24:2台以上のパソコンをネットワークでつないで一つの表を共有したい |
ここでは、2台のパソコンがすでにつながられてネットワークが構築されているという前提で説明いたします。 パソコンの接続のしかたについてはこちらをご覧下さい。 AというパソコンとBというパソコンがあり、共有したい表ファイル(TBL)はAのパソコンのC:\DATA\というフォルダに入っているとします。 Aのパソコンの設定 利用者の作業状態を管理するために作られる共有管理情報ファイルの保存場所としてもう一つ下にC:\DATA\KYOYUというフォルダを作成します。(フォルダ名は例ですのでこのとおりでなくてもいい) マイコンピュータをクリックし、作成したフォルダを右クリックしプロパティを選び、[共有]タブをクリックして、[共有する]をクリックします。とりあえず共有名はフォルダ名と同じにします。アクセス権の種類はフルアクセスを選びます。(C:\DATAとC:\DATA\KYOYU、2つとも設定します。) Aのパソコンの桐を起動して、[ツール]→[環境設定]→[フォルダ]タブ→[高度な設定]をクリックします。 [ネットワークで使用する]にチェックを入れ、共有管理情報ファイルの場所の[...]をクリックして C:\data\kyoyu\と入力されるようにします。 [このマシン上にあるローカルな桐データファイルを他ユーザーと共有する]にチェックを入れ、共有番号は 共有-1、共有名はdata、共有データフォルダにはC:\data\を入力して次々とOKを押します。 [この設定は再起動されない限り有効になりません。ただちに桐を再起動しますか?]と表示されたら[はい]を押し、桐を再起動します。 Bのパソコンの設定 ネットワークコンピュータをダブルクリックします。 Aのパソコンのコンピュータ名が表示されたらそれをダブルクリックします。 もし表示されなかったら、何度かネットワークコンピュータをダブルクリックしてトライしてみます。 それでも表示されなかったら、Windowsのネットワークを再確認して下さい。 dataというフォルダ名が表示されたら、それをクリックして選択します。選択した状態で[ファイル]→[ネットワークドライブの割り当て]を押します。[ネットワークドライブの割り当て]のウインドウが表示され、ドライブ名を指定して(例えばE:)OKを押します。 Bのパソコンの桐を起動して、[ツール]→[環境設定]→[フォルダ]タブ→[高度な設定]をクリックします。 [ネットワークで使用する]にチェックを入れ、共有管理情報ファイルの場所の[...]をクリックします。 ’A’のData(E:)というようなネットワークのドライブ名があるのでそれをクリックするとその下にkyoyuというサブフォルダが現れるのでそれを選んでOKを押します。 共有管理情報ファイルの場所にはE:\kyoyu\というフォルダ名が入ります。 次々とOKを押すと、[この設定は再起動されない限り有効になりません。ただちに桐を再起動しますか?]と表示されますので[はい]を押し、桐を再起動します。 後は、Aのパソコンの桐からは、C:\dataにあるファイルを、Bのパソコンの桐からは’A’のData(E:)にあるファイル(同じファイル)を双方とも共有のチェックを入れて開きます。 このようにして、2台のパソコンの桐から共有モードで開くことによって、ひとつのファイルを同時に編集することができます。(レコードロックの機能により相手が編集していないレコードは自由に修正することもできます。) なお、桐のネットワーク環境の設定におけるポイントは、クライアント側からの、共有管理情報ファイルの指定先を、ネットワークドライブを割り当てたフォルダそのものでなく、一つ下のフォルダに設定するところにあります。 トラブル情報にも参考となることがらを載せてあります。こちらをクリックして下さい。 |