21:ExcelやLotus123等のデータを桐に移したい
 桐ver.5では、Lotus123のファイルを直接読込できる機能があったが、Win版ではないようです。
また、単純にCSV形式のファイルでデータのやりとりをしただけでは、項目名等の変更が面倒なので、専用の一括処理を作ってみました。
ダウンロードはこちら
ファイル名 csv_tbl.exe (自己解凍型圧縮ファイル、ファイルサイズ6KB)
ダウンロードしたらこのファイルを実行して下さい。
CSV_TBL.CMD と CSV_TBL.K3 の2つのファイルが作成されます。

ただし、桐ver.7.1以降(v8含む)では、CSVファイルを直接開いて表を作成する機能が追加されましたので
この一括処理は桐ver.7でのみ有効です。(桐ver.6では一括処理が使えない)
この一括処理の使い方
EXCEL、Lotus123での操作
 変換したいデータのワークシートを開いて、CSV形式で保存します。

桐ver.7での操作
 ファイル→開くでこの一括処理ファイル(CSV_TBL.CMD)を選択するだけで実行します。
 ファイル名を入力する画面になるので、EXCEL等で作成したCSVのファイル名を指定します。
 自動的に表が作成されいったんCSVファイルのすべてのデータが読み込まれます。
 次に↓↑またはマウスで項目名にしたい行を指定して、Enterキーを押します。(クリックはききません)
 後は、自動的に処理をして一括処理は終わります。
 CSVのファイルと同じ名前の表ファイルが作成されるので、そのファイルを開き、再定義画面でデータに合わせてデータ型等を適宜変更して下さい。

自動実行で行う処理
 CSVファイルを元に表を自動作成。
 指定した行で項目名のない列の削除。
 指定した行のデータを項目名とする。
 項目名より上の行は自動的に削除。

注意事項
 桐では、同じ名前の項目名を複数作ることはできません。
 指定する項目名にする行に同じデータが複数あるとエラーになります。
 その場合、EXCELやLotus123等で修正してから、CSVファイルを作って下さい。

以下はこの一括処理のソースです。
*CSVファイル→桐表読み込み変換プログラム Copyright(c) 1998 KoujiHabata

変数宣言 固有,文字列{&フォルダ名,&ファイル名1,&ファイル名}
変数宣言 固有,数値{&判断,&項目位置,&行位置}

ファイル名入力 初期値="*.csv",プロンプト="",&ファイル名1
  &ファイル名=#ファイル名(&ファイル名1,2)
  &フォルダ名=#ファイル名(&ファイル名1,5)
  ファイル名変更 &フォルダ名+&ファイル名+".csv",&フォルダ名+&ファイル名+".k3"

表作成 &フォルダ名+&ファイル名+".TBL",定義ファイル="csv_tbl.k3",データファイル名=&フォルダ名+&ファイル名+".k3"

処理行指定 &判断,表,ガイド="項目名にする行を指定して下さい",画面消去=する
行番号 &行位置
属性自動設定 未定義値項目削除=する,表示幅ゼロ項目削除=する

&項目位置=1
  繰り返し (&項目位置=<#項目数)
   ジャンプ 行番号=&行位置
   コマンド "項目名変更 ["+#文字列(&項目位置)+"]="+#TRIM(#項目属性(&項目位置,0),4)
   &項目位置=&項目位置+1
  繰り返し終了

ジャンプ 行番号=先頭
絞り込み 行数=&行位置
行削除 *
絞り込み解除 *
表整理 余白割合=10

  ファイル名変更 &フォルダ名+&ファイル名+".k3",&フォルダ名+&ファイル名+".csv"
確認 &フォルダ名+&ファイル名+".TBL を作成しました。"
終了

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