Windows版桐のトラブル情報

1998年 8月16日
どんなソフトでも発表されたばかりのものにはバグはつきもの。明らかなバグやそうでないものまでのあれこれ。
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1.セットアップ時のエラー

2.起動時のエラー
3.一覧表印刷でのエラー
4.ファイルを開く時の不具合
5.Shift+F4
6.ヘルプ(関数一覧)
7.エラーメッセージ
8.ネットワーク環境の設定に関することNEW
8.ネットワーク環境の設定に関すること
 桐ver.7でネットワーク環境を設定する際、(こちらを参照)共有管理情報ファイルの保存場所にルートディレクトリを設定すると「設定したフォルダに書き込み権がない」といったエラーメッセージが表示されて、設定がうまくいきません。この事象の対応として共有管理情報ファイルを作成するためのサブディレクトリを作成することで回避することができます。
 ただし、桐ver.6ではルートディレクトリを設定することが可能であったため、この現象は桐ver.7の不具合とされており、1998年10月〜11月頃に修正版の作業が完了する予定だそうです。(配付方法は未定)
7:エラーメッセージ
 よくあるエラーメッセージをまとめてみました。
 こちらをクリックして下さい。
6:ヘルプ(関数一覧)
 ヘルプの関数一覧で詳細説明を見るために、その関数のところをダブルクリックすると「このプログラムは不正な処理を行ったので強制終了されます」というエラーが表示され、詳細説明を見ることができないことがある。(特にシステム関数)初期型桐ver.6では何ともなかったが、桐7補完計画で起きる現象である。桐7補完計画には、DOS版桐のような関数のリファレンスマニュアルがついていないので残念である。
桐ver.7では改善されている。
しかも、しっかりとした関数リファレンスもついている。
5:Shift+F4
 表定義の時に項目名を入力しようとして、Shift+F4を押すと「このプログラムは不正な処理を行ったので強制終了されます」というエラーが表示され終了してしまう。初期型桐ver.6では正常だったが桐7補完計画で起きる現象である。
 登録ユーザーには管理工学より、お詫びのハガキが届いている。桐ver.7では修正する予定だそうだ。
回避方法
 項目名の指定には、被ふりがな項目での入力の時は、▼をクリックして項目名のプルダウンリストから選ぶ。項目計算式での入力の時は・・・をクリックして式入力エディタで選ぶ。

桐ver.7では改善されている。
4:ファイルを開く時の不具合
 一部の機種で、環境設定でデータパスをハードディスクにしているにもかかわらず、ファイルを開くとき不用にFDにアクセスしてガッガッガッという音をたててからハードディスクを読込にいくことがある。使用機種のFDドライバに依存した現象だが、桐7補完計画では修正されている。
3:一覧表印刷でのエラー
 表の一覧印刷をするとき、書式→列属性→日本語フォント指定まで行き、入力のためのカーソルを点滅させたまま、他の項目をクリックすると、「このプログラムは不正な処理を行ったので強制終了されます」というエラーが表示され、ファイルを保存することなしに終了してしまう。また、行集計を行い、集計行のみの段組印刷を実行しようとしても段組にならない。
 どちらも桐7補完計画では修正されている。
2:起動時のエラー
●DBエンジンの初期化に失敗しましたというエラーが出て起動できない。
 正常にセットアップしたのに、このエラーが出て起動できないことがあるらしい。
 原因はハードディスクの空き容量不足らしい。
 空き容量10MB程度では、起動はできるがツール−−>環境設定が動かなくなる。最低限50MB程度の空き容量が必要らしい。

●桐6を起動しようとすると「不正な処理によりプログラムの強制終了(KFWCLIB3.DLL)」というメッセージが出て起動出来なくなり、再インストールしないと利用できなくなる。
<対処方法>
"B:\Program Files\KIRIV6\System\Kiriw.ini"のファイルを消してから、桐6を起動する。
ただし、桐の環境はすべて戻ってしまう。
(注)インストール環境によりドライブ名は異なります。
1:セットアップ時のエラー
 セットアップ時に「Windows\SYSTEM\viewers\VSTBL.DLL 転送中」となったところで「ファイル書き込み中にエラーが発生しました」と表示されセットアップできないことがある。
 管理工学によると、Windows95のクィックビューワ機能との互換性の問題で発生しているとのこと。対処手順は次の通り。
1)Windows95の組み込まれているドライブの\Windows\SYSTEM\の中の Viewers のフォルダー名を一時的に Viewers1 に変更してから、桐をセットアップする。
2)その後、Viewers1 のフォルダー名を Viewers に戻す。 


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