 ●表構成 [発行年月日](データ型:日時型)、 [件名](データ型:文字列)、 [納付期限](データ型:日時型)、 [修正後前納付期限](データ型:日時型)、 [修正後後納付期限](データ型:日時型)、 ↓表編集イメージです。 ↓表定義イメージです。 | |||
17332 | 銀行営業日が分かれば可能ですが | 佐田 守弘 | 2002/09/23-21:42 |
記事番号17327へのコメント TSさん もし銀行営業日なるものが決められれば、簡単です。 詳しくは後で申しますが、実際にはそれを自動で決める事が不可能です。 ●銀行営業日の表があったとしたら 仮に銀行営業.tbl(項目は[日付](日時型)のみ)があったとし、 この表に営業日が日付順に列記されているとします。 この前提で、次の計算式で #表引き([納付期限],>=,銀行営業.tbl,[日付],[日付]) で、目的の修正納付期限が求められます。 修正納付期限は、納付期限が営業日でない時には次の営業日になります。 前の営業日を得るには、銀行営業.tblを日付逆順に並べておき、上記比較式を「<=」にすれば良いと思います。 ●銀行営業日を求める これは計算式ではできません。 土日曜日と年末年始は簡単に決められます。 しかし国民の祝日が決められません。 理由は簡単です。 現在の祝日は日付が固定されていないためです。 春分と秋分は天文台が観測と計算で原案を出します。その他の祝日を含めて 最終的には国会で決められるのではないでしょうか。 ですから計算は不可能だと思います。 ●結局は 銀行営業,tblを毎年手作業で作る事になるのでしょうね。 手作業でこの表を作れば、目的が達成されると思います。 佐田守弘(KS-00119) | |||
17333 | Re:納付日を銀行営業日の日としたい | 山田 | 2002/09/24-02:00 |
記事番号17327へのコメント TSさん 質問の回答の本筋は佐田さんのとおりです。 お答えの中の並べ替えの逆順、正順の使い分けは、いろいろ応用が効きます。 さて私は、下記のような暦(日付をレコードとする)を作り、毎年更新しています。 国民の祝日は不定なので、別途祝日tblを作り、これも毎年更新しています。 項目名 データ型 項目計算式 年 整数 月 整数 日 整数 曜日 文字列 #曜日("H"+[日付]) 祝日 文字列 #表引き([日付],=,”祝日”,[日付],[祝]) 休日 文字列 #条件選択(#直前値([祝日],””)=”祝”.AND#直前値([曜日],””)=”日”,”振”,[祝日]=”祝”,”祝”,[曜日]=”日”,”日”,[曜日]="土",”土") 日付 文字列 #日付(#STR([年])+”.”+#STR([月])+”.”+#STR([日]),4) itさんの場合、[休日]=””で選択し、これを銀行営業日、tblとして書き出せば求める表ができます。 私は、休日<>””の場合、網掛けとか、背景色を変えるとか 楽しんでいます。 また、年、月 日を項目としてもつのは、月別にグループ化でき、 例えば、月で段組して印刷するなどいろいろ応用が利くからです。 蛇足でした。 | |||
17339 | Re:納付日を銀行営業日の日としたい | TS | 2002/09/24-22:52 |
記事番号17333へのコメント 佐田さん、山田さん ご指導いただき有難うございました。 銀行営業日を出すということがいかに難しいか良くわかりました。 >●結局は >銀行営業,tblを毎年手作業で作る事になるのでしょうね。 >手作業でこの表を作れば、目的が達成されると思います。 検討します。 >暦tblを作り、毎年更新しています。 こういう方法もあったのですね! 勉強になりました。 | |||
17342 | 休日と独自の暦 | 佐田 守弘 | 2002/09/25-01:02 |
記事番号17333へのコメント 私も暦.tblに似た、休日.tblを作っております。 項目は、 [日付]:日時型 [休日]:文字列型(元旦、子供の日、会社創立記念日など、休日名を記入) 会社の休日が暦と一致すればよいのですが、一致する会社は意外と少ないのではないかと思います。 メーカーでは8月に盆休みがある会社も少なからずある様です。 私の勤務先も、暦にはない独自の休日(会社の創立記念日など)がある他、 暦上は休日でも指定出勤日になる日があります。 翌年の休日は、秋頃に労働協議で決まるので、その後に休日.tblを作る事になります。 この表を日付で表引きし、[休日]が値を持っていれば、その日は休日と分かります。 指定出勤日は、[休日]に「指定出勤日」とでも入力しておけば、値を持っていても、 その値である事を判断して、出勤日である判断ができるかと思います。 この用途は、スケジュール表の作成です。以前は能率手帳を使っておりましたが、 小さい文字は不得手になってしまったので、独自のサイズで類似のスケジュール表を作成しています。 休日.tblとは別に、予定表.tblを作ります。これは項目は[日付][休日]です。 [日付]には1年分の日付が淹れてあります。また[休日]は、上記の休日.tblを表引きしています。 これをA4サイズに2段組でレポート印刷し、中央で裁断して多穴パンチで穿孔すれば、 ルーズリーフ式のスケジュール表ができ上がります。 山田さんは >また、年、月 日を項目としてもつのは、月別にグループ化でき、例えば、 >月で段組して印刷するなどいろいろ応用が利くからです。 との事ですが、私は桐ver.6以降は日付型に変更しました。 [年][月][日]方式だと、昨年入力した値が使えて便利そうに思えるのですが、 昨今は毎年休日が変わるので、毎年入力した方が安全です。 (あやうく無届け欠勤と無断休日出勤) 佐田守弘(KS-00119) | |||
17380 | Re:休日と独自の暦 | 山田 | 2002/09/27-16:43 |
記事番号17342へのコメント 佐田 守弘さん コメントいただき光栄です。 佐田さんと同様な方法で暦を作っていたんだな と一瞬思いましたが、 私は佐田さんの御本を何冊ももっていますので、 たぶんそのどこかに書かれていた方法をまねしたものと思います。 >[休日]:文字列型(元旦、子供の日、会社創立記念日など、休日名を記入) 早速この方法に変更しました。今までは単に”祝”でしたので。 今後ともよろしく |