桐ver.9って?

2011年11月03日更新

トップページへ戻る


発売日 2002年10月18日

商品構成
●ノーマル版
CD−ROM、ライセンス証書、登録葉書、マニュアルAセット

●E割版(エクセルユーザー向け)
ノーマル版と同じものが入っているが、ユーザー登録時にエクセルのライセンス番号が必要。

●学割(教育機関に通う学生または教員向け)
ノーマル版と同じものが入っているが、購入の際に学生証もしくは職員証の提示が必要。

●これっ桐
CD−ROM、ライセンス証書、登録葉書のみでマニュアルなしのローコスト版

●バージョンアップ料金 18,000円
Windows版桐ご登録ユーザ様には「バージョンアップ申込書」が郵送されている。

詳しくは管理工学研究所のホームページを見てみよう。http://www.k3-soft.com/


桐ver.9に至るまで

1995年2月
 桐ver.5発売の1年後、桐の登録ユーザーに「桐の事例集98選」と「桐ver.5とWINDOWS用データベースソフトはどう違う?」という冊子が送付された。その中でWindows対応版桐の開発推進中とのコメントがあった。
1995年11月
 世の中、Windows95フィーバーの時期に「桐 for Windows95」の予告カタログとオートデモのCD-ROMが発表された。パソコン雑誌でも「おとなの解放区、ただいま鋭意開発中です」との広告が入った。
  おとなの解放区。
  Windowsとして晴ればれとした能力は言うまでもない。陽を当てたいのは、それを操るひとの気持ちを豊かにす
  抱擁力があることだ。自由奔放に大地を駆け、遊び、考え、発見する子どもたち。まだ見ぬ世界へ果敢に挑むが

  ゆえに、時には苦境に遭遇する彼らを静かに見守る大樹のように。急な夕立の傘となり、北風の盾となり、疲れ
  た体に涼しいベッドをつくり。こんどの桐は、ハタ!という時にさりげなく手をさしのべてくれる大きな優しさ、
  も心の支えとなる深い優しさに満ちている。一見、目立たないところが、とてもおとなっぽくて微笑ましい。

    大きな違いは4点パソコンに向かったら、想い出してみてください。
    MultipleTableDisplay、Form in FreeArea、Zoom-inScreen、FormButton
  ただいま鋭意開発中です。−−桐forWindows95
1996年9月
 DEMO版CD-ROM「栞」(しおり)が発表された。Win版桐の全貌がかなり明らかになってきた。
1997年5月
 桐ver.6の出荷予定日、価格、出荷計画等が正式に発表された。
1997年7月
 機能制限付きの評価版「桐ver.6<七夕バージョン>」通称「七夕桐」が無料配布された。(1997年12月25日までの使用期間限定付き)
 桐の最新情報を一般公開するため、管理工学研究所公式ホームページが開設された。
1997年9月
 幕張メッセで行われたWorldPCExpoで、桐ver.6のβ版「お月見桐」が発表された。
1997年10月31日
 桐ver.6の製品バージョンが、58,000円(キャンペーン価格38,000円、桐ver.5ユーザーへの優待価格20,000円)で発売された。桐ver.5登録ユーザーには、バージョンアップの案内と同時に、機能制限なし1998年2月2日までの使用期間限定付きの体験版CD-ROMが送られた。また、解説本等には1998年8月8日までの使用限定付きの体験版CD-ROMが付けられた。
  その国には文化があります。
  フランス人にはフランスの、日本には日本の。
  輸入ものでは出せないニュアンスが、桐。
  日本独特の「体温のようなもの」が息づいている。
  アン、ドゥ、トロヮと、主張する。--新しい舞台へ桐ver.6
1998年3月23日頃
 結合表、レコードロック、外部DB機能を付加した「桐7補完計画」のCD-ROMとリファレンスマニュアルが、桐ver.6の登録ユーザーに無料送付された。
1998年5月
管理工学研究所より桐ver.7の発売日が正式に発表された。
1998年6月
登録ユーザーに桐ver.7発売のお知らせが届く。桐ver.6は5万人のユーザー数となる。
1998年7月末
一括処理、履歴等の機能を付加した「桐ver.7」が発売された。
1998年11月14日
WindowsNT4.0、Windows98で動作する「桐ver.7.1」(58,000円)が発売された。
「桐ver.7.1」の新規購入ユーザーは「桐ver.8」へ無料でバージョンアップすることができる。
「桐ver.7」の登録ユーザーは5000円(税別)で「桐ver.7.1」へ機能追加することができるが、「桐ver.8」へのバージョンアップは有料となる見込みである。
  その国には、文化があります。
  データ、ドコダ。ココダ、ニッポン。--桐ver.7.1
1998年12月18日
桐ver.7.1(up1)が管理工学研究所のホームページで発表され、同時にダウンロード可能となる。
1999年4月19日
不具合がいくつか改善された桐ver.7.1(up2)が管理工学研究所のホームページで発表され、同時にダウンロード可能となる。
1999年6月末
グラフ、イベントハンドラ等を搭載した「桐ver.8」が発売された。
1999年7月5日
桐 ver8の「一括処理オンラインヘルプ」の内容を、「PDFファイル」として出力したものが「桐8サービスパック1」として管理工学研究所のホームページで発表され同時にダウンロード可能となる。
1999年8月
桐ver.8のプログラム修正ファイルとPDFオンラインマニュアルを含んだ、「桐ver.8サービスパック2」がベクターHPより
ダウンロード可能となる。これにより桐ver.8はアップデイトされ、バージョン番号は「桐ver.8sp2」となる。
1999年11月末
「桐ver.8sp3」が発表された。
2000年2月16日
「桐ver.8sp4」が発表され、管理工学研究所のホームページからダウンロード可能となる。
CD-ROMで欲しい場合は管理工学研究所のユーザーサポートにて有償(\2,100)で対応。
2000年5月17日
「桐ver.8sp5」が発表され、管理工学研究所のホームページからダウンロード可能となる。
Windows2000に正式対応され、いくつかの一括処理コマンドが追加または機能拡張された。
2000年8月
当HP、【多遊】さんのHPで「桐ver.8sp6β1」テスタの募集がなされた。
2000年9月
「桐ver.8sp6」の発表に向け、桐ver.8sp6β2」テスタの募集がなされた。
2000年10月
いくつかの機能追加と不具合が修正された「桐ver.8sp6」が発表された。
2001年9月19日〜22日
幕張メッセで開催された「WORLD PC EXPO」でいくつかの新機能が追加された桐ver.9の概要が公表された。
(ただしこの時点では発売時期は未定であった。)
2002年7月15日
桐ver.9の発売に関する最新情報が管理工学研究所のHPに掲載された。
2002年7月23日
桐ver.9β版が管理工学研究所のHPからダウンロードできるようになり、一般ユーザーによるテストが行われた。
2002年9月24日
桐ver.9の発売日が決定され、β版のダウンロードが終了した。
2002年10月18日
エクセルとのデータ交換が容易になった桐ver.9が発売された。そして、16日〜19日まで行われたワールドPCエキスポ期間中に桐9のデモが行われた。
2003年2月13日
「桐ver9シェアウェア版」が発表された。
2003年2月27日
「桐ver9 for メタフレーム版」が発表された。
2003年3月3日
「桐ver8sp7」が発表された。(桐ver.8の改良はこれで最終となる)
2003年3月28日
「桐ver9sp1」が発表された。
2003年5月16日
ターミナルサーバー、メタフレームサーバーに対応した「桐forTSE」の発売が開始された。
2003年9月16日
Excel2003の発表に対応して、桐9−2004の緊急発売が発表された。
2004年12月10日
QRコードが印刷できる桐9-2005(2004sp2)が発売された。
2005年12月 9日
セキュリティ機能が強化されたセキュア桐(桐9-2006(2004sp3))が発売された。
2007年6月
WindowsVistaに対応した桐9-2007が発売された。
2008年12月
Windows7に対応した桐9-2009が発売された。
(キャンペーン期間中、2008年12月22日メーカー出荷分までメーカーロゴマーク入りUSBメモリ(セキュリティ機能付き/2GB)が付属した。
2010年11月
桐9-2009 桐発売25周年記念特別版が発売された。
(アイ・オー・データ機器製USBメモリ4GBタイプを特典として商品に添付)
2011年9月29日
Excel2010に対応したクロス・エクセル機能を搭載した桐9-2012が発売された。
(アイ・オー・データ機器製USBメモリ8GBタイプを特典として商品に添付)
2013年10月25日
消費税の変更に対応した機能(#消費税率の追加)、Excel2013に対応、桐資産の活用支援向けコマンド群を搭載した桐9sが発売された。

桐ver.9の特徴

DOS版との比較
 Windows95対応となり、Windowsの作法による操作方法が従来の操作方法(ファンクションメニューやスラッシュメニュー)に加わった。
 従来の初期メニューは、桐ファイルパレットに代わった。
 表の基本仕様では、最大レコード長が1レコード当たり8,000バイトに増加、最大項目数が2,000項目まで増加した。
 従来の文字列、整数、数値、通貨のデータ型に加えて、長整数、実数、日時、時間、カウンタのデータ型が加わった。
 登録できる条件名が増えた。
 印刷用帳票はレポートに代わり、一覧表印刷とともに大幅に機能が強化された。
 画面表帳票はフォームに代わり、これも大幅に機能強化がなされた。
 表の編集では、DOS版桐とWindowsの操作に慣れていればすぐに使えるというのが印象だ。表計算ライクな画面も従来通りなので始めてのユーザーにも受け入れられやすいだろう。
 ただし、従来帳票と呼ばれていたフォームやレポートの作成は単に名前が変わっただけでなく全く別のソフトに生まれ変わっている。従来からの桐ユーザーは慣れないうちはとまどうかもしれないが、より高度な処理ができるようになっている。簡易作成やテンプレートの機能を使って作成すると意外と簡単に作成することができる。
Windows版桐ver.6/7/7.1/8との比較
 桐ver.7では一括処理(マクロ)や履歴の機能が追加され、桐ver.8ではあらたにイベント機能が搭載され、フォーム一括処理を連動させることによりより細かい処理が可能となった。また、ver.6やver.7では見送られていたグラフ機能もver.8で復活した。
 桐ver.9ではエクセルとのデータ交換を簡単にできる機能、データの表示や入力をわかりやすくしたこと、年賀ハガキや宅配伝票などレポートのテンプレートをわかりやすくしたことなどさらにパワーアップされた。

インストールについて

 桐ver.9のセットアップは、一般のアプリケーションソフトと同様CD-ROMを挿入すると自動実行され、画面の指示にしたがって操作すれば約2分くらいで簡単に終わる。
 桐ver.9のβ版を組み込んである場合は事前にアンインストールしておくことが必要である。
旧バージョン(桐ver.8)などを組み込んである場合は、桐ver9をインストールする前に削除するかどうかの確認がある。
 HDの必要容量は、180MB以上。(実際の運用にはこの他に200MB以上の空き容量が必要)
 他のアプリに見られるような標準セットアップ、カスタムセットアップ、最小セットアップという選択はできない。
 セットアップの途中でシリアル番号の入力が求められるので、添付のライセンス証書に書かれているものを入力する。
これは、必ず行わないと次へすすめない。


桐ver.9の仕様

機器構成
対応OS Microsoft Windows98及び98SE(日本語版)
Microsoft WindowsME(日本語版)
Microsoft Windows2000(日本語版)
Microsoft WindowsXP(日本語版)
Windows95については動作しないこともないらしいが、動作保証はしないらしい。
CPU   IntelPentiumIII/Celeron以上を推奨
AMD Athlon(TM)/ADM Duron(TM)以上を推奨
対応機種 PC/AT互換(DOS/V)機
必要表示環境 SVGA(800×600)以上、XGA(1024×768)以上
ハイカラー(16ビット65536色)以上を推奨
必要HD空き容量 180MB以上(運用のためこの他に200MB以上の空き容量があることを推奨)
必要メモリ 128MB以上を推奨(OSの必要メモリ+16MB以上を推奨)
主な仕様
同時に開けるファイル数 最大255ファイル
ウィンドウ数 最大40
ファイル名 最大250文字
レコードロック 最大813レコード/表
置換と併合はロック数の制限なし
ファイルサイズ 510MB/ファイル
レコード数 510MB以内であれば無制限
レコード長 2〜8000Byte/レコード
項目数 2000項目/表
データ型 文字列、数値、通貨、整数、長整数、実数、日時、時間、カウンタ
仕様 表形式会話処理、グラフ作成、フォーム表示、レポート印刷、一括処理、イベントハンドラ、
履歴処理、結合表、外部データベース接続(ODBC)
表の仕様
検索 AND条件:最大128個、OR条件:最大10個
絞り込み(選択) 最大255レベル/表
行集計 グループ数最大10項目/行集計条件
総計、大計、中計、小計、小計1、小計2、小計3、小計4、小計5、小計6
表引き数 無制限
値集合 最大100個/項目
処理条件 条件数 各50個まで/表
表示、並べ替え、検索、単一化、重複行、置換、行集計、グラフ
転置集計、読み込み、書き出し、併合、一覧表印刷、定義印刷


トップページへ戻る