過去の桐井戸端BBS (桐ver.9)
25310 商品毎に計算した消費税と1ヶ月分の合計に対する消費税のズレはどうすればいいのでしょうか ゆき 2004/03/08-16:43
桐初心者です。vel.9の桐で格闘しています。。。
消費税の端数について困っているので教えてください(<)

販売管理に使用しようとしています。
消費税別の場合と、消費税込みの場合があります。
(込みはめったにないのですが。)
商品別に [単価]*[数量] で[合計金額]を出し、[消費税]の項目で
"1.05"と"1.00"を選択できるようにし、(1.05を初期挿入値式にしています)
[合計金額]*[消費税]で[税込金額]としています。
(1円未満切捨てしています。)

月に一回、[月]で絞込みをし、レポート上で
その月のすべての商品の売上金額と、それに消費税を掛けたレポートを作成し、
請求書を発行しました。

発行してしまった後で気づいたのですが・・・。(遅い)
テーブル上の[税込金額]の合計と、レポート上での税込金額とが、
1円ずれてしまっています。
理由は一つの商品ずつに消費税を掛けて、合計した テーブル。
一か月分の商品を合計して、消費税を掛けた レポート。

理由はわかっているのですが、税別・税込の2通りがあるため、
解決策が思いつきません。
テーブルの金額がずれていると、入金の確認や管理に困ってしまいます。

今頭の中がごちゃごちゃで、うまく説明できてないと思いますが、
どうぞ宜しくお願い致します。
25312 Re:消費税のズレ・・・ 悲しげ 2004/03/08-17:46
記事番号25310へのコメント
どもっ、ゆきさん
直接のお答えではありませんが、あと僅か24日で販売価格の税込総額表示
(要するに内税表示)が義務付けとなります。
で、どうせこれから作り直すのなら、この機会に全て内税方式に統一して
しまう方がベターではないかと思います。
その間、稀に発生する外税額のズレは、手書き修正で逃げる・・・と。(^^;)

25321 どこかで丸めをしていませんか 佐田 守弘 2004/03/08-22:26
記事番号25310へのコメント
ゆきさん
 >理由は一つの商品ずつに消費税を掛けて、合計した テーブル。
 >一か月分の商品を合計して、消費税を掛けた レポート。
との事ですが、桐はその程度で誤差は出ないと思います。
100件程度のデータで表の上で確認してみましたが、
 @税抜き額の合計に1.05を掛けた値
 A1.05を掛けた税込み額の合計
は、小数以下まで一致します。

で、問題はどこかで丸めを入れてないかです。
税抜き額に1.05を掛けて求めた税込み額は、一般に1円未満の端数が生じますから、
この端数を丸めていないでしょうか。
丸めているとすれば、両者に誤差が出て当然です。

それが消費税の計算として正しいかどうかは別として、
外税の場合に端数を付けた税込み額のままにしておけば、どちらで計算しても誤差は出ないはずです。
丸めはレポート印刷の時に行えばよいのです。

補足ですが、桐の表で表示桁数を指定すると、指定桁以下の部分は
切り捨てられて表示されます。
 (例) 4099.98円 → 4099円 で表示される
このために見掛け上、1円の誤差がある様に見える場合もあります。

●余談:消費税内税化の影響
・外税だった小額商品
消費税を内税で表示するという事は、金額に拘わらず1個当たりに税込み額を
円単位で記載する事になりますね。単価20円未満の商品はどうなるのでしょうか。
・単価5円だった商品は、25銭の消費税という訳には行かないでしょうから、
消費税を1円として、単価6円で表示されるのでしょうか。

・内税だった商品
今までは「税込みでいくら」で良かったのでしょうけど、内税額の表示が
必要になると、これまた端数の処理をどうするのかが問題になりそうな。
そもそも、105という数は七・五・三ですから、一般に商は循環小数になるでしょう。
税額を円単位で表示すると、やはり小額商品では税率が5%でないケースも出て来てしまうとか。

そもそも現行の消費税でも端数の扱いはきちんと決まってなかったのでは。
(普通は切り捨ての様ですが。)

佐田守弘(KS-00119)
25323 Re:消費税のズレ・・・ 宮城 2004/03/09-00:16
記事番号25310へのコメント
ゆきさん、こんにちは。

>理由は一つの商品ずつに消費税を掛けて、合計した テーブル。
>一か月分の商品を合計して、消費税を掛けた レポート。

残念ながらというか、それは当然ずれるでしょう。
消費税計算を行った最小単位の取引以外に掛け算で消費税を計算し直したら。
いったん消費税計算を行ったら以降は足し算以外やってはいけません。(赤黒には注意。)

>商品別に [単価]*[数量] で[合計金額]を出し、[消費税]の項目で
>"1.05"と"1.00"を選択できるようにし、(1.05を初期挿入値式にしています)
>[合計金額]*[消費税]で[税込金額]としています。

これは本当にこうなのですか? 普通のレシートなら Σ([単価]*[数量])が自然なのですが。

もしこうであって、商品別消費税勘定がいるという事情なら、Σ([単価]*[数量])による
消費税とその中の商品ごとに計算した消費税の差額を「配賦調整」とかいうアイテムに
かぶせてしまえということになります。

(そろそろくどいと言われそうな・・・。)

25383 Re:消費税のズレ・・・ ゆき 2004/03/11-00:21
記事番号25310へのコメント
悲しげさん、佐田さん、宮城さん、ありがとうございます!

悲しげさん、税込総額表示始まりますね〜
税込総額表示自体はあまり賛成していないのですが、
私みたいに桐初心者にはかなりありがたいかも〜(笑)

佐田さん、すべて円未満切捨てしていますっっ
これがやっぱり問題ですよね。
テーブル上で入金管理もしています。
(ただ、合計金額の隣の欄に入金があれば[入金]に"*"を入れているだけですが。)
入金管理は別のテーブルでするべきでしょうか??
だとすれば、月別に得意先別に 月の合計金額を 違うテーブルに自動で挿入する〜なんて方法があれば素敵なんですけど・・・
あと、
>・内税だった商品
今までは「税込みでいくら」で良かったのでしょうけど、内税額の表示が
必要になると、これまた端数の処理をどうするのかが問題になりそうな。
そもそも、105という数は七・五・三ですから、一般に商は循環小数になるでしょう。
とありますが、七・五・三というのはどういう意味ですか???
あと、[循環小数]もわかりません・・・ ぜひ教えて下さいっっ

宮城さん、やはり当然ですかぁ〜〜(涙)
>消費税計算を行った最小単位の取引以外に掛け算で消費税を計算し直したら。いったん消費税計
算を行ったら以降は足し算以外やってはいけません。(赤黒には注意。)  ←←赤黒 って何でしょう???
あと、
>商品別消費税勘定がいるという事情なら、Σ([単価]*[数量])
による消費税とその中の商品ごとに計算した消費税の差額を「配賦調整」とかい
うアイテムにかぶせてしまえということになります。
と、ありますが、、、
すっごい勉強不足で申し訳ないのですが、
Σの使い方がわかりませんっ
あと、「配賦調整」というアイテム????
ちんぷんかんぷんになっているので・・・・よろしくおねがいします!!!
25389 Re:消費税のズレ・・・ 悲しげ 2004/03/11-16:12
記事番号25383へのコメント
どもっ、ゆきさん
>悲しげさん、税込総額表示始まりますね〜
>税込総額表示自体はあまり賛成していないのですが、
>私みたいに桐初心者にはかなりありがたいかも〜(笑)

う〜ん、いえ、別に笑っていてもいいのですが(^^;)、ともかく始まりますから、
対応して行かなくてはならないですよね。
で、元々の#25310で曰く

>商品別に [単価]*[数量] で[合計金額]を出し、[消費税]の項目で
>"1.05"と"1.00"を選択できるようにし、

のような、内税・外税混在のようなやり方は、もはや改めなくてはならないのではないでしょうか?
と云うことを私は云いたかったのです。
しかも、残された日数も少ないので早急に(内税方式一本に統一の方向で)。

>今までは「税込みでいくら」で良かったのでしょうけど、内税額の表示が
>必要になると、これまた端数の処理をどうするのかが問題になりそうな。

この度の改訂では、外税については基本的に考えなくてもよいことになると思います。
これが話の大前提です。
で、その上で、ともかく必要なのは税込総額であって、その中の内税額についての
表示はあってもなくてもよいようです。
で、私の場合は、少々実験モードながら、4月以降は内税額は敢えて出力しない方向で
走ってみようと思います。
ま、その後の世の趨勢を見極めようとは思っていますが。

※内税額ってのは、計算方法によって(今思いつく限りでは)下記の12通りぐらいあって、
それぞれ微妙に違ってくる場合があります。
(1)単価毎に内税
(2)品目1行毎(つまり単価×数量)に内税
(3)レシート=伝票の合計額に対しての内税
(4)月合計額に対しての内税
これらに対して、それぞれ切捨・四捨五入・切上があるから4*3=12通り。


以下、余談。
「105という数は七・五・三ですから」これは 3*5*7=105 であることを意味するのだと思います。
「素数」「素因数分解」「循環小数」等の言葉の意味は、
折角インターネットにアクセスしているのですから、
yahoo とかgoogle とかでご自分で検索するのもよろしいかと思います。

25399 入金済みの消し込み 佐田 守弘 2004/03/11-20:03
記事番号25383へのコメント
ゆきさん
 >テーブル上で入金管理もしています。
 >(ただ、合計金額の隣の欄に入金があれば[入金]に"*"を入れているだけですが。)
それはそれで1つの方法でしょうね。余り聞いた事がない方法ですね。

良く聞くのは、入金があれば、入金台帳の様なリスト(表)を作り、売掛台帳から該当するデータを抹消します。
これを消し込みという事が多い様です。

 >入金管理は別のテーブルでするべきでしょうか??
上記の通りです。
しかしどの様にするのが正しいかは、一般的な方法がある訳ではありません。
それを決めるのは会社の業務フローとその処理を定めた財務処理規定などの文書です。
要するにそういった会社の定めたルールに基づいて処理をすれば良いわけで、
「○○すべきでしょうか?」と聞かれても、私は御社の社長でないので、
間違っているとも誤っているとも言い様がありません。

>とありますが、七・五・三というのはどういう意味ですか???
悲しげさんが書いて下さっているとおりです。
私ら技術系の人間は、数字に関しては大ざっぱな計算をします。桁数だけ合っていれば良いという精度で。
大ざっぱに割り算をするには、除数を素因数分解して、素因数で割ってゆきます。
かつて、消費税率が5%になった時、「今度は105で割り切れるのでは」と一瞬思ったのですが、
駄目だったんですね。
素因数に3と7が入っていましたから。

佐田守弘(KS-00119)
25472 Re:消費税のズレ・・・ 宮城 2004/03/16-23:56
記事番号25383へのコメント
ゆきさん、宿題をまとめてやっておきます。

> 赤黒 って何でしょう???

平たくいえば「訂正」処理のことです。ある日の Aさんへの売りは 100円は間違いで
Bさんだったという場合、いったん建てた Aさんへの売りを取り消すんじゃなしに、
Aさんへ -100円の売りを建て(赤伝票)改めて Bさんへ
100円の売りを建てます(黒伝票)。称して「赤黒」。マイナス 4.5を四捨五入するとどうなるかというのが
気にかかっていたのですが(勘違いかもしれませんがマイナス 4と教わったような・・・)、
桐は絶対値でやっているようで問題なしです。

Σ([単価]*[数量])

ですが、33円の品物 3個と 77円の品物 7個を買ったときの計算をはしょって記述したものです。
この場合 638円ですね。
これに 5%かければ切り捨ての場合消費税は 31円。
ところが、個別に計算すると 4円と 26円であら不思議 30円。
かような話ではないかと想像いたしました。

で、この場合、31円をフィックスしておいて、差額 1円を別仕訳してはいかがということです。

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