MS−DOSver.7.0で桐ver5を使うには |
1997年 6月29日更新 |
Windows95のマシンでどうしても以前のMS−DOSのような環境で、(GUIを使用しない)桐を組み込みたいというときがあります。 Windows95にはMS−DOSver. 6の次期バージョン(通称MS−DOSver.7.0)といわれるものが隠されており、このモードでMS−DOSアプリケーションを使用することができます。 |
1.まず、ルートディレクトリにある「MSDOS.SYS」をメモ帳等のエディタで読み込みます。 Win95では、「MSDOS.SYS」はテキストファイルとなりました。ただし、このファイルは 不可視属性、リードオンリー属性がついているので、これをはずしておいてください。 (エクスプローラでMSDOS.SYSにカーソルをあわせ、右クリックしてプロパティを左ク リックし読みとり専用と隠しファイルのチェックをはずす。エクスプローラで表示され ないときはオプションですべてのファイルを表示を選ぶ。) 2.BOOTGUI=1 のところを BOOTGUI=0 に書き換えて保存する。 3.再起動すると、MS−DOSのプロンプトがあらわれます。 4.この状態では、CONFIG.SYS も AUTOEXEC.BAT も生きてくるので、松茸は、CONFIG.SYS に組み込むか、ADDDRV で組み込みます。 5.桐インストールプログラム(KV5)で桐をインストールします。 6.桐を起動するバッチファイル(KIRI.BAT等)を実行すると普通に桐を使用できます。 7.Windows95を使用するには、Win3.1のようにプロンプトから、 C:\>WIN とタイプすれば 実行できます。 いったんWindows95を立ち上げ、MS−DOSモードで再起動するを選んでプロンプトを表示し、 桐を使っている人もいるようですが、上記の方法ですと電源を入れてすぐに使用できるので便利 です。 私は、Windows95では不安定なので、職場ではこの方法をとっております。 しかし、Windowsを使用していて桐に戻りたいときは再起動する必要があるので、自宅では、 Windows95の中に組み込んでおります。 どちらをとるかは、利便性をとるか安定性、信頼性をとるかによると思います。 |
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