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18147 サブフォーム対象表の動的変更を擬似的に行う方法を紹介します 小松亀一 2002/12/03-00:43
仙台の小松と申します。

以前、サブフォームの編集対照表の動的変更の記事がありましたが、
これに関連して私の擬似的サブフォーム動的変更を披露します。

私は法律事務所を営む者で、事務所データ処理は全て桐で行っております。
その方法は、顧客ID付顧客簿、事件ID付事件簿を2本の柱として、
その後作成する文書は全て事件ID項目をつけ、事件毎に並べ替えた表示が
出来るようにしています。

例としては、日誌、電話記録、書類作成・提出、種類受信等その他、事件処理に
必要な全データ表に事件ID項目をつけています。

以前から、事件簿をメインフォーム、サブフォームに日誌、電話記録等を
対象表とした一覧表フォームを入れて、事件毎の日誌、電話記録等を一覧出来るようにしたく、
サブフォームをどうやって入れ替えるかに苦慮して居ました。

ある時はたと思いついたのが以下の方法です。
1.先ず基本となるメインサブフォームを作り、フッタ部分に、日誌、
 電話記録、書類作成、書類提出、書類受信等の事件処理に必要なファイル名を
 表題としたコマンドボタンを貼り付けます。

2.コマンドボタン機能には、フォーム選択で、選択フォームは、日誌の場合、
 事件日誌、電話記録の場合は、電話記録等のメインサブフォームを指定します。

3.次にこの基本メインサブフォームを入れ替えるて使うのに必要なサブフォームの数をコピーし、
 それぞれ事件日誌一覧、事件電話記録一覧、事件書類作成一覧、等のファイル名をつけます。

4.次に各ファイル毎にサブフォームを指定します。例えば事件日誌一覧には、
 サブフォームは日誌の一覧表フォームを指定します。
 関連付けグループ項目は勿論事件IDです。
 又、フッタに貼り付けたコマンドボタンは、日誌の場合、これの表示タブのフォーカス設定可能を使用不可表示にします。

5.この方法で、コマンドボタンのフォームの選択というシンプルな機能で
 メインサブフォームのサブフォームだけの切替を実現しました。

6.この方法は、実は、「メインサブフォームのサブフォームだけの切替」
 をしている訳ではなく、「メインサブフォーム」全体を切り替えているのですが、
 切り替えるメインフォームが全て同じ形式になっているため、
 サブフォームだけが切り替わったと錯覚します。
18148 Re:擬似的サブフォーム対象表動的変更 幅田 2002/12/03-09:03
記事番号18147へのコメント
小松さん
こんにちは。

>以前、サブフォームの編集対照表の動的変更の記事がありましたが、
>これに関連して私の擬似的サブフォーム動的変更を披露します。

ちょっと前(11月26日)の
No.18050「サブフォームの編集対照表の動的変更」
のコメントについての話題ですね。

>6.この方法は、実は、「メインサブフォームのサブフォームだけの切替」
>をしている訳ではなく、「メインサブフォーム」全体を切り替えているの
>ですが、切り替えるメインフォームが全て同じ形式になっているため、サブ
>フォームだけが切り替わったと錯覚します。

ちょっとした発想の転換で、別の方法が見つかるといういい例ですね。
他の皆様も試してみてください。


18152 Re:擬似的サブフォーム対象表動的変更 尾形 2002/12/03-12:50
記事番号18147へのコメント
どうも、こんにちは

メインフォームのファイル自体は一つにしておいて
サブフォームを重ねて配置して
サブフォームの画面表示のオンとオフを、
オブジェクト操作するという方法もあります

もし参考になればと思い書いてみました

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